Snow Man・佐久間大介、「あえて触れないようにしていた」呼びかけに賛否! 「パロ絵が見たい」発言の危うさ


Snow Man・佐久間大介が7月24日、個人のXアカウントで、自身とメンバー・ラウールに関する“パロディイラスト”が流行していることに言及。イラストの探し方をファンに尋ねるという異例の展開となり、ファンの間で賛否両論を呼んでいる。
Snow Man・佐久間大介、「本人が触れてしまうと終わってしまうのもわかってる」“パロ絵”に言及
事の発端は、佐久間が同21日にXにアップした1枚の写真。この日、メンバーのラウール、深澤辰哉とともにグループのインスタグラムでライブ配信を行った佐久間は、ニューシングル「SERIOUS」(同23日発売)をプロモーションする中で、過去のレコーディング時のオフショットを公開したのだ。
その後、個人のXに「さっきのインライで見せた、恒例の、俺の前がラウールだった時のレコーディングマイク」(原文ママ、以下同)と写真を投稿。高身長のラウールに合わせてマイクが高い位置にあり、彼よりも小柄な佐久間がマイクを見上げ佇んでいるカットだった。
そして24日、「触れたくても、、あえて、触れないようにしていたことを呟こうと思う、、」と前置きした上で、「何やら俺とラウのマイクのパロディイラストが流行ってるらしい、、」「そういうの大好きだ!」「全パロ絵が見たい!!」とポスト。
佐久間といえば、「アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介です!」という自己紹介フレーズを持っており、オタクカルチャーへの造詣も深いだけに、「本人が触れてしまうと終わってしまうのもわかってる、、だが、、オタクだからこそ、、見たいんだ」と葛藤しつつ、率直な思いを吐露した。
続くポストでは、「だから、そのイラストなどに過度に反応しすぎず、、そっといいねを押すくらいにしてくれ、、急激に反応がくると人は恐れてしまうのだよ、、んで、どう探せば見れるんだ、、」と、イラストの投稿者に配慮して“過剰なリアクション”はしないよう、ファンにお願い。
さらには「それぞれの界隈の人が、その界隈の推しの良さを出そうと描き出させる絵って、マジで多幸感すごい!その界隈をまだ知らなくても、見ただけで『愛されてるんだな』ってのがわかるのがファンアートの良さだよね」ともつぶやいていた。
佐久間の言う「パロ絵」とは、パロディ(創作物を模倣したもの)として描かれた絵の略称だ。今回の投稿のリプライ欄(コメント欄)には、写真の構図を再現したいわゆる“ファンアート”の画像が貼られているほか、「レコーディングマイク」「だった時のレコーディングマイク」といった文言で検索をすると、パロ絵が見られると教えるファンの書き込みも見られる。
Snow Man・佐久間大介の発言に「アイドルがそれを認めちゃだめ」の声
一連の佐久間の投稿内容に対し、「言っちゃいけないってわかっているのに、自分の気持ちを正直に伝えてくれる佐久間くんが大好き」「本人にも届いたんだ!」「オタクの心情をわかっていてさすがすぎる。私もイラストが見たい!」「これをきっかけに、Snow Manイラストのハッシュタグを作りましょう」と、好意的に捉えているファンもいるようだ。
「実際にキーワードで検索すると、佐久間の写真から着想を得て、アニメやゲームなどに登場する身長差のあるキャラクター同士を描いたイラストが数件出てくる状況です。しかし、このことに苦言を呈している人も少なくありません。何かの作品をもとにした非公式のイラストなどは『二次創作』に値し、場合によっては著作権侵害にあたる可能性もあるため、あくまでも個人間で楽しんだり、SNSにアップする際は公式サイドに迷惑がかからないように……という“暗黙のルール”が存在するんです。特に、実在の人物を題材にした『ナマモノ』はセンシティブなジャンルですし、そうした“グレーゾーン”の範疇で楽しまれていた創作物について、佐久間のような影響力のあるタレントが表立って『見たい』と発言するべきではなかったと、厳しい意見も見受けられます」(芸能ライター・阿部ベア氏)
ファンからは「佐久間くんの投稿は悪手だと思う。ただでさえ二次創作やファンアートについて勘違いしている人が多い中、メンバーがポジティブに反応すると『公式に認められた』と拡大解釈されかねない」「権利侵害される側にいるアイドルがそれを公に認めちゃだめ」「ファンアートと二次創作は別物。ここからいろいろと派生してしまうのが怖い」「『アニヲタ兼アイドル』を自称するなら二次創作の危うさを警告してほしいくらいなのに…..」などと、辛らつな声が上がっていた。
多方面に悪影響を及ぼさないよう、ファンアートや“パロ絵”は慎重に楽しんでいくべきだろう。
(取材・文=サイゾーウーマン編集部)