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フジ1年目の上垣皓太朗アナ、すでにもはやエースの風格と大抜擢の可能性

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フジテレビ(写真:サイゾー)

「第20回 好きな男性アナウンサーランキング」(ORICON NEWS調べ)が24年12月13日に発表された。

 フリーの羽鳥慎一アナが23年の2位からランクアップし、1位を獲得。続く2位には人気ロックデュオ・B’zの歌まねでブレークしたTBSの南波雅俊アナ、3位には23年1位でフリーの藤井貴彦アナ、5位にはフジテレビの伊藤利尋アナが入ったが、上位陣の中でもひと際業界内で注目を集めているのが4位にランクインしたフジの新人の上垣皓太朗アナだ。

 同ランキングでの入社1年目のアナウンサーのトップ10入りは男女を通じて異例の快挙となったが、スポーツ紙の芸能担当記者は上垣アナの魅力についてこう話す。

「上垣アナは23歳にしてまるでベテランのような風格を漂わせ、落ち着いた声に高いアナウンス技術で視聴者に安心感を与えています。そもそも、入社から1週間後、研修の一環として4月20日放送の土曜プレミアム『FNS明石家さんまの推しアナGP』のスタジオ収録を見学していたところ、新人らしからぬ佇まいが司会のさんまの目に留まり、“推しアナGP”に選ばれたことで一躍注目を浴びました」

 7月から『めざましどようび』のお天気キャスターを担当しているが、男性アナが同番組のお天気キャスターを務めるのは木村拓也アナ以来9年ぶり。

 さらに、10月からは日曜の早朝放送ながらキャラクタービジネス専門番組『キャラビズジャーナル』のMCを単独で務め、地上波レギュラー番組初MCに抜擢されるなど存在感を放っている。

 もっとも、今秋には本人の意図せぬところで騒動に巻きまれてしまった。

「10月末ごろにインターネットで拡散された『めざまし』の切り抜き動画で、先輩の西山喜久恵アナら共演者の『Tシャツ、似合ってないね~』や『本当に23歳?』などの上垣アナに対する発言が“容姿いじり”をしていると批判が殺到。これを受け、西山アナは司会を務めていた11月末の同局の港浩一社長の定例会見で謝罪する事態に発展しました」(同スポーツ紙の芸能担当記者)

 西山アナよると、“容姿いじり”批判を受けた自身ら同番組の共演者は上垣アナに直接謝罪したという。

 その際、上垣アナは戸惑いつつも、むしろ自分たち3人のことをすごく心配してくれたとか。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「上垣アナも、西山アナら共演者の自身に対する“いじり”に悪意がないことは理解しているでしょうし、炎上したことで気まずさもあったのでしょう。ひと昔前のテレビ業界では番組内での演者同士のこうしたやり取りはよく見る光景ではありましたが、今は時代が違いますからね。昨今はルッキズムは非常にセンシティブなテーマですし、若手アナに対する先輩アナや年上の共演者の発言という構図も『パワハラ』などと一部から批判的な声が出るリスクははらんでいますよね」

 とはいえ、結果的にこの騒動も先輩アナらを気遣う“神対応”により、ますます上垣アナの好感度を高めることになったようだ。

 同ランキングを見ても、今や1年目にしてフジのエースアナといっても過言ではない上垣アナだが、来春の改編での抜擢も局内では噂されているという。

「24年4月から夕方の看板ニュース番組『Live News イット!』のメインキャスターをフリーの青井実アナが務めているが、視聴率が伸び悩んでいます。小学校から“慶応ボーイ”の青井アナだけに、親近感を求める主婦層の支持を得るのは難しいと思っていたが、案の定です。元々、ウチは男性のニュースキャスターを育てるのが苦手でしたが、そうした中でも上垣アナは報道キャスターに適任。いきなりメインキャスターとはさすがにいかないでしょうが、来春の改編で『イット!』に起用し、徐々にメインに据える計画も考えられます。青井アナは長くてもあと2年ぐらいでは……」(同局関係者)

 上垣アナの動向が今後もますます注目を集めることになりそうだ。

(取材・文=サイゾーオンライ編集部)

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最終更新:2025/01/04 12:00