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小室眞子さん、黙殺される第1子出産……宮内庁と秋篠宮家には何が起こっているのか

小室眞子さん、黙殺される第1子出産……宮内庁と秋篠宮家には何が起こっているのかの画像1
小室圭さんと眞子さん(写真:Getty Imagesより)

今週の注目記事・1「一体何があった? 宮内庁が黙殺する小室眞子さん『出産』の余波」(『週刊新潮』6/5日号)「『彼女は両親から過度な躾を…』小室圭さん&眞子さん『極秘出産』1億円新居で英才教育」(『週刊文春』6/5日号)
同・2「コメ2千円に挑む進次郎農相の大誤算」(『週刊文春』6/5日号)「小泉進次郎コメ担当相の“叩き売り”に騙されるな」(『週刊新潮』6/5日号)
同・3「元横綱白鵬 相撲協会“退職”の全真相」(『週刊新潮』6/5日号)
同・4「『まさかの敗北』に備え始めたプーチン」(『ニューズウィーク日本版』6/3日号)
同・5「趣里と結婚&活動休止 三山凌輝が独白2時間『命をかけて…』」(『週刊文春』6/5日号)
同・6「秘書9人が連続退職 立憲鎌田さゆり代議士の家畜パワハラ」(『週刊文春』6/5日号)
同・7「橋幸夫(82)アルツハイマーでも『死ぬまで歌うんだ』」(『週刊文春』6/5日号)
同・8「アンヌ隊員ひし美ゆり子(77)『こんなにウキウキするなんて』」(『週刊文春』6/5日号)
同・9「大阪万博『絶望のユスリカ大量発生』はまだ序の口『これから繁殖期を迎えます』」(『FLASH』6/10日号)

国民民主党は「汚物まみれ」

 今週の話題は、やはり小室眞子さんの「出産」についてだった。

 5月22日発売の女性セブンが「眞子さん出産」と報じたが、宮内庁はだんまりを決め込み、宮内記者会にも沈黙を守ったままだった。

 それが、5月30日(金)に唐突に、眞子さんの出産を発表した。だが、いつ生まれたのか、男か女かも明かさなかった。

 なぜ、そこまで眞子さんと小室圭夫婦の「慶事」を隠さなければいけなかったのか?

 これについてはこの欄の最後でじっくり触れるとして、まずは、FLASHの記事からいこう。

 ヒッチコックの映画に『鳥』という名作スリラーがある。空を覆うようなカラスなどの群れが人間を襲うというものだが、CGなどない時代にどうやって撮影したのだろう。

 カラスなどが人間を襲うシーンは、今見ても身の毛がよだつ。そんなことを思わせる迫力のあるFLASHの一枚写真である。

 万博の象徴である大屋根リングの上に、ムシの大群が、まるで人間を襲うかのように集まっているのである。

 FLASHによれば、大阪万博会場で5月上旬以降、大屋根リングの上で毎日のように見かける光景になったという。

「4月中は大丈夫だったのですが、ゴールデンウィークに雨が降って以降、大量に発生するようになりました。虫が店内に入ってくるので、従業員がドアに付きっきりになり、開け閉めをしています。駆除するために防虫シートなどに100万円程度費やしたのですが、効果はありません。本当に困っています」(会場内にあるファミリーマートの店員)

 FLASHの記者が訪れたところ、特にひどいのは、日没前の海側の大屋根リングであることがわかったという。天気の良い日は、大阪湾に沈む夕景を見に来るため大勢の観客が大屋根リングに集まるが、18時を過ぎて足元がライトアップされると、待ち構えたようにそこら中から虫が一斉に飛び立ち、リングは阿鼻叫喚の地獄と化すのだそうである。

 大量発生している虫は、ハエの一種であるシオユスリカだという。ユスリカは蚊と似た外見をしているものの、人を刺すことはないようだが、大量の虫に囲まれ観光客は逃げ惑うしかない。

