「ラプンツェルは嘘ついたりしない」ディズニー声優の中川翔子が“絶対に炎上できない”ワケ

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なかなか収束に向かわないタレント・中川翔子の任天堂のゲーム機をめぐる騒動。ネット上の厳しい声は、ディズニーファンからも数多く上がっている。
中川翔子の事務所が説明「妊娠のお祝いにと譲ってくれたもの」
騒ぎの発端は、中川の公式YouTubeチャンネルで6月8日に公開された動画「【ゲーム】念願の『Switch2』をゲット、開封、プレイ!」。
5日に発売された家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」を開封する内容で、中川は序盤で「なんと、Switch2を買っちゃったよ、買えたよ、やったー、うれしー!」と叫んでいるが、梱包材などに視聴者から不自然な点が指摘されたため、一部から「転売ヤーから購入したのでは?」などと疑われてしまったようだ。
その後、中川は15日にXで「憶測で断定されたりいろいろ言われて悲しいから触れたくなかったんですが、Switch2絶対にフリマサイト、転売ヤーから買ってません 完全に間違った情報でここまで色々言われて悲しいです」と疑惑を否定。
さらに、所属事務所はニュースサイト「FRIDAYデジタル」にコメントする形で「該当のゲーム機については中川の友人が大手家電量販店にて抽選で購入し、妊娠のお祝いにと譲ってくれたものです」と説明し、「動画内の冒頭で『買えたよ』と叫んでしまい誤解を招く表現でお騒がせしたことを深く反省しております」と謝罪した。
中川翔子、過激な批判に自制を求める動きも
だが、こうした説明にも納得がいかないネットユーザーは少なくない様子。加えて、騒動をきっかけに過去の矛盾した言動まで蒸し返させる事態となっており、妊娠中の彼女の体調面が心配されている。炎上の背景について芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう語る。
「『Nintendo Switch 2』に関しては多くの人たちが早く手にしたいと思いながらも入手困難な状態が続いており、“開封動画”についてもやり方を間違えるとそうした人たちを刺激する可能性は十分ありますよね。加えて、転売問題もかねてから物議を醸していますし、中川本人や所属事務所による釈明に対してもネット上では『友人がプレゼントしてくれたことを隠して自分で買ったことにしていたってこと?』など厳しいツッコミが数多く見受けられます。
中川さんは第1子を妊娠中ということで過激な批判に対しては自制を求める動きも一部であり心配ではありますし、当然のことながら誹謗中傷は許されることではないですが、今回の件に関しては思慮が足りなかったと言われても仕方のないところではありますよね」
中川翔子が「絶対に炎上できない」ワケ
また、今回の騒ぎに関しては、多くのディズニーファンも反応。中川が2011年公開のディズニー映画『塔の上のラプンツェル』より主人公・ラプンツェルの声優を担当していることから、「お騒がせタレントは早く降板させてほしい。ラプンツェルは嘘をついたりしない」「しょこたんの吹き替えは素晴らしいけど、ラプンツェル見るたびにSwitch 2の騒動を思い出すの、Dオタとしてマジ勘弁……」といった声も一部で上がっている。エンタメ誌の編集者が話す。
「もう15年ほどラプンツェルの声を担当している中川さんですが、声優としての実力は高く評価されていますし、最近も彼女が描く『アナと雪の女王』のキャラクターのイラストがディズニー公式グッズとして販売開始されるなど、ディズニー・ジャパンから絶大な信頼を得ているようです。
一方、これまでも彼女のネガティブな話題が騒がれるたびに、一部のディズニーファンの間で彼女の起用が物議を醸してきたのも事実。声優の不祥事がキャラクターのイメージに必ずしも影響を与えるとはいえませんが、ディズニー作品は世界観を何より大切にしていて、炎上騒動のような“ノイズ”をファンは嫌がります。そのため、中川さんは“絶対に炎上できない立場”にあるともいえるのではないでしょうか。彼女の所属事務所がメディアを通じて丁寧に謝罪したのも、そういった背景があるのでは」
昨年「東京ディズニーシー」に登場したボートライド型アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」においても、台詞や歌唱を担当している中川。ディズニー側も今頃、騒動の行方を固唾を呑んで見守っているかもしれない。