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TBS元アナ高野貴裕氏、2025年夏に代議士に転身へ

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TBS(写真:サイゾー)

 俳優・星野真里の夫でTBS元アナウンサーの高野貴裕氏が2025年夏に“代議士”に転身するプランを温めているという。今夏、任期満了に伴う形で実施予定の参院選、もしくは東京都議選に立候補する予定だという。

 高野氏は2003年に同局へ入社して2022年夏まで主に情報番組『ひるおび』、報道番組『NEWS23』をはじめスポーツを担当するアナウンサーとして活動。爽やかなイケメンアナとして主婦層からも人気を博した。

 プライベートでは2011年にかねてより交際していた星野と結婚。2015年に第一子となる女児が誕生していた。その後、24年9月、星野は子どもについて国指定の難病、先天性ミオパチーの一種である「中心核ミオパチー」であることを公表した。

 高野氏はアナウンサーを離れてから編成とプロモーションのセクションを兼任で務めた後、現在、総務局CSR推進部員と社長室のSDGs企画部員を兼任して勤務。年に2回局を挙げて展開される『地球を笑顔にするWEEK』の推進を担当しており、完全に裏方の仕事に従事している。

 2025年1月末で退社が決まったことを受けて、12月20日はラジオ番組『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』にリポーターとして登場、その旨を生出演で報告した。そのタイミングでは「リスナー、視聴者の皆さん、本当にお世話になりました。今後の大きな目標は“みなさんと身近な人間が、笑顔でいられるような社会づくり”を模索しようかと思っている」と意味深に語っていたが、同局関係者は「次の道はすでに決まっています。代議士への転身です」と語る。

「高野さんはお子さんが難病を抱えてからも、星野さんとともに家族を支えながら生活しています。病気、闘病生活に対してより理解を深めようと夫婦で社会福祉士の資格を取得もしました。その過程で、テレビ局でこのまま仕事を続けて生活するよりも、理念を持って国や自治体を動かして困っている人を助けたいという気持ちが強くなったというのです。現在は政策理念に共感している某野党から今年夏の参院選、もしくは東京都議選への出馬を念頭に入れて準備をしています」(同)

 アナウンサーやキャスターの政界進出について専門家の丸山大次郎氏は次のように語る。

「アナウンサーは一般人に比べるとスピーチ力や知名度などに優れているため、政治家への転身例は枚挙にいとまがありません。最近は丸川珠代や小池百合子など女性の“元アナ政治家”が目立っている印象ですが、古くは、高橋圭三や宮田輝などのNHK出身の男性アナウンサーが政治家に転身する事例が見られました。また、“地域の顔”として知名度を獲得しやすい地方局出身は選挙に強いのか、男女ともに多くのアナウンサーが政治家に転身しています。ただ、民放キー局の男性が政治家に転身する事例は意外に少なく、有名なところだと『JNNニュースの森』の2代目キャスターを務めた元TBS記者の杉尾秀哉が国会議員に、『FNNスーパータイム』や『報道2001』のキャスターだった元フジ記者の黒岩祐治が神奈川県知事になったくらいでしょうか。そういう意味では、(仮に政治家を目指すのであれば)高野アナの挑戦は珍しいことだと思います。

 また、小林(現・國光)麻耶、高畑百合子と同期入社だった高野アナは若手時代に担当した『王様のブランチ』の“熱血キャラ”で人気アナとなり、2015年には早朝の帯番組『はやドキ!』のメインキャスターに抜擢されて“朝の顔”として活躍。女子アナにスポットが当たりやすいなかで、男性アナとしてしっかりと知名度を獲得して長く画面に出続けた実力者でもありました。最終的に朝の帯『はやドキ!』の初代MCを射止めたことを考えると、局でもしっかり仕事を認められていたことがうかがえます。仮に政治家になったとしたら、さまざまな言動で注目を集めてくれそうな期待感はあります」

 これまでTBSを含めてテレビ局を辞めて政治の世界に身を移した人は多数いるが、これまでの経験を生かして国民が住みやすい世の中を創生することに注力することを期待するばかりだ。

サイゾーオンライン編集部 

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最終更新:2025/01/07 12:00