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【夏ドラマ視聴率】『愛の、がっこう。』低視聴率もTVerで健闘! 藤木直人『最後の鑑定人』個人2.5%で『Dr.アシュラ』下回る

【夏ドラマ視聴率】『愛の、がっこう。』低視聴率もTVerで健闘! 藤木直人『最後の鑑定人』個人2.5%で『Dr.アシュラ』下回るの画像1
ラウール(写真:サイゾー)
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 人気脚本家・井上由美子氏が手掛けるオリジナルドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系、木曜午後10時)の第5話が8月7日午後10時より放送。初回の平均世帯視聴率は、第1話としては「木曜劇場」史上最低での発進となったが、ネット上の視聴者からは「ホスト役のラウールがかっこいい!」「一筋縄ではいかないストーリーにドキドキする」などと賛辞が相次いでいる。

【夏ドラマ視聴率】フジ全滅か

 『愛の、がっこう。』は、私立高校の高校教師である小川愛実(木村文乃)と文字の読み書きができないホスト・カヲル(Snow Man・ラウール)が出会い、禁断の恋へと足を踏み入れるラブストーリー。

 同局『白い巨塔』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』を手掛けた井上氏と演出家・西谷弘氏がタッグを組んだ注目作であり、愛実の友人役の田中みな実、愛実の婚約者役の中島歩、ホストクラブの社長役を演じる沢村一樹らが脇を固める。

『愛の、がっこう。』TVerで健闘、1週間で200万再生

 7月31日放送の第4話では、ホストクラブ「THE JOKER」の常連客・宇都宮明菜(吉瀬美智子)からコケにされたカヲルを愛実が庇ったことで、2人は“文字の勉強”を再開。これに続く第5話の予告では「2人の関係が急展開」「ついに禁断の恋へ――」といった煽り文句が躍っており、物語はさらなる盛り上がりを見せそうだ。

 しかし、初回の平均視聴率は世帯4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)、個人2.6%となり、2022年7月期に同枠で放送された『純愛ディソナンス』の初回を下回ったことで「木曜劇場」枠史上最低を更新。第2話以降も緩やかに下降しており、なかなか厳しい状況に見える。

 一方、TVerでは第1話の再生数が約1週間で200万を突破したほか、お気に入り数も67.9万(8月6日時点)と健闘しており、ネット上では反響を呼んでいる。

 同作について、芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう語る。

「『愛の、がっこう。』は視聴率で思わぬ苦戦を強いられています。放送開始直前の6月末に『改正風営法』が施行され、ホストクラブ名物のランキング・バトルや役職や成績を誇示するような広告がNGに。ドラマの中ではホスト同士による激しいランキングバトルの様子なども描かれていますが、同法の施行を受けてフジテレビが番組最後に注意喚起を行ったり、番組公式ウェブサイトにも注意ページを設置するなど作品の本筋とは別の話題も振りまきました。

 演出面においてはネガティブな要素と言えなくもないですが、逆に話題性が高まった部分もあり、必ずしも完全な逆風というわけでもなさそうです。それでいて、思ったよりも“数字”が伸びないのは制作サイドも誤算だったかもしれませんね。ただ、インターネットやSNS上では作品に対して好意的な視聴者の意見もあり、今後の巻き返しを期待したいところです」

藤木直人『最後の鑑定人』も今期ワースト発進

 同作に限らず、フジ系ドラマは今期、作品の多くが視聴率で苦戦している。

 例えば、藤木直人主演の科捜研モノ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)は、初回から個人2.5%、世帯5.0%。同枠前クールの『Dr.アシュラ』の初回を下回り、GP帯の今期民放ドラマでは平均個人視聴率でワースト3位での発進となっている。

「藤木直人さんと白石麻衣さんのバディ感は悪くないのですが、こちらも“数字”がついてきませんね。2人のキャラの濃さのわりにストーリー展開が平易でドキドキ感に欠けるといった意見もインターネットやSNS上では見受けられますが、確かに現時点では見せ場や山場に欠ける印象はあります」(前出・竹下氏)

 特にネット視聴で健闘しており、「ラウールのホスト役がリアルすぎる!」と称賛の声が上がっている『愛の、がっこう。』。中盤の急展開によって、視聴率に変化はあるだろうか。

2025年夏ドラマ【個人視聴率ワースト5】

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2025/08/07 15:00
刺されるフラグ立ちすぎ
しぃちゃん