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週刊誌スクープ大賞

現職茨城県知事に「パワハラ疑惑」──職員13人自殺、精神疾患100人の衝撃

茨城県庁(写真AC)
茨城県庁(写真AC)

今週の注目記事・第1位「『茨城県知事の下で職員が13人自殺した』」(『週刊文春』3/20日号)
同・第2位「スクープ撮!『ミセス』Mrs.GREEN APPLEメンバーがIカップグラドルとお泊りデート」(『FRIDAY』3/28日号)
同・第3位「トリプルボギー不倫 女子プロ妻が悲痛告白『協会の心ない対応に苦しめられて』」(『週刊文春』3/20日号)
同・第4位「森山幹事長と農水官僚を操る『JAのドン』は何者か?」(『週刊文春』3/20日号)
同・第5位「石丸伸二氏に『恥を知れ』と批判された『居眠り』安芸高田市議の妻が自殺していた」(『週刊新潮』3/20日号)
同・第6位「小室圭さん“品格なき発言”に眉を顰める人々」(『週刊新潮』3/20日号)
同・第7位「山本太郎が『浮世離れ国会』を弾劾」(『サンデー毎日』3/23日号)
同・第8位「長野五輪を誘致した男が断 大番狂わせ『日本人がIOC会長』へ!」(『FLASH』3/25・4/1日号)
同・第9位「『ラブホテル』の文化史」(『週刊ポスト』3/28・4/4日号)
同・第10位「『おむすび』大失敗もどこ吹く風『橋本環奈』が目を付ける中国」(『週刊新潮』3/20日号)

プロゴルフ界トリプル不倫

 フジテレビから女子アナが逃げ出しているという。

 文春オンライン(3/16(日)14:27配信)によれば、椿原慶子アナウンサーと永島優美アナウンサーが電撃退社した。

「ふたりとも表向きは『子育て』に専念したいとのことでしたが、椿原アナは産休から復帰したばかりで、永島アナに至っては育休中での決断となりました。それぞれの発表によると、退社の意向を告げたのが昨年の10月と11月。偶然なのか、一連の問題が報道される直前だったこともあり、『子育て』だけが理由ではないのではと社内で噂されています」(フジテレビ関係者)

 しかし、これでは終わらなかった。

 フジテレビ関係者が明かす。

「若手有望株の岸本理沙アナウンサー(25)も退社を決断したというのです」

 今年の春で4年目になる岸本アナは将来を期待されている若手アナの一人だった。

「幼少期にアメリカで育ち、名門・慶應義塾大学に進学。環境経済学を学ぶ傍ら、大手芸能事務所のスターダストプロモーションに所属し、学生キャスターとして英語ニュースチャンネルのパーソナリティも務めていました。まさに鳴り物入りでフジに入社してきた才女です」(同)

 辞めた後は、フリーアナウンサーに転身するのではないそうだ。

「いえ、全く違う異業種に転職することが決まっているそうです。帰国子女ですし、かねてから海外に関わる仕事への憧れも話していたので、得意の英語力も生かせる職に就くのではないでしょうか」(同)

 ドロ船から次々に逃げ出しているということだろう。この流れは止まることはないだろう。第三者委員会の調査結果が発表されれば、さらなる“逃亡者”は増えるに違いない。

 フジテレビは断末魔を迎えているようだ。

 早速いこう。まずは新潮の橋本環奈から。

 視聴者から「ようやく終わる」と“期待”されたNHKの朝ドラは珍しいだろう。昨年9月から始まった橋本主演の『おむすび』は視聴率はボロボロだったという。

 文春が報じた橋本のマネージャーに対する度を超えたパワハラも影響したのかもしれない。

 歴代の朝ドラのワーストは倉科カナ主演の『ウェルかめ』(2009年)で、平均視聴率は13.3%だったそうだが、それを下回り、歴代最低になることが確実だというのである。

 どちらにしても橋本のイメージは地に堕ちたようだが、新潮によれば、「本人はまったく気にしていませんよ」(芸能デスク)。その理由は、

「本人も事務所も、頭の中は7月から始まる『千と千尋の神隠し』の中国・上海公演でいっぱいですから」(さる芸能関係者)

 昨年のロンドン公演では約30万人を動員したそうである。

 先の芸能関係者は、

「とにかく、この舞台で中国でのブレイクを狙っているようです。中国市場ではエンタメに、日本では1本2000万円は下らないと見られるCM稼業に精を出す。この両輪で、稼げるうちに稼ごうという考えでしょうね」

