堂本剛、SixTONES・ジェシーが「すごい心配」「守ってあげないと」――ラジオで後輩に寄り添ったワケ


DOMOTO(旧KinKi Kids)の堂本剛がパーソナリティを務めるラジオ番組『堂本 剛 とFashion & Music Book』(bayfm)。9月6日のオンエアでは、嵐・二宮和也やSixTONES・ジェシーとの交流エピソードを明かし、ファンの間で話題になっている。
堂本剛、『ニノさんSP』出演の裏側語る――二宮和也は「相変わらず」
堂本は、二宮の冠バラエティ『ニノさん』(日本テレビ系)の2時間スペシャル「大人も子どもも楽しく頭をストレッチ!夏の知育遊戯祭り」(8月22日放送、以下『ニノさんSP』)にゲスト出演。今回のラジオには、二宮をはじめ、同じくゲストだったtimeleszのメンバーと話はできたのかと、収録の裏話を求めるお便りが届いていた。
堂本によると、『ニノさんSP』の収録当日、二宮が楽屋にあいさつに来てくれたそうで、「ちょっと落ち着いたらご飯でも行こうか」と話していた中、実際にその食事会が実現したという。「相変わらずの、あの感じのニノ」「テレビに出てる時のあの感じと、あのまんまやから。いつも。そういうところが接しやすい」と二宮の印象を語っており、楽しい時間を過ごせたようだ。
お互いに歳を重ねたからこそ、いろんな話ができたといい、堂本が「あなたの芝居は本当に素晴らしいね」と褒め称えた際、二宮は“ドヤ顔”で照れていたんだとか。
堂本剛、SixTONES・ジェシーは「すごい心配」「すごく器用だし、才能がありすぎる」
近年、堂本は古巣であるSTARTO ENTERTAINMENTの後輩とコミュニケーションを取る機会が増え、話をしながら良い刺激をもらっている様子。こうして後輩と過ごした時間を振り返る中で、「ちょっとジェシーがしつこいですね」「『どうしてますか? 今日』みたいな(誘いが来る)」とボヤいた。
堂本いわく、ジェシーはカラオケができるお店に行きたいらしく、「『この歌入れていいですか?』って。『自分の青春の時の歌なんでちょっと、一緒に歌ってください』とか。もう、うるさいんですけどね、もうホントに」と愚痴をポロリ。ジェシーから曲のリクエストもされるそうで、「なんなん、この時間。マジで、自分疲れてるんやけど」と抵抗しつつも、デュエットに付き合っているという。
そんなジェシーといえば、アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフであり、テレビなどでは陽キャぶりを発揮してきた。しかし、堂本は「実はすごく、すごく、すごく繊細な子」だと捉えているそうで、「すごい心配なんですよ、いつも。『強がってないかな』とか。『わざと明るくしてないかな』と思うんですよ」と、常にジェシーを気にかけている様子。
「そういう(繊細な)人って、それが自分のそのリズムを作るからさ。ふと我に返ることのほうが、ちょっと怖くなったりもするんじゃないかなとか。これ、あくまでも僕の分析ですよ」「彼がなぜ僕を好きになってくれるかということも含めて。実は、彼はああいうキャラクターで『イェーイ』みたいな感じでやってるけど」と、ジェシーが自分を慕ってくれている理由を堂本なりに分析していた。
また、ジェシーのことを「すごく器用だし、才能がありすぎるから」と評した堂本は、彼が周囲の期待に応えようと一生懸命に振る舞う姿も目にしているといい、「でも、僕と遊んでる時にふとなんかね、“素の表情”を見せるような気が、僕はする時はチラチラあって。こんな僕でも、ちょっとした息抜きになっていればいいなっていうふうには思っているんですけどね」と、後輩に寄り添っていた。
その後は、ジェシーが会うたびに毎回歌うという楽曲「縁を結いて」(2011年、堂本のソロシングル曲)を番組内で流した堂本。この曲が好きなジェシーはやはり「繊細の心」の持ち主だと感じたといい、「だから、『彼の繊細なハートを守ってあげないと』と思って。いろいろ、僕なりに僕の人生から彼に捧げられる言葉は全部、捧げてあげようと思って、いつも接してるんですけど」と、述べていたのだった。
定期的にプライベートでお誘いの連絡が来るとあって、最初は冗談交じりに「しつこい」とまで言い放った堂本だが、実際はジェシーをかわいがっているのだろう。
SixTONES・田中樹が「怖い」と驚いた、ジェシーの“繊細”エピソード
そんなジェシーといえば、LINEの友達数が「1000以上」と公言するなど、コミュニケーション能力が高いことでも知られている。芸能界での人脈も広いが、芸能ライター・阿部ベア氏は「ジェシーは気遣い屋でもあり、マメな性格ですから、芸能界の先輩にも好かれているのでしょう」と解説する。
「テレビの印象で“明るくて華やかなキャラ”だと受け止めている人も少なくないはず。しかし、SixTONESファンの間では、堂本の言う通りに実は繊細な人と認識されています。例えば、今年8月16日深夜放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、パブリックイメージとは異なる一面を明かしていました。MCを務めるメンバー・田中樹との会話の中で『俺だって泣きたい時あるよ(笑)』と笑いながら切り出し、『新幹線の移動、だいたい泣いてるからね。歌詞が良くて。玉置(浩二)さんとかの楽曲聞いて。SixTONESもそうだけど。窓見て、隣にメンバーいても(泣いている)』と告白。田中が『怖い』と驚くも、本人は『スッキリしたい時に泣くように決めているのよ』と、打ち明けていました」(同)
それだけに、今回の堂本のラジオを聞いたジェシーのファンたちは「剛くんの言葉に思わず涙が出た。ジェシーを見守ってくれる剛くんの存在って本当に大きい」「剛くんがジェシーのことをすごく大切に思って、内面的な部分も見守ってくれているのは心強すぎる。優しくて繊細な心の持ち主同士だから、惹かれ合うんだろうな」「ジェシーが剛くんを好きな理由がよくわかった。ジェシーに『こんな僕でも、息抜きになっていればいいな』と言ってくれる人がいてよかった」と、感激していたのだった。
ジェシーにとって、堂本は人としても尊敬できる偉大な先輩なのだろう。再び、2人の仲良しエピソードが聞ける機会を楽しみに待ちたい。