綾瀬はるか、NHKドラマ『ひとりでしにたい』主演で気になるジェシーの今後
俳優・綾瀬はるかが6月21日スタートのNHKドラマ『ひとりでしにたい』で主演することが明らかになった。
同作は文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した、カレー沢薫氏の同名漫画が原作。
「死」と「笑い」の融合した「笑って読める終活ギャグマンガ」と評された作品をNHK大河ドラマ『青天を衝け』やNHK連続テレビ小説『あさが来た』などの作品で知られる大森美香氏による脚本でドラマ化。
未婚、子なしの一人暮らしを謳歌していた30代独身の主人公・山口鳴海が憧れていたキャリアウーマンである伯母の、思いもよらない孤独死をキッカケに、時に世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながらよりよく死ぬためによりよく生きる方法を模索するというストーリーだ。
綾瀬にとっては22年4月期のフジテレビ系“月9”ドラマ『元彼の遺言状』以来の連続ドラマ主演となるが、芸能ジャーナリストの平田昇二氏は語る。
「綾瀬さんは13年放送の大河ドラマ『八重の桜』で主演を務めたほか、同年大晦日放送の『NHK紅白歌合戦』の紅組司会、現在放送中の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の語りなどNHKとも関係性が深い。とくに、NHK放送開始90年を記念して制作されて主演を務め、16年から放送された大河ファンタジー『精霊の守り人』は代表作の一つであるとともに、アクションの魅力に目覚めたという点においても彼女の俳優人生にとって大きな節目になる作品と言えるでしょう。
今作『ひとりでしにたい』に関してはそんな好相性のNHKの作品ということに加えて、原作を読んでかなり前向きな気持ちで出演オファーを引き受けたという話ですし、綾瀬さんもかなり気合が入っているのではないでしょうか」
作品の放送が何とも楽しみではあるが、その一方で気になるのは私生活の動向だ。
綾瀬といえば、23年公開の主演映画『リボルバー・リリー』での共演をキッカケに、人気グループSixTONESのジェシーと交際をスタート。
すでに交際期間は2年半近くに及び、都内の超高級マンションで同棲生活を送り、昨年10月には2人がジェシーの親戚がいる米ラスベガスへの4泊6日旅行を楽しんでいたことも「女性セブン」（小学館）で報じられ、一部では早期の結婚の可能性も取り沙汰されていた。
「近年の綾瀬さんはCMでの活躍は目立つものの、映像作品での目立った活動は、昨年1月に放送されたスペシャルドラマ『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』と昨年11月に公開された主演映画『ルート29』くらい。連ドラ主演は『元彼の遺言状』以来なく、以前に比べると仕事をセーブしている印象です。さらに今年1月期放送のフジの連ドラ主演の話が立ち消えになったなんて噂もありましたからね。綾瀬さんも3月で40歳になりますし、より私生活の充実を図るのではないかと見る向きも業界内には多いです」(民放テレビ局情報番組スタッフ)
そうした中、お相手のジェシーが所属するSixTONESの10周年イヤーが一区切りする今年5月以降の動向に注目が集まっていたのだが、ここにきて6月スタートの連ドラ主演が決定したことで、そうした見方にも変化が起きているという。
芸能事務所のマネージャーは明かす。
「綾瀬さんが出演する『ひとりでしにたい』は3月から撮影がスタートする予定のようですが、ジェシーさんの方も最近は趣里さん主演の連続ドラマ『モンスター』（フジテレビ系）での演技が高い評価を受けたり、3月公開の映画『お嬢と番犬くん』で福本莉子さんとW主演を務めるなど俳優としても存在感を放っています。さらにここに来て、4月から日本テレビで『行列のできる相談所』の後番組として『SixTONES』の民放冠初レギュラー番組『Golden SixTONES』もスタートしますし、俳優、アーティストとして充実一途という状況ですから、結婚はまだ先になるのではないでしょうか。綾瀬さんもジェシーさんの置かれた状況は十分理解しているでしょうし、だからこそ2年近くも“極秘交際”を続けていたのでしょう。もっとも、米ラスベガス旅行だけでなく、最近はジェシーさんと友人との食事会に綾瀬さんも同席したりもしているようで、交際は相変わらず順調そうですけどね」
綾瀬ファンはしばらく“ロス”を心配することなく、久々の連ドラ主演作を楽しむことができそうである。
（取材・文＝サイゾーオンライン編集部）