 しかし、1000年に1度の美少女として騒がれた頃のオーラは、彼女にはもうない。そんな「空気」は異国の地でも伝わるものだ。

 ましてや、ハラスメントの女王では、中国の人たちでも見限るのではないか。もはや橋本環奈の時代は終わったというしかないようだ。

 ポストが「ラブホテルの文化史」をカラーグラビアでやっている。懐かしい。

 ラブホは、江戸時代は「出合茶屋」。明治以降は「待合」と名前を変え、昭和初期には「円宿」というのが登場して、休憩1円、宿泊2円という時間制が導入されたという。

 戦後の復興と共に急増したのが「連れ込み旅館」。逆温泉マークのような怪しいものが光っているので、我々世代は「逆さクラゲ」などといっていたな。

 鏡張りの部屋があって、入るなりドキッとしたものだ。

 地方や郊外にはマイカー普及を背景に「モーテル」が出現。横浜郊外にできた「モテル京浜」には行列ができたという。

 私が一番覚えているのは「目黒エンペラー」だ。地上8階、地下1階の古城のようなラブホで、中には回転ベッドや、確か滑り台のようなものまであり、彼女と遊んだ記憶がある。

 しかし、1980年代後半からシンプル化していったという。それはラブホが「連れ込む場所」ではなく「カップルで一緒に入る場所」になってきたからだという。

 山手通り沿いにあった和食レストラン風な連れ込みも何度か行ったな。女性を「食事でもどう?」と誘い、少し酔ってきたところで、襖を開けると布団が敷いてある部屋があった。もうそんなラブホはないのかな?

 いやあった! 東京・国立市に「WATER HOTEL S 国立」というのがある。ここは料亭を営んでいた一族が経営していて、「生うにとキャビアのパスタ」が食べられるそうだ。

 行ってみたいが、相手がいないな~。

 そうして、現代は、「セックスをする空間」から「セックスもできる空間」になり、インバウンドや女子会としても使われるという。

 マンネリ化した夫婦が、それを打破するために、時々はラブホでSEXというのはありだと思うな。

 お次は、悪名高いバッハIOC会長がようやく退くようだが、その次に、ひょっとすると日本人が会長になる可能性があると報じているFLASHから。

 国際オリンピック委員会(IOC)の会長選挙がギリシャで3月20日に行われるという。

 節目となる10人目の会長を選ぶ選挙には、7人が立候補しているそうだが、本命と目されているのはイギリスのセバスチャン・コーだといわれる。1980年代に陸上中距離で圧倒的な強さを見せ、引退後の2015年には国際陸上連盟(現・世界陸連)の会長に就任している人物。

 国際体操連盟会長を務める渡辺守成会長も立候補しており、アジア人として初めてのIOC会長を目指しているというのだ。SmartFLASH(03.09 17:39)から引用してみる。

《「当初は『勝ち目が薄いのでは』と言われていましたが、ある発言をきっかけに、『もしかすると……』という雰囲気に変わってきました」
こう語るのは、日本体育協会、日本オリンピック委員会に17年間勤務し、「長野五輪を誘致した男」の異名を持つ、五輪アナリストの春日良一氏だ。同氏が、渡辺氏の逆転の可能性を語る。
「流れが変わったのは、2023年10月、インドのムンバイでおこなわれたIOC総会でのことでした。このとき、すでにオリンピック憲章が定める任期(選出後8年、再選されればさらに4年の最大12年)によって、トーマス・バッハ会長の退任は決まっていました。
しかし、なかには『(IOCの憲章を変えても)続投してもらったほうがいいのでは』といった意見もあったのです。バッハ会長の業績への敬意もありましたが、今後もその恩恵にすがりたいからこその発言でしょう。
そんなとき、渡辺氏が手をあげた。『いま、スポーツ界はガバナンスが大事なとき。IOCはロールモデルにならなければいけない。率先して会長の任期を守るべきだ』と発言し、釘を刺したんです。この発言は効きました。
いままで渡辺氏のことをあまり認識していなかった委員の、彼を見る目が変わりました。なかには『それだけのことを言えるんだから、次はあなたがやるべき』と言う委員までいたほどです」(春日氏)》

