TOKIO・国分太一降板『鉄腕DASH』、数々のヤラセ疑惑は“日テレの社風”が原因? 「スタッフに強い圧を……」

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日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)からTOKIO・国分太一が降板すると発表した直後、2021年に同グループを脱退した長瀬智也が自身のインスタグラムを投稿。その意味深な内容から『ザ!鉄腕!DASH!!』のヤラセ疑惑が再燃する事態となっている。
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元TOKIO・長瀬智也、意味深投稿は「冷酷で恩知らず」とのメッセージか
長瀬は6月23日までに自身のソロショットとともに「ヤラセだらけの世界に疲れたらレースをおすすめします。そのかわりヤラセだらけの世界に戻れなくなります。ご注意ください ナガセ」と意味深なメッセージを投稿した。印象について、元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏はこう語る。
「ご本人が何も詳しいことをおっしゃっていないので、本当のところはわかりませんが、今回の日本テレビの一連の国分さんに対する対応や、社長会見の印象は『自局に火の粉が降りかからないように国分さんを非情に見捨てた』感じがしなくはありません。国分さんが何をしたかわからないので、あまり決めつけることはできませんが、これまでTOKIOは『鉄腕DASH』などで日テレに多大な貢献をしてきたわけですから、長瀬さんが日テレのことを『冷酷で恩知らずだ』と考えたとしても不思議ではありません。
と考えるとこのメッセージは、TOKIOのメンバーに対して『もう辛い状況で日本テレビに協力するのはやめて自由に生きよう』と呼びかけるとともに、日本テレビに対しては、ことと次第によってはいろいろなヤラセなどの問題を暴露することも辞さない、ということを匂わせている可能性も考えられると私は感じました」
『ザ!鉄腕!DASH!!』過去のヤラセ疑惑とは?
実際、1995年にスタートした『ザ!鉄腕!DASH!!』は、これまでに幾度となくヤラセ疑惑が浮上してきた。
例えば、「沖縄の伝統漁法を使って魚を捕る」という企画で“ウマヅラハギ”という魚が捕れた際には、一部視聴者から「浅瀬で捕れる種類の魚ではない」と指摘されてネット上で話題に。
さらに、「長崎へ“カタクチイワシ”を探しに行く」という企画では、ロケに同行していた漁師が「オンエアされた番組の漁船の網にはたくさんのイワシが獲れているようになっていたが、ほとんどは買ってきたものであった」と暴露したことも。
近年では2023年6月に放送された“棚田”での米作り企画や、同7月にオンエアされた釣り企画などにヤラセ疑惑が浮上。どれも推測の域を出ない話であるが、このほかにもたびたび疑惑が取り沙汰されてはうやむやになってきた。
日テレは「面白くするために強い圧をかける」が社風?
仮にヤラセ行為があったとして、それがスタッフ間だけで共有され、TOKIOら出演者が知らされないケースはあるのだろうか? 前出の鎮目氏は次のように話す。
「『鉄腕DASH』はこれまでにも多くのヤラセ疑惑がありましたし、たとえば『月曜から夜ふかし』など日本テレビのほかの番組でも多くのヤラセ疑惑が浮上しています。社風として日テレは『番組を面白くするために、制作会社やスタッフに強い圧をかける』ことが多いと私は感じています。こうした同局からの『絶対に面白いものを作れ』という圧に負けてスタッフはヤラセに走るわけです。
ロケ段階でヤラセが発生した場合には、演者にもわかってしまう場合が多いと思うので、きっと『結構無理矢理な仕込みをしているな』と感じることも多いと思います。しかし、ロケが終了した後の編集段階以降でヤラセが発生した場合には、演者は知る術もありませんし、スタッフがわざわざ知らせることも通常はないと思います。ですので、演者は自分がロケしてきたVTRを見て『あれ?』と思い驚くことも多いのではないでしょうか」
今月15日の放送回も、平均個人視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、世帯9.3%の高視聴率を記録した『鉄腕DASH』。放送はこの先も国分抜きで続くというが、長瀬の投稿が番組終了への追い風となる可能性もありそうだ。