スクープ連発「女性セブン」、注目記事は? 吉川晃司自伝本「文藝春秋」から出版中止のウラ事情

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

アメリカ・トランプ大統領が再来日し、高市早苗新総理と日米首脳会談を行った10月28日、奇しくも安倍晋三元首相を襲撃し死亡させた山上徹也被告の初公判が開かれた。旧統一教会と政界とのズブズブの関係、その上でのカリスマ政治家の襲撃の真相が明らかになるのか。注目すべき裁判がスタートした。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・亀梨和也と破局した田中みな実に期待
・吉川晃司、自伝本出版中止の裏側
・安達祐実、新恋人とも前夫とも良好な関係
・勝村政信、不倫とわいせつ事件の複雑な展開
・国分太一、“反撃”騒動が長引きそうなワケ
・嵐、『紅白』出場は?
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第767回(10/23〜10/28発売号より)
1位 ネタが満載! 「女性セブン」(「女性セブン」11月6日号)
・ 「亀梨和也 田中みな実『限界超えた』破局の本音」
・ 「吉川晃司 出版中止の真相『敏腕マネが消えていた!』」
・ 「安達祐実 新恋人と同棲中!『前夫と“デート”』の両立生活」
・ 「勝村政信 不倫相手が告白『わいせつ事件』沈黙の一部始終」
2位「国分太一 日本テレビに異議 自宅売却覚悟で復帰はフジテレビ 驚執念」(「女性自身」11月11/18合併日号)
同「国分太一 背水の“反撃会見”で狙うテレビ復帰」(「週刊女性」11月11・18日合併号)
3位「嵐紅白出場へ 生放送恐怖症 大野智を猛特訓」(「女性自身」11月11・18日合併号)
同「松潤と二宮『嵐の新曲を“300万人動員ツアー”極秘プラン』」(「女性セブン」11月6日号)
亀梨和也と破局した田中みな実に期待
近年、女性週刊誌の中でもスクープや話題の記事を数多く輩出しているのが「女性セブン」だ。世を震撼させた中居正広の性加害問題も同誌記事が発端となったが、今回も注目記事が満載だったので雑誌自体を1位にした。
まずは亀梨和也と田中みな実の破局スクープだ。2024年元旦に熱愛が発覚し、その後交際も順調で一部では結婚説も取りざたされた2人だが、「セブン」によると今年夏に破局していたらしい。
そして原因は田中の“束縛”。交友関係の広い亀梨は飲み歩く機会も多く、一人飲みも大好き。しかし田中は次第に亀梨の行動を束縛するようになったという。さらに俳優業や私生活にも“アドバイス”という口出しをするように。そんなことが積み重なり、亀梨は限界を迎えてしまった――。
アナウンサー時代は、“あざといぶりっ子キャラ”として世間から冷ややかな目を向けられていたが一転、現在では“美のカリスマ”“女優”として着々と評価を上げている。
今回、亀梨に少々過剰な束縛をしてしまったようだが、でもこの破局も、きっと田中にとっては今後の“糧”になるのではないか。田中のさらなる“進化”に期待したい。
吉川晃司、自伝本出版中止の裏側
次は吉川晃司。11月中旬に予定していた自伝本が突如出版中止に。吉川はその理由を、公式サイトで「自分で己の人生を解説してはいないかという疑問が湧きそれを払拭できず断念」と説明したが、しかしすでに校了作業も終わり書影もリリースされていただけに、異例の中止劇だった。
しかも版元は天下の文藝春秋。出版業界でも、このドタキャンの裏に何かあったに違いないと話題になっていたが、「セブン」は吉川の個人事務所の“異変”に注目している。
記事によると、暴走しがちでやんちゃな吉川を20年以上支えてきた敏腕マネジャーが突如、吉川の個人事務所を辞めたという。これまでも吉川を上手にコントロールし、数々のプロジェクトを成功させてきたマネジャーは、今回の出版にも当然関わっていた。だがマネジャーが吉川のもとを去ったことで、吉川のコントロールを誰もできなくなった――。
「週刊文春」(文藝春秋)でもっと深堀りしてほしい(笑)。
安達祐実、新恋人とも前夫とも良好な関係
さらに安達祐実の新恋人スクープも! お相手はNHKの局員だって。でもって、2人はすでに同棲中で堂々とデートを楽しんでいる様子。記事には2人が手をつないでランチデートに出かける写真もバッチリだ。