 害虫防除技術研究所の代表で医学博士の白井良和はこう語っている。

「ユスリカ科の中でもシオユスリカだと同定されたようですね。シオユスリカは、汽水域で春から秋にかけて発生します。生息地は沿岸地帯や河口、瀬戸内海の干拓地などが挙げられており、万博会場はまさにこの種の繁殖に適した場所であり、季節的にもこれから繁殖する時期です」

 大勢の観光客に向けて殺虫剤を撒くわけにもいかないだろう。

 公益社団法人の大阪自然環境保全協会「ネイチャーおおさか」は、3年前からこうした事態を警告していたというのだ。

「夢洲は、長期にわたる埋め立ての過程で、大阪府が生物多様性ホットスポットのAランクに指定するほど、優れた自然のある場所になっていたんです。特に渡り鳥の日本有数の渡来地になっています。これをつぶすのではなく、保全していただきたいとお願いしてきたわけです」

 だが、団体の提言は一切聞き入れられることはなかったという。

「その結果、多様な生態系は完全に壊滅してしまいました。『生態系への影響はない』と書き並べたアセスメント報告書の“誤り”が、ユスリカの大量発生という“現実”によって“指摘された”ものと理解しています」

 つくづく呪われたとしかいいようのない万博である。これから暑くなる季節。万博に来る人は殺虫剤持参という張り紙が出されるかもしれない。

 お次は文春。私はこうしたドラマには疎いのだが、文春によれば、人気特撮シリーズ『ウルトラセブン』の友里アンヌ隊員役で知られる女優・ひし美ゆり子(77)が、4月25日、突如SNS上にこんな書き込みをして世間を驚かせたというのだ。

〈突然ですが…私年内に結婚することになりました/東京生まれの東京育ちのワタシは田舎生活(熊本県)になります〉

 相手は『仮面ライダーアマゾン』の主人公である山本大介を演じた元俳優・岡崎徹(76)だそうだ。熟年離婚は多いが、熟年結婚とは目出度い。

 それから約1カ月後の5月23日、2人は熊本県の南部に位置する芦北町の役場に婚姻届けを提出して晴れて夫婦になったそうだ。

「2人は1972年公開の映画『不良番長 一網打尽』で共演していたものの、その後の付き合いは特になく、20年ほど前に再会して以降は時々イベントを一緒にやる程度の間柄。岡崎さんの住まいは長崎県で、ひし美さんの自宅は東京ですから、交際関係に発展するとは予想だにしていませんでした」(芸能デスク)

 訪ねて行った記者に2人は快く「何でも聞いてください」と表情を緩めたという。

 4月20日に岡崎とデュエットしている動画をネットにアップしたが、岡崎には無断で上げたため、彼に電話を入れると快く了承してくれた。そこから、お互いの身の上話になり、心が通い合ったという。

 そっちで一緒に暮らそうかとなり、とんとん拍子で話が進んだという。

 ひし美が恥ずかしそうにこういう。

「この歳になって、まさか少女みたいに毎日ウキウキするなんて思ってもみなかった。なんで今まで落ち込んでいたんだろう。人生って変わるもんね」

 これまで2度の結婚歴があるひし美だが、意外なことに男性と手を繋いで歩いたことがなかったそうだ。

「そういうことをしてくれないタイプの人と交際していたから。だから徹ちゃんと結婚して夢が叶いました。手だけじゃなく、お互い転ばないように腕を組んでいます。まるで老々介護みたいだけどね」

 老々介護結婚、結構じゃないか。おめでとう!

 ところで、橋幸夫というのは私が住んでいる中野区の大スターである。早稲田通りにあった「呉服屋」の息子であった。私より3つほど年上で、「潮来笠」が100万枚越えの大ヒットし、その呉服屋の店の前は女性ファンが押し寄せていたことを記憶している。

 しかし文春は、橋は東京荒川区で生まれ、9人兄弟の末っ子だったと書いている。私の記憶違いかな? 私もアルツハイマーかな……。

 その大スターも齢80を超え、最近、所属事務所が「アルツハイマー型認知症」であることを明らかにした。

 文春によれば、昨年12月、橋の自宅がある熱海の病院で、「中等度のアルツハイマー型認知症」と診断されていたという。

「実際には2020年頃から日付がわからないなどの症状が出始め、22年の検査では海馬の萎縮も見られて、軽度のアルツハイマー型認知症と診断されていた。そこから次第に症状は進んでいったようです」(事務所関係者)

