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週刊誌スクープ大賞

広末涼子、交通事故&ご乱行の原因は「激安ギャラ」だった? 多忙な日々にストレスも

 その結果、少なくとも一世帯当たりの年間の手取り額は、一般世帯が29万7820円の手取り増になる。

 子育て世代では52万4989円の手取り増になるというのである。

 玉国(玉木の国民民主党)の言っていることすべてが実現すれば、われわれ国民にとってはいいことだらけのように見えるが、大阪大学の八田達夫名誉教授は、「玉木氏の政策では、高所得者ほど減税額が大きくなるので、高所得者優遇なのは明らかです」と難じている。

 八田名誉教授は、現役世代の負担を軽減するためには、まず、社会保険料に手を付けるべきだという。

「年間所得が二百万円の自営業者の場合、税と社会保険料を合計した総負担額は約七十二万円。このうち半分以上を占める四十万円超が社会保険料です。つまり所得税や消費税よりも社会保険料のほうが負担が大きい。そのため、減税より社会保険料の引き下げのほうが、現役世代の負担を減らすことができます」

 さらに大きな問題は、玉木は、財源をどうするかについて触れない。文春が、これまでの国民民主党の政策を実現させるためには、23兆2162億円が必要になるが、この財源をどうするのか?

 昭和女子大学の八代尚宏特命教授は、トランプだって大規模減税を掲げる一方で、イーロン・マスクが1兆ドルの支出削減を進めている。「現状では国の借金を増やすだけのポピュリズム政策です。“玉木総理”の政策はトランプより酷い」と批判する。

 玉木は文春誌面で、こうした批判に答えなければならないこと、いうまでもない。

 ところで、東京・銀座などに店を構える料亭「金田中」の本店へは、私も何度か足を運んだことがあった。

 作家や政治家の座談会をそこでやったと記憶している。出席者の希望ではなく、私が見てみたいと思ったからだった。

 座談会の進行役なので、次々に出てくる料理の味は楽しめなかったが、部屋は落ち着いた雰囲気でなかなか良かった。

 料亭では女将が顔を出して挨拶をするが、大料亭の女将という堂々たる雰囲気で、こちらが圧をかけられた。

 銀座に「金田中」の廉価版の店を出したが、こちらはそれほどでもなかった。

 新喜楽、吉兆と並ぶ日本三大料亭の「金田中」の社長・岡副真吾(63)が覚醒剤と大麻を所持した疑いで逮捕されたのは4月9日のことだった。さらに家宅捜索では違法薬物が押収されたという。

 お坊ちゃん育ちでちやほやされて生きてきたのであろう。

「昨秋、タクシーに乗った際、あろうことか覚醒剤と大麻を置き忘れ、警視庁から内偵されていたようです。先日、捜査員が“所持の容疑”で逮捕しようと彼の自宅を訪れました。すると、その場でも覚醒剤が見つかった。日常的に薬物を使用していたということでしょう」(社会部記者)

 実は、岡副容疑者に対しては、以前から様子がおかしかったと、だいぶ前に新潮が報じていたのだ。

「例えば、料理人が新メニューを披露し、総料理長や岡副社長に食べてもらう“試食会”の場で突然、怒鳴り散らしていました。“そうじゃない、俺にやらせろ”と。でも、自ら包丁を握って料理を作ろうとしたら、手が震えて上手く切れなかったことも。本人は、“厨房で7年修業した”と言っていますが、料理はからっきし。手の震えは、包丁さばきに自信がなかったのか、それとも薬の影響だったのか」(金田中の関係者)

 ヘッドホンを付けてノリノリで試食会にやってきて、ブツブツ呟いたり、奇声を発していたこともあったという。

 偽名で大阪のSM系の会員カードを持っていたこともあった。

「社長として信頼している人は皆無でした。逮捕されても驚きはないですね」(同)

