CYZO ONLINE > 芸能ニュース > 工藤スミレ、傑作1st写真集は新進カメラマンと
工藤スミレ写真集特典会レポート

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚の画像1
工藤スミレ(写真:笠井浩司)

 アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の元メンバーで、現在はソロとして活躍する工藤スミレが、昨年12月15日にファースト写真集『スミレのように』を発売。それを記念して、1月19日に東京・秋葉原の書泉ブックタワーで発売記念イベントを開催した。

【工藤スミレ】写真集タイトル秘話

 イベント前の取材に応じた工藤は、写真集制作に込めた想いや撮影時のエピソードを披露。さらに、改名を機に新たなスタートを切った意気込みや、今後の目標についても語り、会場の報道陣から大きな注目を集めた。ファースト写真集に込めた特別な思いとともに、今後の挑戦にも期待が高まる内容となった。

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚の画像2
写真集の衣装で登壇した工藤スミレ

<工藤スミレ(くどう・すみれ)>
NEW PIECE所属/兵庫県明石市出身/2001年1月15日生まれ/身長164センチ/元アップアップガールズ(仮)/ヤンジャン「サキドルエースSURVIVAL SEASON12」優勝/2024年秋に工藤菫から工藤スミレに改名/公式X@suuchanzuuInstagram:suuchanzuu

コンセプトは秘密の花園

 完成した写真集を手にした感想を聞かれると、「写真集の制作が決まった時から完成を心待ちにしていたので、実際に手に取ると感慨深い」と喜びを表し、「アイドル時代から紙の写真集を出したい気持ちがずっとあったので、『写真集発売が決まれ!』と思っていました」と笑顔で語った。

 撮影は「去年の6月から9月にかけて月1回のペースで行い、スタジオや渋谷の街中、古びたアパートなどで、暑い中、汗をかきながら撮りました」と、多彩なロケーションで進められたという。

 写真集のコンセプトを聞かれると、「『秘密の花園』というコンセプトです。男子禁制だったり、見てはいけないものだったり、自身の『スミレ』という名前にちなんだ紫の花も取り入れたテーマにしています。大人になった工藤スミレを見てもらおうと金髪にしましたし、今日着ている衣装姿も写真集に入っています」と語り、写真集に込めた思いと新たな一面を見せたいという意欲をのぞかせた。

 お気に入りのショットは「レイアウトがすごく好きで、衣装やスタイリングもおしゃれで、遊び心とゲーム感覚がある、このページが好きです(掲載写真参照)」とページを見開き語った。

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚の画像3
写真集のお気に入りページを掲げる工藤スミレ

 写真集のカメラマンがグラビア系ではなく、新人の女性カメラマンだったことについて聞かれると、「水着や海など、よくある定番のシーンはなくて、ランジェリーや私服、室内の撮影が多かったです。私がおしゃれなものや個性的なものが好きなので、その方向性で作品を作りました。

 木全(虹乃楓/きまた・このか)さんという、私の1つ年上の女性カメラマンで、グラビアを初めて撮るということで、新しいもの×新しいもの同士で、何かが生まれることを期待していました」と、カメラマンと共に作り上げたことを強調した。

 色っぽいシーンについては、「お尻ショットが多いかもしれません」と明かし、そのページを広げ「お尻は『いいね』と言われるので、そこを意識して撮影しました」と語った。

 ファースト写真集について点数を聞かれると、「150万点中の150万点です」と答え、「最初に出したものが傑作すぎるので、ハードルが上がっていっているなと思っています」と続けた。また、今回のイベント用に準備された限定版のカバーについても触れ、「いま持っている表紙は書泉さん限定版で、私の名前にちなんで紫をテーマにしたデザインになっています」と明かした。

 ファンからの印象深いコメントについては、「写真集発売を機に改名しました。もともと漢字の『菫』だったのですが、カタカナの『スミレ』にしました。この『スミレのように』という写真集のタイトルも、『スミレはただスミレのように咲けばよい』という数学者の方の言葉にちなんでいます」と説明した。

 また、「改名の理由は、今年はお芝居などいろんなお仕事をさせていただけるように、もっと多くの方に知ってもらいたいという気持ちからです。この写真集をきっかけに、これから右肩上がりで成長できるよう頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚の画像4
写真集をギュッと抱きしめるスミレちゃん

とにかく働きたい

 2025年の目標としては、「先日24歳になり、もっとたくさん仕事をしたいと思っています。働いていないと生きている実感が湧かないくらい、仕事が大好きで、趣味のように感じています。今年も休むことなく働きたいですね」と話し、特にお芝居や舞台、映像の仕事に力を入れたいと意気込む。

 そして、「グラビアも、もっと多くの雑誌に出て、表紙を飾れるようになりたいです」と目標を掲げ、「可能であればセカンド写真集を出したいです。まだ出していない写真もあるので、もっとたくさんの方に私の魅力を知ってもらえたらと思っています」と続けた。

 また、プライベートの目標についても語り、「山登りがしたくて、まずは高尾山に行きたいです。東京に出てきて8年になりますが、まだ行ったことがないので、今年は山に登りたいです」と話し、「富士山には30歳になる前に登りたいと思っています。日本に生まれたからには登らなければと思っていますが、一緒に登る友達がいなくて、少しハードルが高いです(笑)。まずは高尾山の頂上で蕎麦とお団子を食べたいなと思っています」と冗談を交えつつ語った。

 さらに、「実家は兵庫の明石市で、海の町で育ったので、海に関わることができたらいいなと思っています」と、今後のプライベートな夢も明かした。

 そして、「1月25日と26日には、写真集未掲載のカットによる写真展を開催します。誰でもフリーで入場できるので、ぜひ足を運んでほしいです」と呼びかけた。

【工藤スミレ】没個性のスミレ写真集

 今回の写真集は、これまで見たことのない工藤スミレの新たな魅力が詰まった一冊であり、撮影のこだわりや多彩なロケーションから、作品にかける熱い思いが伝わってきた。改名を機にさらなる飛躍を目指す彼女の姿勢も印象的で、写真展にもぜひ訪れて、その世界観を堪能してほしい。

<工藤スミレ写真展>
場所:紙音館
住所:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-26-B1
Gmap:https://maps.app.goo.gl/6tVimMNouWn8hGLz5
日時:1月25日(土)12時~19時/1月26日(日)12時~19時

工藤スミレ、傑作写真集は新進カメラマンと二人三脚の画像5
天真爛漫な笑顔が最高!

(取材・文=笠井浩司/公式X@KKphotograph

【工藤スミレ写真集「スミレのように」書誌情報】
タイトル:スミレのように
モデル:工藤スミレ(くどう・すみれ)
撮影:木全虹乃楓(きまた・このか)
発売日:2024年12月15日
定価:税込5500円
版型:A4
ページ:192ページ
Amazon販売ページ:https://amzn.to/3ZVzICW

最終更新:2025/01/20 13:00