TOKIO再結集へ現実味!? 城島茂、「週刊女性」の直撃写真が示す”愛される理由”

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

国分太一の会見に続き、元TOKIOの松岡昌宏が週刊誌などいくつかのメディアの取材に応じた。そこで語られたのは、やはり日本テレビへの不信感。本欄でも指摘してきたが、その対応は不可思議なものだから松岡が言うことは当然だろう。そして、これを報じる今週の女性週刊誌も――。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第773回(12/4〜12/9発売号より)
1位「高まるTOKIO再結集の機運 城島茂が打ち明けた“脱・鉄腕DASH”の思惑」(「週刊女性」12月23日号)
2位「国分太一 『ラブホ街で徘徊目撃』168日潜伏生活の全貌」(「女性セブン」12月18日号)
3位「神田うの 14歳愛娘『飴と鞭』教育で5億円のヴァイオリン演奏家に」(「女性自身」12月23・30日合併号)
松岡昌宏、週刊誌の取材に応じ、日テレに反撃
「週刊文春」「週刊新潮」(12月4日発売号)で相次いで取材に応じた松岡昌宏。もちろんコンプライアンス違反を指摘されて活動を休止している朋友“国分太一”の問題に関してだった。そこで松岡は日テレから何も説明がないまま『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が続いていることを“奇妙”だと表現、何も説明しない日本テレビのやり方はコンプライアンス違反では、と指摘したのだ。
確かに国分の会見をきっかけに日テレの国分に対する聴取が“だまし討ち”“誘導尋問的”だったこと、コンプラ違反について日テレ側からの具体的説明はないなど、日テレの姿勢の不可思議さが明らかになりつつある。それに加えて松岡の“反撃”だ。こうした状況からマスコミのトーンも変わりつつあるが、「週刊女性」もそうだった。
TOKIOが愛されてきた理由がわかる城島茂の「写真」
先週も国分に対しての同情の声があることや日テレの対応不備を指摘した「週女」だが、今週も松岡の“反撃”を紹介した上で、再び日テレの対応の不備を指摘、さらにはTOKIOの再結成の機運が高まったと、かなり前向きな特集を組んでいる。
まず記事では30年以上続く長年番組に貢献してきた国分や松岡の思いを日テレがないがしろにしているとして、その理由は日テレがフジテレビのようなスポンサー離れを恐れていること、加えて『DASH』という番組ブランドさえ残ればTOKIOメンバーは不要だと考えているのでは、と分析している。立派な日テレ批判だ。
さらに松岡が日テレを批判したことで『DASH』降板を言い渡される可能性があるが、松岡も元リーダーの城島茂も個人事務所を設立しSTARTO社とも距離をおけば、過去にグループを脱退している山口達也、長瀬智也も含めてTOKIOの再結集が実現するのでは、と推測する。それはTOKIOにとって最善のことではないかとも。
確かに。すべてが丸く収まるかも。そんなTOKIOの明るい未来を予測した「週女」は、城島にその胸中を聞くべく直撃取材を行っているのだが、これが面白い。
記者に直撃された城島は、乗っていた自転車を止めて国分への思いや独立について語ったのだが、その自転車とは後ろにチャイルドシートがある電動ママチャリ。さらにマスクをずらして苦笑する城島の姿が写真に収められているのだが、これがなんともいい味を出しているのだ。
TOKIOというグループが長年愛されてきた理由がわかった一枚だった。
国分太一・日テレ問題が秘める怖い「可能性」
「週刊文春」と「週刊新潮」(12月4日発売号)の取材に応じた松岡昌宏だが、残念ながら「女性セブン」にはお声がからなかったらしい。同日発売号の「セブン」には松岡のインタビューではなく国分太一の“苦悩の近況”目撃談がレポートされている。だが、これはこれで興味深い記事だ。
11月上旬、国分の姿は5億円といわれる自宅豪邸を離れて、ラブホが点在するエリアのビジネスホテルにあったという。そして近くのコンビニで大量の食料を買い込み、そのまま出てくることはなかったらしい。これだけでもかなり同情を買う情景だ。
そして「セブン」は、国分が日テレの聴取で語った“思い当たる件”だけでもハラスメントだとした上で、しかし国分が話した“件”が日テレが問題視したコンプラ違反の“件”と同一かはわからないこと、そのため「不可解なのは、彼には自分が誰に向けて謝っているのかを理解できていないことだ」と解説する。おっしゃる通り。
そう考えると、今回の一件は少し怖くなる。コンプラ違反だと指摘されたら、いつのどの行為かなど一切の詳細を本人が知らされないまま、社会から抹殺される可能性が今後もあることを。もちろん知らされないのだから、反論も検証も謝罪もできない。さらに誰がコンプラ違反をジャッジしたのかも不明。これは、いくらなんでも不公正だと思う。
ハラスメントは許してはいけない。しかし、そんな事態を招いた報道機関でもある日テレの姿勢もまた問われている。
神田うの愛娘の記事にホッとしたワケ
お金持ちセレブの神田うの。長女への教育も桁違いだった。3歳からインターナショナルスクールに入学させ、同時にヴァイオリンを習わせた。食生活もすごい。お弁当には飛騨牛やまつたけ、エスカルゴ!
そんな長女は現在14歳。11月下旬に都内の瀟洒な音楽ホールに集まったセレブたちを前に、ヴァイオリンを披露した。そのヴァイオリンは、あのストラディバリウス! 世界一高いといわれる約5億円相当!!
桁違いのゴージャスセレブ話だが、なんだかとっても女性週刊誌らしい芸能記事。ギスギスした情報が多い昨今、逆になんだかとってもホッとした(笑)。
