なにわ男子のYouTube、長尾謙杜の扱いめぐりファンから「不憫」「あきれた」と不満噴出のワケ


7人組グループ・なにわ男子のYouTubeチャンネルが4月29日に更新され、香港のレストランで行ったグルメ企画動画が配信された。その中で、メンバーの食物アレルギーに関わる料理が登場したことで、一部ファンからその配慮のなさに疑問の声が噴出している。
目次
・なにわ男子のYouTubeグルメ企画にファンから不満の声
・長尾謙杜、主演映画の鑑賞会企画ナシで「不憫」の声も
なにわ男子・長尾謙杜、「甲殻類アレルギーなのに……」YouTubeグルメ企画にファンから不満の声
なにわ男子は、昨年11月30日から今年1月26日まで、台湾・台北、韓国・ソウル、香港の3都市をめぐるアジアツアー『Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025 ‘+Alpha’』を開催。滞在先にてYouTube動画も撮影しており、4月29日配信回「なにわ男子【香港絶品グルメ】13枚ババ抜き企画」は、香港のレストランでトランプのババ抜きをし、順位によって料理を味わえるメンバーが決まる勝負企画を行った。
1品目は「黒トリュフとエビのトースト」で、実物がテーブルに運ばれてくると、メンバーたちは「めっちゃええ香りする」(藤原丈一郎)「これ食べたい!」(高橋恭平)などと大興奮。そんな中、長尾謙杜は下唇を突き出したような“ふくれっ面”をして、浮かない表情を見せていた(2分50秒頃)。
結果的に長尾はババ抜きでチャンスを逃し、勝った3人が同メニューを実食。続いて、2品目が「黒胡椒と蜜漬けポテトの牛フィレ肉炒め」だと発表されたところ、長尾は先ほどのリアクションとは打って変わって「これ食いたい!」と、高らかに宣言した。
残念ながら彼は「黒胡椒と蜜漬けポテトの牛フィレ肉炒め」をゲットとはならなかったものの、長尾は全4品中1品を勝ち取ったため、“お預け”はくらわなかったが……。動画を見た一部ファンはYouTube運営サイドへの不快感をあらわにしている。
「ファンの書き込みによると、長尾は甲殻類アレルギーがあるそう。直近だと4月7日発売のアイドル誌『Duet』(ホーム社)でメンバーの道枝駿佑がグループで北海道へ旅行に出かけたいと話す流れで、『長尾は甲殻類アレルギーでカニが食べられへんけど』と明かしていました。甲殻類アレルギーの人が避けなければいけない食材は主にエビ・カニですが、そのほかの甲殻類や原因物質でも反応する場合があると言われています。アレルギーの影響は本人の体調にもよりますが、強い症状(アナフィラキシー)が出ると命に関わる危険性も。今回は海外ロケだったこともあって、ファンは『何かあったら……』と不安を感じたのかもしれません」(芸能ライター・阿部ベア氏)
それだけに、動画のコメント欄やSNSでは「謙杜が甲殻類アレルギーなのに、1品目からエビを出すのはちょっと……」「YouTubeを作っている人たちは、長尾くんが甲殻類アレルギーなのを知らないのかな? 1品目から体質的に食べられない料理を出すのは、なにわ男子への愛がなさすぎると思っちゃう」「長尾くん、口を尖らせてたけど内心はショックだったかも」と不満の声が漏れていた。
なにわ男子・長尾謙杜、主演映画の鑑賞会企画ナシで「不憫」の声も
こうしてファンが怒りをにじませている背景には「かねてから、なにわ男子のYouTube企画に対して鬱憤が溜まっていた」ことも関係しているようだ。前出の阿部氏が解説する。
「なにわ男子のYouTubeではグルメ企画になると“7人全員で美味しく料理を食べる”という機会が少なく、候補の料理のうちメンバーが食べたいほうを指定し、少数派を選んだ人だけが食べられる『少数派グルメ』企画がたびたび行われているため、ファンからは不評なんだとか。4月15日アップの動画は、香港ディズニーランドホテル内のレストランで朝食ビュッフェを味わうという内容でしたが、『せっかくのビュッフェなのに少数派企画をやる意味とは?』『わざわざ海外のビュッフェで撮影してるんだったら、少数派グルメよりも何種類食べれるかとかのほうがメンバーも視聴者も楽しいのに……』といったツッコミが相次いでいたほどです」
また、長尾個人にフィーチャーした回をめぐっても、SNS上のファンは悔しさを吐露していたという。長尾が劇場映画で初主演を務めた『おいしくて泣くとき』が4月4日に上映開始となり、同8日にはYouTubeに公開記念動画「なにわ男子【今だから言える…長尾の秘密】初出ししかありませんwww」が配信された。
これまでなにわ男子のYouTubeにおいては、メンバーの主演映画をみんなで鑑賞するという企画が行われ、道枝主演『今夜、世界からこの恋が消えても』(22年7月29日公開、女優・福本莉子とのダブル主演)や、高橋の初主演作『なのに、千輝くんが甘すぎる』(23年3月3日公開)、大西流星の初主演作『恋を知らない僕たちは』(24年8月23日公開)などでも封切りのタイミングに合わせて、動画が上がっていた。
「主演した本人だけでなく、映画を見たほかのメンバーの感想や、リアクションが楽しめるため、ファンからはこういった鑑賞会企画が人気なのでしょう。しかし、今回の『おいしくて泣くとき』の公開記念動画で鑑賞会は実施されず、『長尾に秘密にしていたこと』を6人で50個出すというトーク企画になっていました。グループ愛が感じられるエピソードもあったものの、マネジャーからのタレコミで長尾に“直してほしいところ”が明かされたり、周囲が長尾への愚痴や不満をぶつける場面もあったんです。案の定、コメント欄は否定的な感想が目立っていましたね」(前出・同)
以前からのグルメ企画そのものへの不満、長尾の主演映画の記念動画にも不服を訴えていた中、香港の動画にて長尾が口にできないであろう料理が出てきたことで、ファンの我慢が限界に達してしまったのかもしれない。
一部では「初主演映画の鑑賞会がなかっただけじゃなく、アレルギー食材を使った料理を出されるなんて、長尾くんが不憫すぎる」「YouTubeのグルメ企画、少数派は前々から必要ある? って思っていたけど、ついに長尾くんのアレルギーに配慮もせず甲殻類を食べさせようとしていてあきれた」などと嘆く声も噴出している状況だ。
今後はコメント欄などの指摘も参考にしつつ、メンバーと視聴者が楽しめる企画を考えていってほしいものだ。
(取材・文=サイゾーウーマン編集部)