【藤木由貴インタビュー】グラビア卒業前の心のうち
2015年にレースクイーンとしてデビューし、「日本一かわいいレースクイーン」として脚光を浴びた藤木由貴を直撃！
※本稿は2023年4月8日配信記事の再編集版となります。
【藤木由貴】
生年月日：1989年9月27日
出身：静岡県
身長：160センチ
スリーサイズ：B81・W58・H84（cm）
特技：お菓子作り
趣味：喫茶店、食めぐり、バレーボール、似顔絵
X＠yukichii927
Instagram＠yuki.grm
愛くるしい笑顔とスレンダーな肉体美でサーキットの女神として活躍した彼女は、「週刊プレイボーイ」（集英社）で本格的なグラビアデビューを飾るとさらに人気を高め、さまざまなグラビア誌を席巻することになった。
藤木は2018年にファースト写真集『Dear My Honey』（小学館）、翌19年にセカンド写真集『啓迪～けいてき～』（秋田書店）を発売するなど順調にキャリアアップ。2021年にはオークション限定という異例のカタチで3rd写真集『沼津の由貴』（サイゾー）を発表して大きな反響を呼んだ。これは沼津にある藤木の実家が舞台となったシチュエーションも異例の作品だ。
そして2022年11月21日に4th写真集『La vita è bella』（サイゾー）が発売予定。今作は全カット別となるオークション版『La vita è bella あなたとわたし』も200部限定で発売されるという異色の試みだ。
さらに年内にはグラビアイメージ作品の発売や雑誌グラビアの掲載も続くという藤木。ここにきてますますグラビア人気を高めそうな気配すら感じさせる彼女だが…。
実は年内でグラビアから卒業することを公表している。つまり、グラビアフィナーレに向けて爆走中というわけだ。
グラビア活動からの卒業を決意した藤木。心の内側を語ってもらったので、ぜひ最後まで読んでほしい！
グラビア卒業を決心
――グラビア卒業ということですが、これはいつ頃に決心したんでしょうか？
藤木由貴（以下、藤木） はっきりと決めたのは今年の夏くらいですね。でも、私の中では今年に入って「グラビア卒業」というのが頭にありました。
――そう思うに至ったワケは？
藤木 節目というか、どこかで区切りをつけたい気持ちはずっと持っていたんです。それが今年かなって。やりきったというのは少し違うのかもしれませんが、いろんな雑誌の表紙を飾らせてもらえましたし写真集も出させてもらって…。思い残すことはないくらい充実しているなって自分でも思えたんです。
――心残りはもうない、という感じでしょうか。
藤木 性格なのかな（笑）。私、新しいことにいろいろ挑戦したいタイプなんですけど、別のことを同時にやるっていうのが苦手なんです（笑）。だから、これまで力を入れてきたグラビアにもいったん区切りをつけてからじゃないと新しいことに挑戦できないというか…。不器用なんですよね（笑）。
――レースクイーンからの卒業も同じような理由で？
藤木 そうなんです。レースクイーンをやめるって決めたときも新しいことに挑戦したくて…。
――マジメなんですね。
藤木 好きなことだからやめるっていうか、中途半端にできないと思うので「卒業」っていう選択になるのかな。覚悟をもって次のステップに進みたいという気持ちもあるので、やっぱり「卒業」ってことになるんだと思います。
――作品やファンに対する責任感でしょうか。
藤木 責任感っていうほど大げさじゃないと思いますけど、スタッフの皆さんと「いいものを作る」ってなったときにダラダラしたくないというか、やっぱり全力で取り組みたいので、心身ともにそれができる状態でいたいと思っています。
――「卒業」はひとつのけじめなんですね。
藤木 そうですね。けじめをつけないとだらけちゃうので…。
――覚悟を決めてのグラビア卒業ということで、今後の展開が楽しみです。
藤木 「これに挑戦するぞ」っていう具体的なものはありませんが、いろいろと挑戦したいと思っています。
1st写真集と2nd写真集について
――グラビア活動は「週プレ」さんをはじめ、さまざまな媒体で活躍されており、かなり順調だったのかと思います。写真集もしっかり出されてますし。
藤木 グラビア活動を本格化させて、わりとすぐにファースト写真集『Dear My Honey』も決まりました。本当にありがたい限りです。
――ファースト写真集は、どんなテーマで？
藤木 撮影スタッフもよく知っている方々で、ありのままの自分をテーマに撮っていただきました。普段の私というか、みんなが知っている藤木由貴っていう感じでしょうか。
――海外ロケでしたよね。
藤木 そうなんです。私のリクエストを聞いてもらいまして。すごく楽しませていただきました。
――確かに楽しそうな笑顔が印象的でした。対してセカンド写真集『啓迪～けいてき～』は、すごく大人っぽい印象があります。
藤木 舞台は熊本で、大人のデートというか、「私と付き合ったら…」といったことがテーマだったので、ファーストよりぐっと大人な感じを目指しました。
――色っぽいシーンも印象的でしたね。
藤木 感情の抑揚をうまく表現したいと思って臨みました。
――打って変わって第三弾は異色作というか。
藤木 第3弾はオークション形式での販売ということで、私にとってもいろんな「初」がそろった挑戦でしたね。
