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SixTONES、新曲初日24.8万枚で過去最低更新――「CD買う気持ちが高まらない」“ファンの熱量低下”の理由とは?

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SixTONES(写真:サイゾーウーマン)
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 SixTONESにとって16枚目のシングル「Stargaze」が、9月9日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位を獲得した。しかし、発売初日の売り上げは、過去最低を記録。今作は人気ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎から楽曲提供を受けたものだが、ファンの間ではミュージックビデオ(以下、MV)の評判も芳しくなく、さまざまな要因が重なった結果のようだ。

SixTONES、RADWIMPS・野田洋次郎提供の新曲「Stargaze」が初日24.8万枚発進

 表題の「Stargaze」は、9月9日に日本テレビ系で放送された『第45回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2025』の応援ソングで、RADWIMPS・野田による書き下ろし楽曲。SixTONES公式サイトによると、「野田氏ならではの詩的な言葉選びとドラマティックなサウンドが、SixTONES6名の力強くもエモーショナルな歌声と融合し、内なる情熱と”今”を生きる煌めきを描きながら、聴く人の背中を押す青春エールソング」に仕上がったという。

 初回盤A・B、通常盤の3形態でリリースされ、初回盤AのDVDには「Stargaze」のMVとメイキングに加えて、今年6月発売の15枚目シングル「BOYZ」に収録されたメンバーソロ楽曲(松村北斗、高地優吾、ジェシー)のMVを収録。そして初回盤BのDVDには京本大我、森本慎太郎、田中樹のソロ楽曲のMVと、これらの制作風景からMV撮影までを追ったドキュメンタリー「Documentary of SixTONES Solo Project 2025ver.」が収められているという。

 そんな「Stargaze」のCDは、発売初日に24万7848枚を売り上げ、首位で発進。前作「BOYZ」の初日記録(27万4455枚)は、SixTONES史上過去最低のスタートを切っていたが、今作はこれを2万枚以上も下回る数字となった。

「SixTONESは、2020年1月にSnow Manとの合同シングル『Imitation Rain/D.D.』をリリースし、CDデビュー。SixTONESにとって初めての単独シングル『NAVIGATOR』(20年7月発売)は初日だけで42万3202枚を売り上げ、初週は62.2万枚(オリコン調べ、以下同)を記録するほどの勢いがありました。ところが、22年3月発売の『共鳴』では初日28万710枚にまでダウン。今年に入ってからは『バリア』(3月)、『BOYZ』(6月)と2枚のシングルをリリースしましたが、『バリア』の初日は27万8021枚、『BOYZ』が初日27万4455枚と右肩下がりです。そこへ来て、『Stargaze』は初日24万台にまで落ちてしまいました」(芸能ライター・阿部ベア氏)

SixTONES、新曲売り上げが過去最低を更新の背景に“ファンの不満”

 特に近年、売り上げが低下している理由について、前出の阿部氏は「メンバー2人の熱愛報道が起因しているのでは」と指摘する。

 というのも、ジェシーは昨年7月の「女性セブン」(小学館)に女優・綾瀬はるかとの真剣交際をスクープされたが、翌8月には「週刊文春」(文藝春秋)が森本慎太郎と女優・森川葵の熱愛を報道。綾瀬とジェシーは交際を裏付ける写真こそ出なかった一方で、2泊3日のタイ旅行を楽しんだという森本と森川は、空港内でのツーショット写真をバッチリ撮られていた。ジェシーの報道でファンがショックを受けている中、彼女と堂々と出歩いていた森本に対し、「プロ意識が低い」との声が相次いだのだ。

「熱愛報道が続き、一部ファンは“応援するモチベーション”が保てなくなってしまったのかもしれません。さらに、SixTONESメンバーは先日も公の場での言動がひんしゅくを買ったばかり。彼らは、8月16日に音楽フェス『SUMMER SONIC 2025』に出演し、松村北斗が使用したタオルを客席に投げたり、ペットボトルの水をかけたりするなどして、オーディエンスを熱狂させたそうなんです。SixTONESのコンサートではなかなか見られないという楽しそうな表情や、特別なファンサービスをしていたことで、一部ファンはガッカリしていました。こうしたメンバーの言動でグループから離れていった人や、応援の熱量が下がった人もいるのかもしれません」(前出・同)

 なお、新曲の「Stargaze」は、各音楽配信サービスにて7月6日午前0時に先行配信されており、SixTONESのYouTubeチャンネルでは同25日に実質のMVといえる「SixTONES – Stargaze [YouTube ver.]」をアップ。CDを買わずに楽曲を再生できるコンテンツがあったのも事実だ。

 ただ、そのMVも一部ファンの間で不評だったとか。動画の概要欄に「重力から解き放たれたように、空を舞い、風を裂き、景色を越えていく6人のメンバー。現実と夢の境界を飛び越え”今”を生きる情熱が光になる」と記載されている通り、冒頭からメンバーが空を浮遊しているようなカットで始まるなど、CGとVFXを用いて独特な世界観が表現されていた。

 公開後、SNS上の一部ファンからは、「『Stargaze』のMVは楽曲のコンセプトと合ってないし、微妙」「MVが思ってたのとだいぶ違う。衣装もうーん……って感じ」「楽曲は好きなのにMVが微妙すぎてCDを買う気持ちが高まらない。もっと“青春”に全振りしたMVが良かった」などと、辛らつな意見が噴出。

 中には、SixTONESが所属するレコード会社・ソニーミュージックを名指しし、「ソニーのセンスのなさがすごい。RADWIMPSの野田さんに曲を作ってもらったのに、ちゃんと歌詞を読んで作った? と思うぐらいのひどさ」「『Stargaze』のMVが群を抜いてダサい。なんであの内容でOKしたの? ソニーはあれで売れると思ってるの?」と、厳しい意見を述べる人も見受けられる。

「『Stargaze』が過去最低の初日記録を出した一番の要因は、ファンに“お金を出してまで買いたい”あるいは“CDを持っていたい”と思わせるような内容ではなかったことでしょう。そもそも、初回盤のDVDに収録されているソロ楽曲のMVは、7月末にショートバージョンがYouTubeで公開されていますし、曲自体は前シングルに収録されたものですから、そこまで新鮮味はありません。また、応募特典もさほどプレミアム感はないといえます。特典の内容は、3形態それぞれに封入されているシリアルコードで、スペシャルイベント『SixTONES liSTening PARTY “REAL”』に応募できる(1つ1口分)というキャンペーンなのですが、公式サイトには『SixTONESメンバーの出演はございません』と注意書きがあるんです。全国6都市、抽選で合計6,666人を招待するそうですが、本人不在の催しとあっては、“CDを何枚も買ってイベント権利を当てたい”と思うファンは少ないでしょう」(前出・同)

 こうしたSixTONESファンの不満が売り上げに反映され、「Stargaze」は初日24万台という過去最低の滑り出しとなってしまったのかもしれない。

 同作は9月10、11日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で1位をキープするも、2日目の売り上げは3万770枚、3日目は1万5379枚だった。果たして、このペースで、前作「BOYZ」の初週35.7万枚を超えられるのか――?

SixTONES、ファンが懸念する“勢いの鈍化”

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2025/09/12 20:00