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“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第776回】

中居正広“独占直撃インタビュー”の不自然さ――「女性セブン」に疑問がよぎるワケ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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独立会見での中居正広(写真:サイゾー)

 あけましておめでとうございます! そして年末年始びっくり。堂本光一、波瑠、長澤まさみなど、芸能人たちが続々と結婚を発表したから。もちろん何年も前からよくあることで、その理由はマスコミや情報番組がおやすみになる時期だからというもの。しかし残念ながら現在において、情報番組や芸能マスコミは結婚したからって突撃や無茶な取材はしない。それなのに――不思議。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第776回(12/25〜1/6発売号より)
1位「独占直撃 中居正広 400日ぶり胸中告白『復帰』と『闘病』と『結婚』」(「女性セブン」1月22日号)
2位「二宮和也『受験生救いたい』嵐ラストライブの神対応」(「女性セブン」1月22日号)
同「嵐『5人でクイズ対決も!』日テレ3時間特番出演へ」 (「女性自身」1月20・27日合併号)
3位「冨永愛 第2子の父親は長渕剛の付き人だった」」(「女性セブン」1月22日号)

中居正広、独占直撃インタビューへの疑問と懸念

 2026年も「女性セブン」が元気だ。今年最初の発売号で中居正広の独占直撃インタビューに成功したからだ。「セブン」が中居を直撃したのは2025年12月下旬。都内有名百貨店で長年の恋人ダンサーMさんと正月準備の買い出しをしていた中居の姿をキャッチした「セブン」が、そのまま直撃!

 それに対し中居は逃げたり拒否したりするどころか、「セブン」のいくつもの問いに答えたのだ。400日ぶりの中居の肉声、超スクープである。買い物袋を下げた中居の写真(キャップとメガネ、マスクで完全防備変装姿ではあるが)もバッチリだ。

 「セブン」の中居に対する質問は現在の体調や結婚、SMAPとの関係、そして復帰など多岐に渡った。これに対し中居は、体調はよくゴルフの練習もしていること、結婚の予定はないこと、引退してひっそりとゆっくりしているので復帰は考えていないことなどを笑いながら答えたのだ。SMAPとの関係は口をつぐんだらしいが。

 どこのマスコミもできなかった中居直撃単独取材。快挙である。だが、しかーし、なんか不自然なんだよね、今回の独占インタビュー。まず、最初に声をかけた記者に対し「よくわかったね。すごいね!」と驚き、その後も笑いも含めてノリノリで、うれしそうに答えているように見えるから。

 「1社にだけ話しちゃうと、うちもとなっちゃうからね……」なんてエクスキューズしながら、それでも延々と質問に答えているから。そして最後にも「でも、よくわかったね。どうも〜」と言ってその場を去ったという描写も――。本当に純粋な直撃取材なのか、実は“仕込みあり”だったのではないかという疑問がどうしてもよぎる。「セブン」だし(笑)。

 そう考えると、このインタビューは中居の“復帰”のための観測気球的意味合いのインタビューではなかったのか。きちんとした取材インタビューではなく、突然の直撃の形を取る。そして世間の反応を見て、今後の対応や戦略を考えるための観測気球的インタビュー。

 実際、全体的に中居の元気ぶりが強調され、また恋人Mさんに対しても配慮された美談づくしの記事となっている。性加害についてはほとんど触れず、被害者がこれを見たらどう思うのか心配になるほどだ。

 2026年、中居の復帰に向けた動きが活発になるのかもしれない。

嵐のラストイヤーをめぐる女性週刊誌の忖度

 2026年は嵐のラストイヤーでもある。3月から15公演のラストライブをもって嵐は解散、終焉を迎える年だ。昨年は紅白出場について女性週刊誌は“出る”“出ない”という観測報道を続けて嵐関連の記事を連発、結果出場なしだったが、しかし今年もめげてはいない。今後の嵐について「女性セブン」「女性自身」がともに“絆”やら“美談”記事を掲載している。

 まずは「セブン」。3月13日からの札幌公演は北海道大学の入試と日程が重なる。そのため受験生の宿泊施設が確保されないという事態が懸念されている。このことはすでに報道され批判も起きているが、記事によると、この事態に対し神対応を行ったのが、二宮和也だという。

「関係者を通じて、航空会社に当日の便を増やすことを打診したり、政治家に掛け合ったりして、できる限りの対応を模索しているそうです」(芸能関係者のコメント)

 二宮にそんな力があったのか! と驚くが(笑)、そもそもこんな時期にライブをすることが問題なのに、しかし“神対応”と問題を美談へとそらしてしまうあたりはさすが「セブン」、あっぱれである。

 そして「女性自身」は、ライブ前の“テレビ出演”について記している。ラストイヤーのテレビ出演は、これまで嵐と最も関係が深い日本テレビが独占すること、約3時間が予定されているという日テレの特番では、過去映像だけでなく嵐5人のクイズ対決が計画されていること、などなど。

 そして2誌に共通するのが、年末「週刊文春」(2025年12月25日発売号)が報じた“あのこと”を完全スルーしていることだ。そう、ラストライブに向けメンバー間の対立が再然、特に大野智が櫻井翔に「もう表舞台に立ちたくない」と逆ギレしたという一件だ。

 特に「自身」は「文春」記事に触れてはいるものの、しかし嵐にとってネガティブな“再結集に暗雲”“対立”などといった事柄はすべてスルー、その上で、株式会社嵐の社長の「(ライブの準備が)始まるのは年明けです」とのコメントを引用して「いよいよ本格的に再始動の段取りを整えているようです」などというポジティブな事柄へと見事にチェンジさせている。

 あくまで美談、そして忖度。そんな芸能マスコミの相変わらずの姿勢は、年始早々から発動されたようだ。

冨永愛、第二子妊娠報道で驚いたこと

 年末年始の結婚ラッシュに驚いたが、でも一番驚いたのはその少し前の2025年12月20日に冨永愛が第二子妊娠を発表したことだ。第一子はすでに20歳、すごい! しかも、第二子の父親で俳優の山本一賢とは入籍はしないらしい。相変わらず、やることがかっこいい!

 さらに「女性セブン」の記事を見てびっくり。第二子の父親・山本は、かつて長渕剛の付き人だったことがあるというのだ。

 長渕といえば冨永と不倫関係が取りざたされたが、しかし実際は師弟関係とされ、冨永が長渕のオフィスと業務提携を結んだり、長渕が冨永の自伝本のプロデュースをしたり。そんな長渕の元付き人と長渕の弟子が――。ぜひ長渕のコメントを聞いてみたい。

神林広恵

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗
法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

神林広恵
最終更新:2026/01/06 21:00