 だが、過去のIOC会長9名は、5代目のアベリー・ブランデージがアメリカ人だった以外、すべて欧州出身だった。可能性はあるのか。

《「たしかに、IOCを含めたスポーツ界は、これまで欧州主導でやってきたため、IOC会長も欧州出身者が多かった。
しかし、最近は世界情勢の変化もあり、欧州のIOC委員からもD&I(多様性と包摂性)を意識して『そろそろ違った国からも』という意見が出始めているんです。そこに渡辺氏の発言があり、俄然、注目される結果となっています」(同)
さらに渡辺氏の評価が高まったのは、昨年12月に発表したマニフェストだった。7人の立候補者がそれぞれ公約を掲げたが、もっとも注目されたのが、渡辺氏が掲げた「世界5カ国でのリモート五輪」だったという。
これは、五輪の輪が示す世界5大陸の5都市で同時期に夏季大会を共催するという大胆な構想だ。そして大会を24時間中継し、配信する。たしかにこの案なら、世界中で大会の熱気を共有できるし、分散により、開催都市の財政負担を軽減することもできる。
「これまで五輪は、開催される1都市に多くの資金が集まるシステムで、そこに唯一無二の価値観があると言われてきました。
当初、渡辺氏の改革案は、これまでのオリンピックの常識とかけ離れていましたから、多くのIOC委員はもちろん、私でも難しいと感じました。》

 しかし、公約発表後から周りの考え方が徐々に変わっていったという。それは、あまりにも開催する都市に負担がかかり過ぎるため、立候補する都市が少なくなっているからだ。

 私は渡辺がどういう経歴の人間かよく知らないが、ひょっとするとひょっとするかもしれないという。注目して待ちたい。

 お次はサンデー毎日の山本太郎インタビュー。

 このところ「れいわ新選組」が注目を集めている。なかでも、産経新聞社とFNNが共同で有権者の支持政党を調査したところ、自民党が11.2%だったのに、「れいわ」が14.4%と、自民党を抜いたのだ。

 たしかに、「消費税廃止」「最低賃金1500円に」「奨学金徳政令」など、若い世代に分かりやすいキャッチフレーズが注目されているのだろうが、それにしても衆参合わせてもたった14人の小政党がこれほど注目されるのはなぜ?

 山本節がさく裂している。

「30年以上経済不況が続いている先進国は日本だけで、そこにコロナと物価高が重なっている。『コメが高すぎて主食も手に入らない』『シングルマザーの家庭はミルクも薄めて飲ませている』『親が食べずに子供に食べさせている』。そんな話が子供の支援団体からたくさん入ってきている。倒産件数も、2024年は1万件を超え、過去最高レベルだ。酪農だ、病院だ、介護施設だ、学童保育、デイサービスだと、様々な社会インフラがバタバタとつぶれている。これを目の前にして、国会では一体全体、何を話しているのか。その中身の薄さというか、今が緊急事態であるという危機感が全くない。浮世離れした奴らの集まりだなという感想しか持てない」

 日米関係をどうするというのか?

「トランプ時代がチャンスかもしれない。一番の問題は、在日米軍基地がこれだけあるということだ。トランプさん自身は、外国での駐留米軍を縮小していく方向で、もっと金(駐留軍経費など)を出さなければ出ていくぞという話であれば、どうぞどうぞと。アジアのことはアジアで決めていくという方向性に転換すべき時だと思う」

 山本の最終学歴は中卒? そんな人間がこの日本を変えていくかもしれないのだ。参院選でさらに躍進すれば、山本首相も夢じゃない? 私は期待している。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、

「国民民主党は“伸びた”って言われたんですけど、れいわも凄く伸びているんですよね。世論調査を見ると、維新を上回るようなところが、複数の調査会社でも出てきたりして」
 とコメントし、「“消費税ゼロ” とか、そこにすがらざるを得ない人たちが、増えてきていることも事実なのではないかと。(中略)れいわさんなんかは凄く魅力的に見えてるんじゃないかな」といったと、Sponichi Annex(3/16(日)19:38)が報じている。

 れいわの躍進に他の党も注目せざるを得なくなっているのは間違いない。

 ところで、お久しぶりの小室圭と眞子さん夫妻の話題である。

 先ごろ初めての記者会見に臨んだ秋篠宮家の長男・悠仁さん(18)。一方で姉の眞子さん(33)は、夫の小室圭(33)と4年前に渡米後、一度も帰国していない。その小室圭もニューヨークでは弁護士業務が板についてきたというのだが、芳しくない評判も聞こえてきていると、新潮が報じている。

 巻頭のモノクロ・グラビアでは、「ふっくらしたラインがうっすら…体形が変化したように見える『眞子さん』と、その姿を気遣わしげに見つめる『圭さん』」の写真が掲載されている。

 眞子さんのコートはまるでマタニティのように見えるが、「おめでた」ではないのか?

