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独立の亀梨和也、「ポスト中居」の最右翼も懸念される“立ち位置”とは

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中居正広と亀梨和也(写真:サイゾー)

 人気グループKAT-TUNの解散とメンバー亀梨和也のSTARTO ENTERTAINMENT社(以下、STARTO社)からの退社が発表されて話題となっている。

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 グループは3月末までの活動をもって解散し、今後亀梨は個人事務所を立ち上げ、独自の活動を展開していく予定だという。

 2006年のデビュー以来、グループの中心的存在として活躍してきた亀梨だが、昨年からはソロプロジェクト「Inside 23」を始動させ、ライブやグッズ販売などの事業も展開していた。

 スポーツ紙の芸能担当デスクはこう話す。

「音楽活動に関してはこれまでの経験と実績から自信を持って継続できると考えているのでしょう。俳優としても映画やドラマで成功を収めており、個人事務所でも十分にやっていけるだけの力と人脈を持っていると思います。こうしたことから独立を決断するに至ったはずです」

 そこで注目されるのが、亀梨がレギュラー出演している日本テレビ系『Going! Sports&News』などのスポーツ番組への影響だ。

 亀梨は同番組だけでなく、プロ野球中継や東京五輪の現地キャスターなど、日テレのスポーツ番組に深く関わってきた。

 同じく旧ジャニーズ事務所からデビューし、独特の語り口とアスリートへの深いリスペクトでスポーツ番組でも確固たる地位を築いたSMAPの元リーダーの中居正広氏の後を追うようにスポーツ番組でも存在感を放ってきた。

 芸能ジャーナリストの平田昇二氏は語る。

「亀梨さんは小学1年生の時に野球を始め、小学校6年生の時には地元の区の代表チームに選ばれて軟式野球の世界大会にも出場。中学生になってからもプロ野球選手も輩出している地元の名門チームに入団し、1年生にしてレギュラーを獲得するなど活躍を見せていたようです。そうした経験や野球に対する造詣の深さから『Going!』では『ホームランプロジェクト』や『剛速球プロジェクト』などの体当たり企画にも挑戦しており、プロ野球選手に技術的なことを詳しく聞けることも強みで、同番組での取材やインタビューは選手や解説者などからも高く評価されています」

 こうした背景もあり、巨人の坂本勇人選手をはじめプロ野球選手たちからの信頼も厚く、現在の所属事務所を離れたからといってすぐに関係が変わるとは考えにくい。

 実際、『Going!』の制作サイドの間でも亀梨の4月以降の出演継続が検討されているというが……。

 それでも、今後亀梨のスポーツ番組における立ち位置が不安定になる可能性も否定できないとの見方もある。

「現在の日テレはSTARTO社との関係を強化しようとしています。4月から新たに『行列のできる相談所』の後番組としてSixTONESの民放冠初レギュラー番組『Golden SixTONES』が始まるのもその一環です。すぐに影響が出ることはないかもしれませんが、半年後、1年後にはSTARTO社が“スポーツ番組にも自社のタレントを起用してほしい”と要請してくる可能性は十分あります。中居さんの場合はジャニーズ退所後もバラエティー番組などでの実績や活躍が評価され、スポーツ番組での活躍の場を失うことはありませんでしたが、シビアな話、亀梨さんはまだそこまでの存在ではない。スポーツ番組は出演枠が限られており、番組制作サイドが亀梨を使い続けるかどうかは不透明です」(テレビ局関係者)

 スポーツ番組のみならず、音楽活動、俳優業、バラエティーも含めてフリー転身後の亀梨がどこまで自身の存在をアピールできるかが鍵となりそうだ。

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(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/03/02 14:00