――ご実家が舞台ですしね。
藤木 そうなんですよ。実家で水着になるっていう（笑）。すごく新鮮な経験をさせてもらい、面白かったし刺激的でした。
――オークションということで、落札順位帯ごとに付与される特典などもありました。
藤木 すごい豪華な特典ばっかりで私も驚きました。1位の方とはドライブデートとか。これまでになかった特典ばかりだったので緊張もしましたけど、ワクワクが大きかったですね。
――ファンの方の反応などはいかがでしたか？
藤木 皆さん、とても喜んでくれました。私もファンの方と一緒に楽しめましたので、すごく貴重な経験だったかなと。
ラストグラビア写真集にもオークション版が
――11月に発売を控える第4弾写真集もオークション版があるんですよね。
藤木 もう、とにかくみんなに早く見てもらいたい！
――どういった内容なんですか？
藤木 私との新婚生活がテーマになっていて、海辺の一軒家を舞台に「私の理想」を表現させてもらいました。
――オークション版というのは？
藤木 一般販売される『La vita è bella』とは収録されているカットが全部別なんですよ。だから、タイトルも『La vita è bella あなたとわたし』って変わってるんです。これ、すごくないですか？ 写真集を2冊同時に出すって、なかなか聞いたことがないと思うんです。
――同じテーマで写真集を2冊同時って確かにすごいですね。聞いたことがありません。
藤木 テーマは同じですけど、中身がぜんぜん違うんですよ。一般販売版は新婚生活の中でもグラビアっぽいカットが盛りだくさんで、オークション版では笑顔カットが豊富でカメラとの距離感がより近かったりっていう感じで作品のテイストがかなり違うんです。
――それは面白そうですね。
藤木 2冊も作ってもらえるなんて…豪華すぎて嬉しすぎます。
――価格は通常版が2000円（税抜き）で、オークション版の最低入札価格も2000円（税抜き）と、手に取りやすい価格帯のように思います。
藤木 2冊で4000円となりますので、ぜひ2冊で1セットという感覚で見てもらいたいです。見比べてもらっても面白いと思いますので。
――第4弾写真集にはショートムービーもついているんですね。
藤木 そうなんです！ これも見てほしい！
――写真と連動しているミニドラマが見られるとか？
藤木 藤木由貴の主演ドラマになっています（笑）。写真集の中に印刷されているQRコードを読み込むことでミニドラマが再生されるので、スマホ片手に楽しめると思います。ぜひ写真を見ながら動画も見てほしいですね。写真集に動画のQRって、あんまり聞いたことがないですよね。
――DVD付き写真集っていうのはよく聞きますが、動画視聴用のQRが埋め込まれた写真集って確かに聞いたことないですね。
藤木 編集部の方からは「日本初の試み」と聞いています（笑）。
――オークション版は特典も豪華のようで。
藤木 今回もいろいろ準備してもらいました。写真集に登場する小道具とかも特典になっていて、より作品との連動感が強まっているように思います。1位の方とは同じ時間と空間でふたりの思い出を作れるような特典になっていますので、私もすごく楽しみです。
――上位特典も気になりますが、オークション版の落札者全員に別冊でスペシャルフォトブックが付くっていうのが驚きです。
藤木 ホント、これすごいですよね。めちゃくちゃ豪華だと思います。雑誌の「サイゾー」さんで撮らせてもらったグラビアの未収録カットをまとめたグラビアブックが全員プレゼントって、大盤振る舞いにもほどがあるというか（笑）。
――A4判20ページのフォトブックが特典なんですね。
藤木 サイゾーさんらしいグラビアというか、『La vita è bella』とはまるで違う世界観なので、こっちもぜひ楽しみにしてほしいです。私、「サイゾー」さんのグラビアは初めてなので、最後の最後に素晴らしい経験ができました。ありがとうございます。
グラビアフィナーレに向けて
――さて、今週は藤木由貴祭りという感じがするほどグラビア露出が続きますね。
藤木 そうなんです。まずは「週刊プレイボーイ」さんのグラビアがあって、次に先ほどお話しした「サイゾー」さんの発売となります。そして週末には『La vita è bella あなたとわたし』のオークションが開催されます。
――ちなみに、「週刊プレイボーイ」さんはどんなグラビアを？
藤木 これがまたちょっとゾワッとする話なんですけど…。
――？？
藤木 『La vita è bella』のテーマが新婚生活ですが、「週プレ」さんのグラビアでは「結婚前夜」がテーマだったんですよ。
――おお、それはすごいシンクロですね！ 流れがばっちりじゃないですか！
藤木 ですよね（笑）。だから私も驚きました。結婚前夜のグラビアを見て、新婚生活の写真集を見てもらえたら最高ですね。
――その後はラストグラビア写真集『La vita è bella』の通常販売があり、イメージ作品などもリリースされます。今年いっぱい、ファンの方は藤木さんを満喫できそうですね。
藤木 満喫してもらえたらと（笑）。中でも、写真集『La vita è bella』はグラビアの集大成として臨ませてもらったので、ぜひチェックしてもらたらと思います。よろしくお願いします。