 新潮によると、現地時間の3月8日土曜日の昼下がり、コネチカット州のマンションから現れた小室夫妻は、友人と思しき男女と共にショッピングへと繰り出したという。

 最初の目的地は、住まいのリフォームや建設資材を取り扱う小売りチェーン店。自宅から車で10分足らずの距離にあり、

「小室さんと眞子さんは、店のロゴが入ったバケツを持ちながら、壁用の塗料などを手に取っていました。眞子さんはゆったりしたシルエットのロングコートを着ていて、夫婦で並んで歩きながら時にはしゃがみ込んで品定めするなど、ゆっくりと店内を見て回っていました」(居合わせた客)

 小室圭は、眞子さんと共に2021年11月に渡米し、翌秋、3度目の挑戦で司法試験に合格した。現在はロークラーク(法務助手)時代から在籍する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」で、アソシエイト弁護士として勤務している。

 彼は、

「事務所では、国際貿易や国家安全保障に関する事案を扱う部門に所属しています。そこでは外国資本による米国企業の買収・合併を審査する『CFIUS』(対米外国投資委員会)に対応する業務も担っている。安全保障の観点から買収が妥当かどうかを審査し、クライアントとなる外国企業にアドバイスするコーポレート担当の弁護士と連携し、手続きを進める仕事などにあたっています」(在米ジャーナリスト)

 これら日々の業務と並行して、本人は積極的に“発信”も行っているようだ。

「一昨年12月、カナダのメディアが小室さんについての記事を掲載、所属事務所への貢献ぶりが紹介されました。昨年10月には米国企業への中国の投資について、英国のフィナンシャル・タイムズ関連のメディアにコメントを寄せています。また同じ時期、英国のニュースサイト『THE LONDON ECONOMIC』が小室さんにインタビュー。その記事で彼は“日米間の貿易において急速に影響力をつけている”“人間観察力が鋭い”などと持ち上げられていたのです」(同)

 弁護士資格を取得してからそんなに日が経たないのに、このように活躍しているということは、彼の才能であろう。

 だが、新潮は、そんな彼の言動にどうしてもケチを付けたいようだ。

 一方ではこんな声も上がっているというのである。NYの日本人コミュニティーのさる関係者がこう明かしている。

「小室さんは、パーティーなどで初対面の人に進んで話しかけています。その姿勢は評価できるのですが、自己紹介のあいさつをする際に“皇室とのつながり”を持ち出してしまうのです。例えば、『プリンセスと結婚した小室と申します』といった具合です。本人にしてみれば会話の潤滑油、あるいは事情を知っている相手に対して“今さらではありますが”といった照れ隠しなのかもしれませんが……」

 そうした思いとは裏腹に、

「周囲では眉をひそめる人も少なからずいます。弁護士としての実績を述べるのならともかく、最初からそれを“売り”にしようとしているのは、はたで聞いていても決して気分の良いものではありません」(同)

 結婚当初から懸念されていた「皇室利用」が、現実のものとなっているというのだ。
こうした小室の振る舞いが、9月6日に執り行われる予定の悠仁さんの「成年式」に影響を与えるかもしれないというのだ。

 なぜなら、その式に、小室圭・眞子さん夫妻も呼ばれ、列席するかもしれない。そうなれば……。

 しかし、秋篠宮は2人がニューヨークへ旅立った時点で、眞子さんはともかく、小室圭に関しては無関心で、彼を長男の大事な式典に呼ぶことなどないと思う。取り越し苦労だ。
だが、もし、眞子さんが「おめでた」ということになれば、全てが変わってくるかもしれないが……。

 お次はあの石丸伸二(42)の「噂」だ。

 都知事選で小池百合子に次いで2位に入っただけの男に、週刊誌が相次いで悪い噂を報じているのは、なぜなのだろう?

 よほど、石丸という人間が次代を担う大物だからか、それとも彼に重大な欠陥があるのか。

 今回は、石丸が広島県安芸高田市の市長だった2022年6月の話である。武岡隆文市議(当時66)が議場で居眠りをしていた件を持ち出して石丸は、「恥を知れ! 恥を」といったという。

元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2025/03/18 12:00