 私も曜日はわかるが、日付はすぐに出てこない。カレンダーを見て「ああそうだったか」という程度だ。私も危ないな。

 だが医者からは、認知症の進行を抑えるためには張りのある生活が大事だといわれ、歌手活動は続けるようになったそうだ。

 橋の母親も認知症を発症していたそうだ。橋と同じ年だったという。

「お手伝いさんが物を盗むという被害妄想から始まり、橋のありもしない浮気話を周囲に言いふらす、目の前に知らない男がいるという幻視、毎日の徘徊、家の中で所かまわず排泄するといった深刻な症状を見せていました」(芸能記者)

 橋がその母の様子を赤裸々に綴った『お母さんは宇宙人』を1989年に出版すると、大きな反響を呼んだという。

「当時、認知症はまだ“ボケ”と呼ばれていて、家族の中の恥ずかしいこととして隠されている時代でした。それを芸能人の橋が包み隠さず明かしたことで、世間の理解を深めた功績は大きかった。その後、橋は介護についての講演も多く行うようになります。1男1女のうち、娘は介護の仕事に就きました」(同前)

 しかし、実際の介護をしていたのは元客室乗務員だった前妻であった。彼女は橋の母親が亡くなった後に出した橋の『宇宙人からの贈りもの』に寄せてこう書いているという。

「この時期、夫が浮気をしていたのも知っていましたが、それさえ気になりません。たとえ夫が無断で外泊しても、『昨日はお義母さんのことで忙しかったからちょうどよかったわ』などと思ったものでした」

 その後離婚して、橋は18歳年下の女性と結婚しているそうだ。

 楽屋にも彼女は来て、一緒にソフトクリームを仲良く食べているという。

 人間誰しも年を取ればどこかおかしくなってくる。その時、身近に誰がいてくれるか。それが残りの人生を豊かにも寂しくもする。私もカミさんには優しくしとこう。

 さて、文春には議員の秘書がよく辞めてしまうという話が出る。まさに「秘書残酷物語」とでもいいたくなるが、今回も、立憲民主党の鎌田さゆり議員(60)の秘書が次々に辞めているという話だ。

 その上、「家畜パワハラ」というのもあるというのだが、ハテ、どんな話なのだろう。

 鎌田は宮城二区から出ていて、衆議院通算四期だそうだ。政治一筋で、30歳で仙台市議、35歳で衆議院選に初当選したという。

 だが、2004年に支援団体の公選法違反が確定して議員辞職している。5年間の立候補禁止判決を受け、2021年の衆院選で僅差で自民党候補を破って衆院議員に復帰している。

 その選挙の時、鎌田はヤギを連れて選挙活動をしたそうだ。「メリーさん」などと呼び、「選挙事務所の所長にします」と宣言したという。

 その甲斐あって当選したようだが、選挙後、SNSに最後まで責任をもって寄り添い育てることは困難と投稿し、批判されたそうだ。

 それであわてて、「これからも一緒に暮らしていく」と投稿し直したのだが、実態は高齢の男性に預けっぱなしだそうである。

 秘書へのパワハラもあり、実の母親とももめて絶縁状態だという。

 件のヤギの所在を突き止めた文春の記者に対し、鎌田はこう釈明した。

「ヤギは自宅でも大丈夫だと思ったんですけど、どんどん成長して、ここに(預けた)。私にとっては大事な存在なので。平日はどうしても国会行ってるので(世話を)お願いしてて、週末はこちらに来ています」

