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文春の電子版がスクープした米倉涼子の麻薬取締法違反疑惑 事実だとすれば沢尻エリカの時以上の騒ぎに

文春の電子版がスクープした米倉涼子の麻薬取締法違反疑惑 事実だとすれば沢尻エリカの時以上の騒ぎにの画像1
米倉涼子(写真:Getty Imagesより)

<今週の注目記事・番外>
「【独占スクープ】米倉涼子(50)麻薬取締法違反容疑でマトリが本格捜査へ《家宅捜索で違法薬物が押収されていた!》」(週刊文春電子版オリジナル10/11)

<今週の注目記事>
第1位「85歳の怪物『麻生太郎』に牛耳られる『高市早苗』」(「週刊新潮」10/16日号)「高市早苗(64)新総裁『変節の野望』」(「週刊文春」10/16日号)

第2位「ラブホ密会 前橋市長小川晶(42)盟友女性市議が告白『あれは異常。裏がある』」(「週刊文春」10/16日号)

第3位「メンタルが弱い佐々木朗希を再生 ドジャース『コーチ』異色の経歴」(「週刊新潮」10/16日号)

第4位「いきなり不具合で大混乱!『新ネット配信NHK ONE』に局内から“無用論”」(「週刊新潮」10/16日号)

第5位「『国分一太に…』公然わいせつ 草間リチャード二丁目の夜」(「週刊文春」10/16日号)

第6位「大相撲女性首相誕生なら総理大臣杯授与どうする」(「週刊新潮」10/16日号)

第7位「神楽坂恵(44)『生まれ変わっても、私は同じ人生を選びます』」(「FRIDAY」10/24・31日号)

第8位「『令和の教科書』ここが書き換えられた!」(「FLASH」10/21・28日号)

高市早苗新総裁のホンネ

 今週の週刊誌は高市早苗総裁の話題で持ち切りだったはずだが、10・11公明党の乱が起きて一変してしまった。

 踏まれても無視されても付いてくる「下駄の雪」とバカにされていた公明党が、まさかの連立解消宣言。

 新聞などは「政治とカネ」にケジメを付けない自民党に愛想が尽きた、大嫌いな麻生太郎を副総裁に据えた、裏金問題の中心人物、萩生田光一を幹事長代理に抜擢したからだなどと喧しい。

 だが本音は、ドロ船の自民党と組んでいれば支持基盤の創価学会員が離れてしまうという危機感からだろう。

 高齢化して会員数は年々減っているが、まだそれなりの数がいる学会員から見放されては、党そのものの存続さえ危ない。高市が総理になれば、年内解散があるかもしれない。自民党との連立解消は「今やらなければ」というギリギリのタイミングだったのだ。

 斉藤鉄夫公明党委員長との会談を終えて記者団の前に現れた高市早苗の表情は、心なし歪んでいたように見えた。

 こうなれば、総理の目もあるかもしれないと考える玉木雄一郎国民民主党代表は、おいそれと自民党と連立を組むとはいい出せまい。日本維新の会は節操がないから高市にすり寄るだろうが、このような風見鶏政党などと手を組めば、さらなる自民党離れを加速する。

 公明党は本気だ。「我が党が擁立する衆院小選挙区候補への自民党からの推薦は求めない。自民党候補への推薦も行わない」(朝日新聞Digital 10月12日 9時00分)という。

 公明党と選挙協力しているから当選できている自民党議員はかなりいる。選挙をやれば自民党はさらに議員を減らすことになる。

 かつてのような“豪腕”小沢一郎のような人間はどこを見渡してもいないから、自民党・国民民主・維新を束ねて連立政権をつくるようなことはできまい。

 どうする高市早苗! 「もういや!」といって総裁のイスをほっぽり投げるのか? それとも“女一匹ど根性”と突き進むのか。マスメディアは政治空白をつくるななどと寝ぼけたことをいうが、永田町が面白くなってきたことは間違いない。

 さて、今週の最初はFLASHの「令和の教科書 ここが書き換えられた」。もう教科書を見なくなって何十年か経つ。ずいぶん変わったのだろうな。

 松尾芭蕉の紀行文は「奥の細道」。当たり前だと思っていたが、まず奥の細道は「おくのほそ道」と変わったそうだ。これは、芭蕉直筆の表紙に記されているのが「おくのほそ道」だからだそうだ。