 政財界では「金田中に行けるようになったら一人前」といい継がれてきた。そんなブランド力を生む、かけがえのない伝統がいま揺らいでいる。

 岡副で三代目だそうだが、「唐様で書く」となりそうだな。

 ところで、「退職代行」というのはどんなことをやるのだろう。その大手である「モームリ」というのは、利用者に代わって会社に退職の意思を伝えて、円滑に退職手続きを進めるサービスをやっているそうである。

 確かに、自分から辞めるとはいい出しにくいものだろう。私も現役時代、「こんな会社辞めよう」と思ったことがあった。しかし、グズグズしていて辞める気もうせてしまって、結局、その会社に定年まで住み着いてしまった。

 こういう会社があれば、あの時、辞めていたのかもしれない。その後の人生はどうなっていたのか? まあ、今更考えても仕方ないが。

 退職代行を望む若者が多くいて、急成長しているというのである。

「モームリ」は2022年に谷本慎二(36)が創業したそうで、正社員の退職代行は2万2千円。バイトなら1万2千円という安さが売りで、従業員は50名ほどだという。

 谷本は、一部上場企業で10年働き、退職。その後にこのサービスを思いつき、起業したという。

 退職代行の意義について彼はこう話しているそうだ。

「(会社への)抑止力にはなると思います。退職代行を十件二十件使われた会社があったら、これ以上使われたくないって思うじゃないですか。そうすると、何かしら改善しようとすると思う」(ABEMA Prime)

 なるほどそうかと頷いてみたが、その会社で従業員たちが、社長のパワハラで「モームリ」だと辞めているというのだから、世の中おもしろいものである。

 そのパワハラとは、皆の聞こえる場所で社員を叱責することは日常茶飯事。さらに社員たちを苦しめているのはLINEで共有される「失敗リスト」だという。

「毎日社員のミスの数を集計して、社内の全体LINEで共有された。ミスの多い社員は赤字で強調されていて、まるで吊し上げ。仕事をするのが怖くなり、無理だと思って辞めました」(元従業員のB)

 Cは、別の退職代行を使って退職したという。

「叱責が怖くて、辞める人は後を絶ちません。すでに五人が退職代行を利用してモームリを辞めています」

 これって、笑っちゃいけないけど、笑えるな。

 さらに元従業員のDは、こんなことを話している。

「モームリは弁護士に依頼者を斡旋し、成約後は三割相当の金額をキックバックさせて受け取っています。これは問題ではないでしょうか……」

 弁護士以外が法律業務を行い報酬を得ることは「非弁行為」として弁護士法で禁じられているのだ。

 そのため、弁護士事務所からは、「労働組合への賛助金」という形で振り込んでいるそうだが、振込先は「モームリ」と同じ口座だということが文春の取材でわかったという。

 谷本本人が文春に答えた。パワハラについては「業務上必要な対応」との姿勢を崩さなかったが、弁護士法違反について問うと、俯き加減になり、「事実ではありません。もらってないです」。証拠のLINEを見せると、「僕はわからない」と逃げてしまったという。

 しかし、モームリなんて社名を付けるから、社員からも文春からも「モームリ」だからやめた方がいいといわれるのだ。

 早急に社名変更したほうがいい。

 文春が皆様のNHKにまた不倫騒動が起きていると報じている。

 しかも、その不倫ドラマの主役はこの春『NHKニュース7』に抜擢された畠山衣美アナだというのだ。

 熊本県熊本市出身の畠山アナは、津田塾大学学芸学部を卒業後、2015年4月にNHKに入局した。

 だが、「最初は、営業担当(放送管理・営業企画職)でした。所任地は新潟で、入局から3年が過ぎた2018年7月に故郷の熊本放送局に異動。この熊本時代にアナウンサーに転身し、県内のニュースやリポートを担当しました」(NHK関係者)

「彼女がアナウンサーに転身したきっかけは十六年四月に起きた熊本地震。故郷の様子を伝え、被災地に寄り添った呼びかけを送る同僚キャスターの姿を見て、『現場を自分で取材し、自らの声で伝える。その一端を担える人材になりたい』と強く思い、上司に相談したそうです。今では多様な働き方の広告塔として目立つ仕事をやらせてもらっている印象です。入局した当初は内田姓を名乗っていましたが、アナウンサーに転身したときには今の畠山姓になっていた。どうやら離婚したらしい」(芸能記者)