しかも記事は、それだけで終わらない。安達は2番目の夫で長男の父親でもあるカメラマンの桑島智輝氏とも良好な関係で、“デート”する姿も写真にパチリ。44歳、大人になった安達の素敵な私生活だ。
勝村政信、不倫とわいせつ事件の複雑な展開
でもって最後は一転、かなり不穏な記事。名バイプレーヤーとして知られる勝村政信に不倫とわいせつ事件勃発! で、不倫相手が告発って、このご時世にかなり深刻な言葉が並ぶ。しかし記事を読むと、ちょっと予想外の展開と複雑さが存在した。
30年ほど連れ添った妻と、すでに結婚した一人娘がいる勝村だが、昨年12月に“妻とは15年以上別居状態”だと口説かれ不倫関係になったA子さん。交際がスタートし半同棲状態となっていたが、事件は起こった。
今年4月中旬、勝村の親しい友人との飲み会に呼び出されたA子さんだが、そこで勝村の後輩の俳優にお尻を強くわし掴みにされた。それも「肛門に指が入るほどの力で」だ。その後、後輩俳優からの謝罪がなかったこともあり、A子さんは弁護士に相談し、警察に被害届も出した。
だが当初協力的な姿勢を見せていた勝村が態度を翻して、弁護士を通し“今後一切連絡してくれるな”との通達をしてきたという。しかも、この弁護士は加害者である後輩俳優の弁護士だった。
性加害問題について厳しい態度で臨むようになった昨今の芸能界。こうしたトラブルは一発アウト、致命傷になりかねない。そんな中、勝村は「セブン」の取材に対し文書で回答している。
そこで勝村は、A子さんとの関係を“将来は結婚も考えていた”と認め、トラブルについて飲み会にいた全員に連絡するなど協力し、それをA子さんサイドに伝えたが「態度が投げやり」と言われてしまったこと、またA子さんや彼女の弁護士から勝村に対し直接連絡があり、その状況を危惧した後輩俳優の弁護士から提案されて、代理人の選定に至ったこと、そしてA子さんへの謝罪も記されていた。
その対応は、今のところ誠意と好感が感じられ、“まずは成功”というところだろう。現在警察の捜査も進んでいるというから、「セブン」にはその後の進捗状況を追ってレポートを是非期待したい。
ということで「セブン」充実のラインナップだった!
国分太一、“反撃”騒動が長引きそうなワケ
国分太一に驚きの展開が。コンプライアンス違反で芸能活動を休止している国分だが、番組降板を決めた日本テレビに手続き上の問題・瑕疵があったとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた一件だ。なんだか中居正広“性加害問題”を彷彿させる“反撃展開”だが、これについて「女性自身」と「週刊女性」がその“内幕”をレポートしている。
両誌に共通しているが、人権救済を申し立てた国分の狙いは“活動復帰”だ。このままでは莫大な違約金発生が予想され、自宅までも売却しなくてはならない状況で、それを打開するためには芸能活動復帰しかない。そのための手段のひとつが人権救済というわけだが、そしてさらに注目点が。
国分の代理人・菰田優弁護士が「自身」「週女」の取材に応じているのだが、今回の記事や代理人の会見から浮かび上がって来るのが日テレ側の危うさだ。国分のコンプライアンス違反の詳細を国分本人にさえ伝えず、説明責任を果たしたい、会見で説明や謝罪をしたい、という国分の意志を日テレが拒否したというのだから。
日テレには“中居・フジテレビ”騒動が念頭にあったに違いない。ゴテゴテに回り大騒動に発展したフジと同じ轍は踏むまい。そんな思惑があったが、しかし逆に性急すぎた感は否めない。そして国分の反撃を招いてしまった。この騒動、まだまだ長引きそうだ。
嵐、『紅白』出場は?
活動休止まで1年を切った嵐。そんな嵐に関し、注目されてきたトピックスのひとつが今年25年の『紅白歌合戦』に出場するか否かだ。今回、「女性自身」は“紅白出場へ”と銘打ち、こんな具体的な解説をしている。
「特別に気合が入っているのは『紅白』。NHKとしては嵐を目玉に据え、デビュー曲や人気曲のメドレーを想定しているといいます」「(嵐も)オファーを受ける可能性は決して低くなさそうです」(音楽関係者のコメント)
一方「女性セブン」はというと。
「現状、その出場の可能性は低いでしょう」「(ラストライブに向け)正直、紅白どころではない。それにひとつの歌番組に出演すると、彼らの性格的に“ほかの局の番組にも出なくては”と考えてしまいます。そのため、一律で音楽番組への出演は控える方針だとか」(テレビ局関係者のコメント)
どちらが“正しい報道”となるのか。答えはもうすぐだ。