 また、「徒然草」の作者は吉田兼好ではなく、卜部兼好または兼好法師。兼好は卜部氏出身で、当時の記録にはそうあるからだという。

 われわれの時は太陽系の惑星を覚えるのに「水金地火木土天海冥」と、呪文のように唱えていた。

 だが、冥王星は惑星の条件を十分に満たしていないので、準惑星として分離されてしまったという。何で、せっかく覚えたのに……。

 水素イオン指数を表す指標にpH(ペーハー)と教えてもらったが、今はpH(ピーエイチ)という英語読みに統一したそうだ。

 遺伝には優性遺伝と劣性遺伝があると覚えているが、劣勢というのは優劣があるようだから、今は顕性遺伝と潜在遺伝というらしい。これなんかは時代を表しているんだろう。

 聖徳太子。日本人ならすぐに思い浮かぶ名前である。だが、聖徳太子というのは後世になって、彼の功績をたたえるためにつくられたのであって、今は厩戸皇子というらしい。聖徳太子のほうが有難そうでいいのに。

 日本最大の前方後円墳である仁徳天皇の墓は、仁徳天皇が埋葬されているか定かではないから、地名の「大仙古墳」に変更。なんか有り難くないな。

 京都の建仁寺にある国宝・源頼朝の肖像画は別人だと判明したそうで、今は「伝源頼朝像」というらしい。

 大化の改新は645年と暗記したものだった。だが、「改新の詔」が発表されたのが646年の正月のため、646年に変更。

 たまには教科書を覗くのもいいもんだ。

 お次はFRIDAYから。神楽坂恵のインタビュー。懐かしい名前だな。44歳か。

 たしか亡くなった高須基仁が連れてきて紹介されたのではなかったか。あの頃は、普通の女の子という感じだったが、パイオツだけは大きそうだった。

 それからグラドルとして売れっ子になり、女優もやっていたのではなかったか。

 調べてみると、映画『冷たい熱帯魚』『ヒズミ』などの監督・園子温と結婚したそうだ。

 かつてFRIDAYで、「映画『ヒミズ』をヴェネチア国際映画祭に出品した関係で、パリを訪れた際にプロポーズを受けました。同行したスタッフさんがいたので、皆がいない隙(すき)に婚約指輪をいただいたんです。12月に監督が50歳を迎えるので、入籍は、彼がギリギリ40代のうちに済ませたいです(笑)」と語っていた。

 園監督は19歳上。結婚して引退し、子育てをしていたそうだ。

 2004年に芸能活動を開始し、“Iカップの女神”として再び注目を集め、2008年に発売した写真集『はだいろ』で大胆なヌードを披露して3万部を超えるベストセラーになったそうだ。

 だが、家庭に入り主婦をやっていれば、彼女の最大の売り物であるIカップはどうなっているのだろう。40歳を超えてヘア・ヌードでもあるまい。

 だが彼女は、

「オファーをいただく1年ほど前からジムでの運動やファスティングを始めたり、タンパク質中心の食事に変更するなど、小さなことから少しずつ変えていきました。痩せすぎると胸が小さくなってしまうので、ちょうどいい肉付きにするのに苦労しましたね」

 12月発売の写真集でもフルヌードを惜しみなく披露しているようだが、

「裸になるよりも、白いビキニを着るほうが恥ずかしかった(笑)。モジモジしてスタッフさんの前に出るまでに少し時間がかかりました……。でも、グラビアって自由に表現できる“自分だけの世界”だと思うんです。だから、こうしてもう一度戻って来られたことに本当に感謝しています」

 と語っている。

 FRIDAYのグラビアページでもそのいくつかが見られる。いや~、年を感じさせない初々しさと、年を重ねたお色気が爆発していて、高齢者でもモヤモヤした気分になれるかも……。

 彼女の初期のころのヌード写真集よりいいな! Amazonで買ってみようかな~。

 ところで、女性初の総裁・高市早苗が首相になる確率は、公明党が連立から離脱してもまだまだある。

 そうなると「大変だ!」と大騒ぎしているのは永田町だけではない。あの「女人禁制」の土俵を持つ大相撲も、戦々恐々としていると新潮が報じている。

 大相撲本場所の優勝力士には、賜杯(天皇杯)に加えて内閣総理大臣杯が授与されるのだが、高市新首相は総理大臣杯授与の際、土俵に上がれるのか? 女人禁制は破られるのか?

