斉藤由貴、離婚報道の“タイミング”に頭を抱える人々
女優・斉藤由貴が今年春ごろに離婚していたことが発覚して話題となっている。
斉藤は、独身時代には人気アイドルとして活躍する一方、私生活では故尾崎豊さんや俳優の川崎麻世らと浮名を流して“恋多き魔性の女”として名を馳せた。
その後、1993年に友人の紹介で夫と知り合い、翌94年に都内の教会で電撃結婚。家庭を築くと、長女で俳優の水嶋凜ら2女1男に恵まれた。
しかし、2017年に神奈川・横浜市在住の50代(当時)の不倫相手の医師と自身のダブル不倫が報じられ、後に医師は妻と離婚。今年9月にはこの医師との関係が続いていたと一部で報じられていたが、斉藤の離婚を報じた記事によると、斉藤と元夫は互いが納得したうえで別々の道を歩んでいくことを決断。斉藤の所属事務所も斉藤が離婚した事実を認めているという。
テレビ局関係者は明かす。
「斉藤の離婚第一報はスポーツ紙によるものでしたが、それから程なく一部女性誌のWEB版が、斉藤がすでに旧姓に戻っていることや離婚した夫から財産分与を受けていたことなどの詳細を伝える記事を配信しました。まあ、週刊誌や女性誌などによるネガティブな記事が表沙汰になる前に、芸能人や所属事務所の関係者が懇意にしているスポーツ新聞などに情報をリークすることはよくありますからね。今回の斉藤の離婚の件に関しては、記事が出たタイミングから“そうした噂”も囁かれています」
とはいえ、多くの人にとっては「斉藤が離婚していた」というニュースには関心を抱いても、メディア媒体による記事の後先は大した問題でないだろう。だが、今回に限っては離婚報道のタイミングに忸怩たる思いを抱いている業界関係者も少なくないようだ。
斉藤といえば、今月17日放送のフジテレビ系『めざまし8』で密着取材の様子が放送されたばかり。番組のVTRでは、現在は親子ということを公表している長女の水嶋について、「正直言って、私の名前をずっと出さないほうが良かったんじゃないかなって思っています。(俳優は)私が積んできたキャリアってこともあるし、いろいろなことがあったので……」と胸中を明かしていた。
また、同月21日付のサンケイスポーツにはインタビューが掲載され、来年の歌手デビュー40周年を記念し、36年ぶりに開催する全国ホールツアーについて意気込みを語っていた。
「フジにしても、サンスポにしても、今回の離婚報道に対しては『さすがにこのタイミングは……』と複雑な思いでしょう。“離婚していないことありき”で密着取材なり、インタビューなりをして、それが形になった直後の離婚発覚は最悪ですよね。当然のことながら、自身の離婚についてはまったく触れていないわけですし」(前出のテレビ局関係者)
もっとも、斉藤やその関係者にも言い分はあるだろう。
芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「斉藤さんサイドからしてみれば、わざわざ自分から離婚したことを発表する義務はないですし、メディアから取材を受けたから認めただけの話ですからね。それに4月期のテレビ東京系連続ドラマ『95』や10月期のTBS系連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』など、最近もドラマで母親役を演じる機会も多く、『さすがに母親役で出演しているドラマが放送されているタイミングで離婚を発表するのは……』といった配慮もあったのかもしれません」
いずれにせよ、斉藤の今後に注目が集まることになりそうだ。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)