 その後、大阪放送局を経て2023年に東京のアナウンサー室に異動。『ニュースウオッチ9』のフィールドリポーターに抜擢され、そこから『ニュース7』のリポーターへと駆け上がっていったのである。まさにシンデレラガール。

「畠山は、昨年九月に『ニュースウオッチ9』にディレクターとして異動してきたTと昨年末頃から不倫関係にあるのです。現在、畠山は独身ですが、Tには妊娠中の妻がいます。まだ、安定期にも入っていない妻を家に残し、Tは畠山の部屋に転がり込み、同棲を開始してしまったのです」

 そう驚きの証言をするのは別のNHK関係者。

 ではTという男性はどんな人間なのか?

「身長百八十センチ超えの大柄で、お酒もめっぽう強くワイワイ飲むのが好きなタイプです。朝まで飲んでも平気なくらい体力もあり、ザ・陽キャのヘビースモーカー。妻を交えて同僚たちと食事に出かけることも多く、局内では“愛妻家”のイメージが強かった」(番組関係者)

 そんなTが、それまではめていた結婚指輪を外したという。本人は「失くした」といっているようだが、そのころから畠山と付き合い始めたのではないかといわれているようだ。

 だが、やがてTの妻が二人の関係に気付く。

「今年二月。畠山との関係について奥さんが問いただしたところ、Tはしぶしぶ認めたそうです。だが、Tは結局開き直り、身重の妻を自宅に残し、わずかな荷物を持っただけで畠山が住む都内一等地の賃貸マンションに転がり込んだのです」(同)

 Tの妻は、文春に対して、

「許せない。こんな酷いことをする人に、公共の電波でニュースを伝える資格があるのか……」

 と漏らしたという。

 文春は「よっしゃー」と、畠山のマンションを張り込み、二人が同棲しているのを確認。

 3月1日、ディズニーランドでデートする二人を追い続けた。

 Tが畠山の頬にキスする瞬間。終始顔を寄せ合い愛おしそうにお互いを見つめ合う。レストランで食事をする姿。

 閉園まで居続けた二人が、電車を乗り継ぎ、愛の巣へ帰っていくまでをカメラで追っていた。

 それから三週間後の3月22日、二人の姿は北海道にあったという。畠山が大ファンの「SixTONES」のライブを見に行ったのだ。

 そして4月4日から、畠山は『ニュース7』のリポーターとして溌溂とした姿を見せたのである。

 4月11日、出勤のためマンションから出てきた畠山を文春が直撃した。

――週刊文春です。

 記者がこう声をかけると、目を見開き、驚いた表情で踵を返す畠山。

「すみません、バスに乗らないといけなくて……」

 と、突然猛ダッシュして記者を振り切ろうとする。

――T氏との交際について教えてください。

「……」

――T氏は既婚者ですよね。

「……」

 走り続ける畠山に質問を投げかけたが、無言を貫き、やがて流しのタクシーを捕まえて去っていったという。

 NHKに質問状を送ったところ「職員個人に関することについてはお答えしていません」と返信があったそうだ。

 二兎を追うものは……。夢と愛を追った畠山は、今何を思うのか。Tは。NHKは二人にどんな処分を下すのだろう。

 今週の最後は、お騒がせ女優ナンバー1の広末涼子についてのお話。

 新東名高速道路で自分が運転している車が大型トレーナーに追突。搬送先の静岡県の病院で、看護師に対して数回足で蹴るなどの暴行を働き、4月8日未明に傷害容疑で逮捕されてしまった広末涼子(44)。

 自宅までガサをかけられたのは、あまりにも広末の言動がおかしかったため、アルコールを疑ったが、それはシロだった。そのため、何らかの薬物によるものではないかと彼女の自宅を捜索したが、薬物は出なかった。