 新潮によれば、女性と土俵――その“闘争”の歴史は古いという。

「1990年、海部内閣で女性初の官房長官となった森山真弓氏が総理杯を自らの手で渡したいと主張。男女平等か伝統文化かという議論が巻き起こったが、二子山理事長は『こんな社会がひとつぐらいあってもいい』と拒否した。

 2000年には太田房江大阪府知事(当時)が毎年大阪場所優勝者に授与される府知事賞を手渡したいと要望するも、時津風理事長に『相撲の伝統文化を守る上からもご遠慮いただきたい』と断られた。

 18年には春巡業の舞鶴場所で舞鶴市長が土俵上で倒れ、土俵に上がって救命処置を行っていた女性看護師に行司が『降りて』とアナウンスしたことが問題に。2日後に催された宝塚場所では、土俵下であいさつした中川智子宝塚市長(当時)が『悔しい。変革する勇気も大事では』と訴えた。

 その後、八角理事長が謝罪の談話を発表したが、『人命救助の際は例外的に認められるものの、女人禁制であることに変わりないとの立場を改めて示したものでした』(大手紙記者)」(新潮)

 多くの場合、首相ではなく代理の人間が読み上げ、授与することが多い。

 しかし、今年の初場所では石破茂首相が豊昇龍に授与しているし、高市本人が「ぜひ自分で手渡したい」といい出したらどうするのだろう?

 新潮の取材に日本相撲協会は「回答は“なし”です」といっているが、先の中川元市長はこういう。

「当時、芝田山親方に『女性総理が誕生したらどうするんですか』とお尋ねしたら『そのとき考えます』と。だから楽しみにしています」

 高市早苗はゴリゴリの保守派だから、案外、相撲の伝統に配慮して、「行かない」というかもしれないが、もし、「絶対行きます!」といい出したらどうするのか、見物ではある。

 お次は、旧ジャニーズ事務所所属の草間リチャードの「全裸猥褻騒動」の内幕を文春から。

 10月6日、警察署の前に集まった報道陣に対して、「この度はお騒がせして申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げたのは、4日に、公然わいせつの疑いで逮捕されたアイドルグループ「Aぇ!group」のメンバー・草間リチャード敬太(29)だった。

 社会部記者がこう解説する。

「四日の午前五時四十分頃、新宿二丁目にある雑居ビルのエントランスで、草間はズボンを下ろし、性器を露出していた疑いが持たれています。『下半身を露出している』と通報が入り、駆け付けた警察官が身柄を確保した。当時、草間は、酒に酔った状態で、取り調べに対しても『覚えていない』と供述していました」

 草間はアメリカ人の父と、日本人の母を持つ。2009年に旧ジャニーズ事務所に入所。19年にAぇ!groupのメンバーに選出された。バラエティ担当として業界内外で高い評価を得ていたという。

「デビュー前からバラエティ番組へ多く出演。中でも『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレ系)で、体を張る姿が印象的でお茶の間の支持を得ていました。そのルックスからは想像できないコテコテの関西弁でユーモアあるトークをするのもまた、彼の魅力です」(テレビ局関係者)

 Aぇ!groupは、結成から5年して、昨年5月にメジャーデビューしたばかりだという。ジャニーズ事務所が「STARTO ENTERTAINMENT」に社名を変更してから初のデビューグループだそうだ。

「今月十二日からは、グループの冠番組がフジテレビで放送予定。来年一月、メンバー全員が出演する映画も控え、デビューから一年、グループとしてようやくノッてきたところでした」(テレビ局関係者)

 だが草間は、知人によると、テレビで見せる自分と本来の自分とのギャップに悩み、ストレスを抱え、酒に逃げ込むことが多かったという。

 この友人は、草間のあられもない姿を目撃したことがあるという。

「カラオケでリチャが服を脱いで場を盛り上げている姿を見たことがあります。忙しかったり、仕事のストレスが溜まるとお酒を飲んではっちゃけて、脱ぎ癖が出ちゃう」

 そのために仕事にも影響が出ていたそうだ。

「リチャードが遅刻常習犯というのは有名な話。番組でイジられていたこともありましたけど、ロケの集合時間に3時間も遅刻したこともあった。遅刻の原因は、深酒だと囁かれていました」(キー局社員)

 さらに、草間は、今年6月からコンプライアンス違反があったとして無期限活動休止中の、国分太一にも気を遣っていたという。

「『DASH村』での国分太一さんとの共演に、かなりプレッシャーを感じていた。国分さんがプロ意識が高いこともあると思いますけど、リチャードは色々と思うことがあったのか、国分さんとの共演について周囲に相談していました」(同前)

