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女子アナ上納疑惑に薬物逮捕…フジの騒動で注目が集まる田代まさしの発言

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フジテレビ本社ビル(写真:Getty Imagesより)

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が2月1日、自身の公式YouTubeチャンネルにアップした元フジテレビアナウンサーで実業家の長谷川豊氏との対談動画が注目を集めている。

フジテレビの腐敗構造

 堀江氏といえば2005年、フジテレビに敵対的買収を仕掛けるも失敗し、その際にメディアの集中砲火を浴びてその後、逮捕・収監され服役した。

 一方、長谷川氏はフジ在籍時の10年の米ニューヨーク支局赴任中、滞在費不正使用の疑いをかけられて13年4月に自主退社。

 その際、退職までの経緯をブログで公開して話題となった。

 そんなフジとは因縁浅からぬ仲の2人の対談となったが、長谷川氏は驚くべき“爆弾”を続々と投下した。

 長谷川氏は朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』を担当していたフジ在籍当時、同局のアナで現在はフリーの笠井信輔アナ、現在も同局に在籍している佐々木恭子アナと映画評論家のおすぎの4人で会食したことを回顧。

 会食後、おすぎがトイレへ立つと、笠井アナが「ハセ、そういうもんだから」、佐々木アナも「お夕食代だね」と言い残して2人が先にエレベーターに乗り込み、その後にトイレから戻ってきたおすぎと長谷川氏が2人でエレベーターに乗ったところおすぎからキスをされたという。

 長谷川氏が自身もおすぎに“上納”されたと告白する中、翌2日には笠井アナがブログで反論し、これに対して長谷川氏がXで再反論するなど盛り上がりを見せている。

「堀江さんとの対談動画では他にも日枝久取締役相談役の権力構造の裏側やフジが苦境に立たされる原因ともなった引退した中居正広氏と女性のトラブルの内幕、中居氏に女性を紹介したとされる局員・Aが元幹部だった編成局が“伏魔殿”だったことなどを暴露しています」(テレビ局関係者)

 長谷川氏によると、フジは他局に比べアナウンス室の立場が弱く、おまけに編成局の下部組織的な位置付けのため、元編成局幹部が女性アナウンサーに会食への同席を指示すればなかなか断ることはできないとか。

 そのためにAは女性アナを有名人などの会食に連れ歩き、多くの芸能人に女性をアテンドしていた“ガーシー”こと元参院議員の東谷義和氏になぞらえ、「お台場のガーシー」と呼ばれていたことなども明かしている。

 そうした中、堀江氏は2月2日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演した際、この対談内での長谷川さんの発言を踏まえて「フジテレビだけがアナウンス室が編成局の下にある」などと発言。

 その後に同局の良原安美アナが「先ほどフジテレビだけアナウンス室が編成局の下にあるという趣旨の発言がありましたが、フジテレビに限った話ではございません。お詫びして訂正いたします」と訂正した。

 これに対して、堀江氏は同月3日にXを更新し、「この謝罪に関してですが、長谷川さんの最初の説明が不十分で、実際には他局とフジテレビではアナウンス室の扱いはやはり全然違うということがこのウェブを読めばわかります」とし、テレビ局各社の組織図を検証したリンクを貼るとともに、「TBSの番組内での謝罪はむしろ行き過ぎだと思いました」などと主張。

 さらに、長谷川氏も堀江氏の投稿に反応し、「僕の説明が丁寧でなくてご迷惑をおかけしました。『フジのアナ室は他局と違って非常に立ち位置が低い』というのが間違いなく事実であり、それを説明しただけです。他局では当然のようにあるホームページ上での『組織図』で『アナウンス室』が書かれていないのもフジだけです」と補足するなどの動きも見せている。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「長谷川さんが堀江さんとの対談の中で話している内容については個人の見解も含んでいるでしょうし、そのすべてを鵜吞みにするのもどうかとは思います。ただ、長年フジで務めていた元局アナが実名、顔出しで話しているわけですから耳を傾ける価値は高いでしょう」

 今後も長谷川氏の動向や発言が大いに注目されそうだが、スポーツ紙の放送担当記者はこう話す。

「22年6月にはフジの30代後半の局員が乾燥大麻約80グラムを所持した疑いで逮捕され退職していますが、当時この元局員が中居氏と懇意の仲でマージャン仲間であることなどが話題となりました。今回、堀江さんと長谷川さんの対談動画が話題になる中、この元局員も編成局に在籍しており、Aの部下だったことも耳目を集めています」

 加えて、ここに来てあの元タレントの過去の告白も再注目されているという。

「01年から19年まで薬物事件で4回逮捕され、服役も経験している田代まさしさんです。田代さんは昨年1月に公開されたYouTubeチャンネル『街録ch』に出演しています。その中で当時芸人として息詰まり、プレッシャーに潰れそうになって悩む田代さんに『いいのありますよ』と覚せい剤を勧めたのがフジのADだったと告白しているんです。そんなADがフジの局内に出入りしていたのも驚きですよね」

 そんな田代は昨年12月30日に同局で放送された『超しらべてみたら』にVTR出演し、テレビ復帰を果たした。

 放送を控えた同月28日、田代は自身のインスタグラムで《僕が年金問題について話します。少し不安もありましたが、フジテレビの編成局長、スポンサーの皆様からのOKをいただけたと言うことも、合わせてご報告させて頂きます》と喜びを綴っていたが、この“編成局長”が誰なのかも含めて何とも気になるところである。

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/02/05 22:00