橘和奈×サイゾー連動企画03

橘和奈は爽やかにストイック サイゾー連動インタビューその2

橘和奈は爽やかにストイック サイゾー連動インタビューその2の画像1
橘和奈(写真:近藤宏一)

 橘和奈の雑誌「サイゾー」連動企画第3弾。

【橘和奈】被災者の想い響く愛読書

 女優でモデルの橘和奈は、当サイトの旗艦メディアである雑誌「サイゾー2025年2月号」(2024年12月26日発売)のグラビアページに登場。これを記念して、サイゾーオンラインでは昨年末より橘和奈の3カ月連載を始めている。

 今回は、彼女の魅力や素顔に迫るインタビュー連載の2回目。正月配信ということで、2024年を振り返ってもらいながら新年の抱負を語ってもらった。

【橘和奈(たちばな・あいな)】
大手航空会社の元CAで、抜群のビジュアルを武器に2023年4月に「FRIDAY」(講談社)のグラビア企画でデビュー。各誌を彩りながら、舞台作品やYouTubeバラエティへの出演でも話題を集め、さらには故郷・福島の復興プロジェクト「HAMADOORI13」のPRリーダーを務めるなど幅広く活躍している。X@_aina222Instagram@a_i_n_a_222

ストイックでチャレンジングな橘和奈

――CAからグラビアアイドルというのは思い切った転身だと思いますが、もともと芸能界に興味があったんですか?

橘和奈(以下、橘) グラビアは好きでよく読んでいたんですけど、それを見て自分もやりたいと思ったことは1回もなかったんです。気圧の変化などが原因で耳を痛めてしまってCAを辞めたのですが、その後は故郷に戻って実家の農家の仕事をしようと思っていました。

 けど、事務所の方から芸能のお仕事で声をかけてもらった時に「農家は逃げないから」という話をされて、確かにそうかもなって。それまで私は海外留学をしたりとか、自分の中で結構チャレンジをしてきたので、もう1回チャレンジしてみるのもいいかなという気持ちで今のお仕事を始めました。

――初めてグラビアに挑戦したときはどうでしたか?

 その時に臨める限界の姿で臨んだんですけど、いま見ると反省点ばっかりです。写真慣れしていないので表情が硬くて……。

 ポージングもいろんな雑誌を読んだり、検索したりして勉強していたつもりだったんですけど、うまく動けませんでした。

 朝5時集合で終わったのが夕方くらいという長い撮影でしたが、それだけ撮っても「本当に誌面に載せてもらえるんだろうか」と心配になるくらい、反省点が多くて不安が大きかったです。

 だから雑誌に載ったときは本当にうれしくて、発売日の深夜にコンビニへ買いにいったのもいい思い出です。

――今はグラビア撮影にも慣れてきましたか?

 自分なりに練習したこともあり、だいぶ慣れてきました。最初のころに「目力が強ければいいってわけじゃないんだよ」ってカメラマンさんからアドバイスしてもらって、確かにグラビア雑誌を見るとみんな「ふっとした顔」で撮ってるなと思って。だから家で「ふっ」の練習をしましたね。

 あとカメラマンさんに眉毛のあたりの筋肉を緩める方法を教えてもらって、それも練習しました。身体も絞ってデビューのころから5キロくらい落としています。グラビアで人に見られるようになってから、例えば腰くびれの位置とか、細かいところまで気にするようになりましたね。

 私はデビューが遅いので、グラビアをできる期間が限られているかなって思うので、ひとつひとつのお仕事を大事にしたいという思いでやっています。

――2025年の抱負をお願いします。

 グラビアのお仕事は引き続き一生懸命やっていきたいです。その一方で、最近はドラマなどの女優業のオーディションを日々受けています。落ちてばかりなんですけど、落ち込まずにどんどん数をこなしてプラスにしていき、オーディションに受かってテレビドラマに出られたらと思っています。

 それと、舞台にまた出演できるようになりたいです。自分の中で『リベンジしたい』という思いがあるので……。

――リベンジというと?

 デビューしてから舞台に2回出演させていただいたのですが、そのときは自分の全力を出したつもりでも、振り返ってみたら「もっとこうできたな」とか、反省するところがたくさんあったんです。「もっと共演者の方々としっかりコミュニケーションを取るべきだった」というのも大きな反省点でした。

 当時はセリフをちゃんと覚えて、舞台で演技をすることだけに必死になってしまって、あまり周りが見えていなかったのだと思います。ですから、もしまた出演の機会をいただけるなら、共演者の方々とのコミュニケーションを大事にしながら、舞台をやり切れたらいいなと思っています。

橘和奈は爽やかにストイック サイゾー連動インタビューその2の画像2
橘和奈(写真:近藤宏一)

 己に厳しい橘和奈には、さらなる大飛躍を期待したい!

(文=佐藤勇馬)

【橘和奈グラビアスライドショー01】

【サイゾーオンライン橘和奈連載予告】
#04:01月09日(木)13時公開
「橘和奈サイゾーSPスライドショーvol.2」

#05:01月16日(木)13時公開
「橘和奈インタビュー3 ハマっているコト」

#06:01月23日(木)13時公開
「橘和奈サイゾーSPスライドショーvol.3」

#07:01月30日(木)13時公開
「橘和奈インタビュー4 推し福島」

#08:02月06日(木)13時公開
「橘和奈サイゾーSPスライドショーvol.4」

#09:02月13日(木)13時公開
「橘和奈インタビュー5 私の青春」

#10:02月20日(木)13時公開
「橘和奈サイゾーSPスライドショーvol.5」

#11:02月27日(木)13時公開
「橘和奈インタビュー6 私と東日本大震災」

#12:03月06日(木)13時公開
「橘和奈サイゾーSPスライドショーvol.6」

佐藤勇馬

1978年生まれ。新潟県出身。SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。著書に『ケータイ廃人』『新潟あるある』がある。

X:@rollingcradle

最終更新:2025/01/02 13:00