 旧ジャニーズ事務所では、だいぶ前になるが、草薙剛が34歳の時、都内の公園で全裸になっていたとして公然わいせつの疑いで警視庁に現行犯逮捕されたことがあった。

 アイドルというのはストレスが溜まるものなのだろうな。

 お次は、NHKの社運をかけて大々的に宣伝しているNHK ONEだが、開始早々、トラブルが多発していて、局内からも「無用論」が出ているようだ。

「10月1日から始まったNHKの新しいインターネットサービス『NHK ONE』のアカウント登録手続きで、一部の利用者に認証コードが届かない不具合が発生している。NHKが1日、公式ホームページ(HP)で発表した。Gmailなどを通じて登録手続きをした人に認証コードが届かない不具合が起きているという。1日午前8時現在、NHKはHP上で『原因を調査中』としている」(毎日新聞デジタル版10/1 15:58)

 NHK職員によると、問題だったのは、約600万人の登録者がいる「NHKプラス」などの従来のサービスを9月30日で一斉に廃止し、移行期間を設けなかったため、新サービス開始直後からアクセスが殺到して、NHKの対応が間に合わず、認証コードが送られてこなかったという。

 このサービスは無料ではない。受信契約を結んでいなければ、受信料として1100円を払う必要があるのだ。

 従って、NHKは新たな受信料欲しさに、今年度だけでも220億円を投じたそうだ。

 だが、ネットで独自のニュースコンテンツを配信するのはご法度で、ウェブ上での公開は1週間のみ。長期間読まれてほしい記事に選ばれても1年後には削除されてしまうという。

 これまでやっていたようなウェブ独自のコンテンツは、原則できなくなってしまったそうだ。

 これでは何のためのNHK ONEなのか? ユーザー目線がないのではないかと、新潮は追及する。

 砂川浩慶立教大学社会学部教授によれば、政治からの圧力や、日本新聞協会から「民業圧迫」などの批判があり、新サービスはなくなり、視聴者に何のメリットもないところに落ち着き、スタートしたという。

「『NHK ONE』は、妥協の産物です。合わせて既存のサービスまで縮小を余儀なくされ、『NHKプラス』どころか“マイナス”での船出となった。今回のお粗末なトラブルも、NHKのヤル気のなさを象徴していると思います」

 我々の貴重な受信料を、ドブに捨てるようなことはしないで欲しいな、NHKさん。

 次はナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)に駒を進めたドジャースの佐々木朗希のお話。

 私も謝らねばならないのだが、佐々木がポストシーズンに間に合うなどと考えてもいなかった。だが、このままドジャースがナ・リーグ優勝になれば、佐々木がMVPになる可能性もある。

 それぐらい、抑えに回ってからの佐々木はパーフェクトピッチングである(10月14日のブルワーズ戦は失敗!)。

 シーズン途中からマイナーに落とされ、そこでもなかなか力を発揮できなかったのに、突然、160キロを超えるフォーシームを投げるようになった。

 それにも増して、ストライクを取れるようになったのだ。たしかに佐々木は、文春のインタビューで、高校時代のフォームを見てひらめいて、それができるようになったら、スピードも出るようになったと喋っていた。

 だが、あまり心臓の強くない佐々木だから、抑えは難しいだろうと思っていたが、立派以上に、こちらの想像を超えるいいピッチングをして、今や、ドジャースの守護神である。

 何が佐々木を変えたのか?

 新潮によれば、投手コーチのロブ・ヒルの存在があったからだという。

 MLBアナリストの友成那智はこう話す。

「ピッチングディレクターという肩書のヒル氏はモーションキャプチャを用いて、投球フォームを解析します。最先端の指導法に定評があるだけでなく、大学でコミュニケーション学も修め、人付き合いにも長けているといいます。友だちのように、優しくフランクに助言を授けるのだとか。メンタルのケアも得意で、神経質かつ内気な佐々木にはうってつけだったことでしょう」

 ドジャースが彼を招聘したのは2019年。まだ24歳の若者だった。だが、彼は既に球界ではよく知られていたという。

 コーチを始めたきっかけは、大学で投手だったが、度重なるケガに悩まされ、シアトルの著名なトレーニング施設「ドライブライン」の門を叩いたことだった。

「科学技術を駆使した手法に感銘を受け、学生時代から研究を重ねたそうです。大学を卒業した18年、プロのコーチとなるべく同施設に就職。“クレイジーだと思うほど努力をした”と語っていますが、すぐさま顧客が殺到するようになったといいます」(在米ジャーナリスト)

 再生した佐々木が、この先も抑えでいくのか、先発に戻るのかはわからないが、ドジャースがワールドシリーズに出られれば、頼もしい守護神として、更なる活躍が期待できるのかもしれない。

元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2025/10/16 06:18