 後日、「秘書の異動は九名」だと認めた。クビではなく「異動」というところが“姑息”である。

 私が現場をやっている時も、こうした議員による秘書へのパワハラという話はいくつもあった。もっともその頃はパワハラなんていう言葉はなかったが。

 だが、そうした秘書たちの常日頃の不満を解消するために、飲み代やバーの支払いは事務所が払ってやるなどの心配りはしていた。

 今は、そうしたことさえ、マスコミや有権者の目が厳しく、できなくなっているのだろう。鎌田議員は、秘書に「ロボットになりなさい!」といったというが、そうした考えが秘書たちをガックリさせ、彼女から離れていくのだろう。

 よくても悪くても、人間味のある政治家がいなくなった。政治が面白くないのはそのせいだろう。

 次は、文春が先に「元婚約相手との“1億円結婚詐欺”トラブル」と報じた、人気ボーイズグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26)が、5月17日、白シャツ姿で文春の記者の前に現れたという。事務所マネジャーと代理人弁護士が同席したそうだ。

 三山は、朝ドラヒロインも務めた実力派女優・趣里(34)と結婚するといわれている。趣里は俳優の水谷豊と元キャンディーズの伊藤蘭の一人娘だ。特に水谷は三山との結婚について疑問を感じているといわれる。

 そうしたことを払しょくしようと、自ら文春に告白したのだろう。

 だが、読む限り、疑惑がすべてクリアになったとはいえないようである。三山はこういったという。

「まず最初にお伝えしたいことがあります。今回、インタビューに応じることについて、様々な意見を受け止める覚悟はできています。ですが、僕にはお相手やその周りの方々に対して、反論したいという気持ちは全くありません。自分の発言が意図せぬ方向に広がることがないよう、それだけは先にお伝えしておきたいと思います。
お相手の方と真剣に交際していたのは事実です。結婚を想定して、真剣に向き合っていました。ただ、お金を騙し取ったことはありません。まして結婚詐欺の意図は全くありませんでした」

 お相手というのは人気YouTuberの大野茜里(34)である。大野に2000万円のメルセデスベンツ・ゲレンデ(Gクラス)のローンを肩代わりしてもらったことについては、

「婚約していた当時は、2人で旅行に行くこともありました。ワンちゃんも飼っていたし、それまで小さめの車に乗っていて窮屈に感じることもあったので、『大きい車がほしいね』と話していたんです。それで買い替えることになり、2人で使う車として、僕の名義で購入しました。
その際、大野さんの優しさで、『2人で使う車だから少しサポートしたい』という申し出をいただいた。僕自身も甘えてしまった部分があったとは思いますが、彼女の優しさを無下にするという選択肢もなかった。結果的に、総額の約10分の1をサポートしていただきましたが、『自分で完済したい』という気持ちもあり、その他のローンは自分で完済しました」

 三山が“貢がせた”とされる、月200万円のお小遣いについては、

「毎月ではないですが、僕が落ち込んでいる時に、励まそうと買い物に連れて行ってもらいました。現金を直接いただいたことはないですが、買い物で支払ってもらった金額がそれくらいの額になるので、それがお小遣いにあたるのかなと。
お相手が僕のことを喜ばせようと思ってのことだったし、僕をサポートすることに喜びを感じてくれているように見えました。僕もそれに対して嬉しい気持ちがありましたし、サポートを素直に受け入れることが、彼女への誠意の示し方であり、愛情表現の一部だと思っていました。とはいえ、やはり、彼女に甘えていた部分があったと感じています」

 自分からもジュエリーなどの贈り物をしたと抗弁するが、額は比較にならないのではないか。

 また、二人が破局したのは、三山の浮気だったが、

「とはいえ、当時は僕も優柔不断な部分があり、他の女性と会ってしまったのは事実です。僕が裏切ってしまった事実は変わらない。そこに対しては本当に猛省することしかできないですし、お相手に対して、本当に本当に申し訳ないという気持ちで、その当時も、何度も謝罪させていただきました。
浮気をしてしまったのはこの1件のみです。関係が悪化していた時期というのもありましたが、今から思えば、別の向き合い方があったのではないか。僕の落ち度でしかないです。お相手を裏切ってしまったことは紛れもない事実ですので、今一度、お相手の方にこの場を借りて謝罪させていただきたいです」

元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2025/06/02 17:00