元モー娘。辻希美の長女・希空が顔出しデビューも“親子でモーニング娘。加入”が難しい事情
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モーニング娘。の元メンバーの辻希美と俳優・杉浦太陽の長女の希空が自身の17歳の誕生日である11月26日、“日常発信用”としてインスタグラムのアカウントを開設し、芸能事務所「LUV」に所属することを発表。
同日夜には公式YouTubeチャンネル「希空ちゃんネル」も開設し、初めての顔出しを果たした。
希空は以前より辻のブログやSNSなどには顔を隠して登場しており、8月に開設したTikTokのアカウントではサングラスを掛けて踊る姿などを披露しており、芸能活動開始の布石なのではないかと囁かれていた。
そうした中、今回ついに芸能界デビューを果たし、アカウント開設から2日でインスタグラムのフォロワーは50万人を突破、YouTubeチャンネルの登録者数も30万人を超えており、注目度の高さをまざまざと見せつけた格好だが、アイドル誌ライターは明かす。
「希空さんが所属するLUVは、主に若いインフルエンサーを中心にマネジメントを手掛けている事務所。今後はSNSでの活動を中心にインフルエンサーやモデルとして活動していくことになりそうです」
他方、11月27日には母親の希美がフジテレビ系『ぽかぽか』に出演し、娘の芸能活動開始にあたって家族で何度も話し合ったとし、「私は一緒にアイドルとしてデビューしたかったんですけど、本人のやりたいことは“ママとは違う”と言われた」と明かしており、誰もが想像したであろう“親子でモー娘に加入”といった展開は今後もなさそうな気配だ。
もっとも、前出のアイドル誌ライターは「その方が良かったのかもしれせん」と持論を語るとともに現在の「モー娘。」を取り巻く状況について言及する。
「モーニング娘。‘24」が所属するアイドル集団「ハロー!プロジェクト」では、毎年のようにオーディションを行っており、現在も「ハロー!プロジェクトオーディション」と「BEYOOOOONDSポテンシャルオーディション」の2つが開催中。
すでに応募期間は終了しているが、希空は年齢的にいずれのオーディションにも応募可能だったというが……。
「最近のハロプロの場合、オーディションで合格するメンバーと研修生から昇格するメンバーが半々くらい。新グループが結成される際は、基本的に研修生からの昇格となっています。オーディションでいいところまでいったけど不合格だった応募者が研修生となるのがほとんどで、小学校の高学年から中学1年生くらいまでのうちに研修生になるパターンが多いです。希空さんが高校2年生ということを加味すると研修生になってから昇格というのは考えにくく、オーディションで一発合格という道しかないでしょう」(同アイドル誌ライター)
だが、日本の女性アイドルグループの中でもパフォーマンスレベルが高いと言われているハロプロの場合、新メンバーにも高いスキルが求められる。
「ダンスや歌のスキルはもちろん、加入して数カ月でこれまで発表した楽曲の振り付けを覚えなくてはならない。オーディションでは、そういった過酷なミッションをこなせるかどうかも見ていると言われています。“辻希美の長女”ということで話題性があるのは間違いないですが、それだけでハロプロの新メンバーとしてやっていくのは難しい。
それに、最近のハロプロは『アイドルになりたい』や『タレントになりたい』というよりも、『ハロプロに入りたい』 といったモチベーションをもってオーディションを受ける子が多いのも特徴です。そう考えると、いわゆる“ハロヲタ”ではなく、インフルエンサーの方に興味のある希空さんがハロプロに入らないのは正解と言えるかもしれません」(同アイドル誌ライター)
アイドルとは違う道を選んだ希空だが、今後はどんな活躍が期待できるのだろうか。
芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「デビュー間もない時点で、すでにこれだけ世間の注目を集めているわけですからインフルエンサーとしての実力は推して知るべしですが、今は芸能人もマルチタレント化が進んでいますからね。
元テレビ東京のアナウンサーの森香澄さんのように当初はインフルエンサー転身とされながらも女優業やタレント業など活躍の場を広げていくケースは多々あります。希空さんに関しても自身が望むインフルエンサーを活動の中心に据えていく中で、将来的に歌手業や女優業、タレント業にも関心を寄せる日が来るかもしれませんし、ポテンシャルや話題性からそうしたオファーも当然来るでしょう」
満を持して芸能界デビューを果たした希空だが、今後もその動向が話題を振り撒きそうだ。
(取材・文=編集部)