田原俊彦が中山美穂さんとの“6年愛”に言及した「アイドルベストナイン動画」の中身
歌手で女優の中山美穂さんが急逝したとの報道が日本中に衝撃を与えたのは12月6日のことだ。
同月7日付の「オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」では『ただ泣きたくなるの』や『世界中の誰よりきっと』など、中山さんの関連作品8曲がトップ50入り。
同月16日にはTBS系列で放送される今年の『輝く!日本レコード大賞』の「特別功労賞」が贈られることも発表された。
デビューから瞬く間にトップスターに駆け上がった中山さんだが、今回の突然の訃報はその輝かしい功績とともに彼女のプライベートにも再びスポットライトが当たることとなった。
「中でも話題となったのが、田原俊彦との過去の熱愛です。当時、田原は『ジャニーズ事務所』のトップスターで中山さんは“アイドル四天王”の一角を担い人気を博していました。そんな2人は1989年に写真誌に半同棲が報じられており、91年には“ハワイ逃避行”が世間を賑わせたものでした。12月18日の『デイリー新潮』では、田原のマネジャーだった人物が当時を振り返り、『彼女(中山さん)は結婚を望んでいたと思いますよ』と語っていましたが、結果として、2人の“6年愛”は中山が仕事を取る形で破局したと言われています」(ベテランの芸能記者)
インターネット上でも「当時、週刊誌の表紙にポルシェから降りてハワイに向かう2人の写真が載っていてビックリした」や「もう過去の話でこんなにも注目を浴びるなんて……」など、田原と絡めた追悼コメントも数多く飛び交っている。
そんな中、田原が中山さんとの交際過去について言及していたある動画が一部のファンによって発掘されて注目を集めているという。
YouTubeライターは明かす。
「田原が1年前に自身のYouTubeチャンネル『田原トシちゃんねる!』に投稿した動画です。『1980年代のアイドルベストナイン』企画を行い、そこで中山さんについても触れているんです。動画の内容は田原が監督になって、ともに青春を過ごした女性スターたちを独自の視点で野球のポジションに当てはめるというユニークなもの。田原は自身の思い出を述懐しながら、軽妙なトークで視聴者を楽しませました」
なお、田原が選出したベストナインは以下の通り。
・1番サード 小泉今日子
・2番ライト 南野陽子
・3番ピッチャー 松田聖子
・4番キャッチャー 山口百恵
・5番ファースト 中森明菜
・6番レフト ピンク・レディー
・7番センター キャンディーズ
・8番ショート 石野真子
・9番セカンド 中山美穂
芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。
「70年代末から80年にかけて自身もトップアイドルとして活躍し、数々の人気女性アイドルと全盛期に公私にわたり親交のあった田原さんの分析だけに非常に興味深いですよね。クリーンアップを百恵さん、聖子さん、明菜さんが務めているのは納得する人も多いでしょうし、その“守備位置”も印象深いですよね。聖子さんがピッチャータイプと言われれば確かにそんな気もします」
動画では田原がそれぞれの名前が書かれたプレートを手に思案する場面も見られるが……。
「中山さんのプレートは最後まで脇に置かれていて、田原も『コレはまずいって』と苦笑。田原は中山さんについて『本当に可愛かったです。本当に良いコでした』や『何度となく迎えに行って、何度となく写真に撮られてね』と懐かしそうにコメントしています。セカンドに求められるのが“あらゆるプレーに対応できるいぶし銀な存在”という理由からこのポジションになったようで、打順を最後の9番に置いたもの照れ隠しだったように見えましたね」(前出のYouTubeライター)
今のところ田原から中山への公式な追悼コメントは発表されていないが、それだけ特別な感情を胸に秘めているということかもしれない。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)