 薬物検査のため尿検査をしようとしたが、広末が拒否したといわれるが、検査結果もシロだったという。

 文春(同)によれば、事故を起こす前に立ち寄ったサービスエリアでは、「周りに『広末です』と声を掛けたり、見知らぬ男性三人に抱きつくなど、不可解な言動を目撃されていました」(社会部記者)

 子ども3人の養育。オファーが来る仕事には自分で逐一目を通していたというから、かなりハードな日々だったことは間違いない。

 鳥羽もその後離婚し、別々に暮らしてはいるが仲は順調だそうで、「将来を長い目で見据え、お互いが今できることを二人でしっかり考えています」(広末の親しい知人)

 昨年12月には都内のジャズクラブでライブをやるなど、少しずつだが仕事も入ってきていたようだ。

 しかし、女性自身(4月29日・5月6日号)は、フジテレビで『ザ・共通テン!』という番組が3月28日に放送されたが、彼女のママ友12人を集めて座談会をやったり、広末の恩人の店でロケをしたりと盛りだくさんの内容で、広末も相当時間を割いて協力したが、出演料は40万円程度だったと報じている。

 今回の事故は奈良市で撮影の帰路に起こったが、それはW不倫からの復帰作となる主演映画『おんおくり』のためだったという。

 骨髄バンクをテーマにした作品で、70代の大物女優や元ジャニーズタレントたちが脇を固め、彼女自身も「いい作品にしたい」と意気込んでいたそうだ。

 だが、製作費は安く、かつての彼女なら1千万円前後はもらっていたが、今回は百万円に満たない額だと文春が報じている。

 その上、育児と撮影が両立できるよう、広末は「関東近郊での撮影」「泊まりはなし」という約束を交わしていたのに、反故にされたという。

「ロケ場所を確保する中、舞台となる奈良市の全面協力で撮影することになった。現地に泊まり込みで、拘束の長い撮影を余儀なくされたのです」(広末の友人)

 周囲が出演取りやめを勧めても彼女は「私が選んだことだから」と引き返さなかった。

 4月4日、広末たちは撮影場所になる県中央部の吉野町の小さな集落へと向かった。

「テレビで観た時の天真爛漫な広末さんそのままやった。終始笑顔で和気あいあいと撮影は進んでいたように見えました」(地元住民)

 翌日は奈良中心部へ移動。しかし、事態は悪化したという。

「演出を巡り、広末とM監督は激しい口論になり、撮影が止まった。怒った監督は『俺は降りる』と言い出し、現場は大混乱になったのです」(映画関係者)

 プロデューサーが間に入り広末と監督双方と話し合い、監督の降板が決まったという。

 そのため彼女のシーンは延期となり、いったん、東京に帰ることになった。広末は、これで10日に長女を始業式に送り出し、家族みんなで長男の誕生日を祝えると考えていたのか、異様なほどハイテンションだったという。

 最初、男性マネージャーが運転していたが、彼が持病の腰痛が悪化したため、広末が彼を気遣って運転を代わったというのだ。そして事故が起き、件のマネ―ジャーは骨折したが、「彼女は悪くない」と庇っているという。

 薬物検査はシロ。薬の過剰摂取による錯乱の可能性も噂されたが、先の知人は、「涼子に限ってあり得ません。仕事も育児もすべてキッチリこなさないと気が済まないタイプ」と否定している。

 そして4月16日朝6時20分。釈放され、浜松西署の玄関から姿を現した広末は、集まった報道陣に頭を下げ、鳥羽氏が手配したとみられる車に乗り込み、その場を去っていった。

 報道によると、看護師や追突した車との示談は成立したそうだから、傷害罪では不起訴処分になる見通しで、同乗者への過失運転致傷容疑で追送検、起訴するかどうかを判断するようだが、文春の報道通りなら、こちらも不起訴になるのではないか。

 元超アイドルの逮捕に、ワイドショーを始めテレビ局は小躍りして喜んだはずだ。その過熱ぶりに一部の識者から、「興味本位で人権を軽視している」と批判が出たが、広末自身は、「メディアなんてこんなもの」とひとりごちているかもしれない。(文中敬称略)

(文=元木昌彦)

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元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2025/04/23 18:00