指原莉乃の本音トークが思わぬ展開に!「掃除苦手」発言でクイックルワイパーCMに影響はあるのか

3月13日から配信がスタートしたバラエティ番組『LOVE 30s. –幸せな人生の作り方- with anan』(ABEMA)で、MCの指原莉乃による「掃除が苦手」発言が波紋を広げている。
『LOVE 30s.』は30代女性の恋愛やライフスタイルについて語る番組で、今回の放送では“結婚相手に求める条件”がテーマだった。
「番組の中で指原は経済的な価値観の重要性を語りつつ、自宅の掃除について『掃除が苦手だから』という理由で週に1回ハウスキーパーを呼んでいると告白。さらに、過去の恋人から『自分でできるのに贅沢じゃない?』と指摘されたエピソードも披露していました。その際、指原は『でも私の収入と違うし、掃除が苦手だからお願いして何が悪いの!?』と怒りを爆発させ、元恋人が芸人だったことまで暴露する場面もありました」(テレビ誌ライター)
指原は過去にも恋愛エピソードをたびたび披露しており、2021年に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では元恋人とのポートランド旅行について言及。
22年放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)では、元恋人が『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系)しか観ない人だったというエピソードを明かしていた。
「ネットではすぐに指原の元カレ探しが開始。“ポートランド旅行”や“旅猿好き”というヒントからは元Kで今はピン芸人のIではないかとの憶測が飛び交っています」(スポーツ紙の芸能担当記者)
ところが、今回の放送での発言が注目を集めたのは恋愛話だけではないようだ。
指原の「掃除が苦手」発言が、思わぬ方向で物議を醸しているという。
「指原といえば、長年にわたって花王の掃除用具のCMに出演中。現在も花王の公式サイトには、彼女が出演する広告動画が多数掲載されています。それだけに、インターネットでは『掃除が嫌いな人がCMに出て大丈夫?』や『クイックルワイパーのイメージに影響しない?』といった声が上がっており、CM契約への影響を心配する人も出てきています」(前出のスポーツ紙記者)
他方、指原の発言に共感する声も多く、「確かに忙しい芸能人なら掃除に時間を割くよりもプロに任せる方が効率的」や「掃除が苦手なら無理してやるより、得意な人にお願いするのは合理的な選択」といった意見も見受けられるが、広告代理店関係者は明かす。
「企業としては、契約タレントの発言一つひとつがブランド価値にどう関わるかを慎重に判断しています。そのため、タレントがブランドイメージと異なる発言をすることで、企業側のブランド戦略に影響が出ることは珍しくありません。今回の指原さんの発言が直接『クイックルワイパー』の売上に影響を与えるかは未知数ですが、CM契約の更新や今後の広告展開に影響を与える可能性はありますね」
そのうえで、さらに続ける。
「過去には某人気女優が健康飲料のCMに出演していたにもかかわらず、実生活ではその飲料をまったく飲んでいないことが明らかになり、契約が更新されなかったというケースもあります。また、あるタレントがファッションブランドの広告塔を務めていたものの、実際にはそのブランドを着用していなかったことが発覚し、契約が打ち切られた例も。指原さんのケースがこれに該当するかどうかは微妙ですが、企業イメージとの乖離が大きいと判断されれば何らかの対応が取られる可能性は否定できません」
もっとも、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう話す。
「指原さんは2012年から花王の『トイレクイックル』のCMに出演していますが、それ以降もたびたび『掃除が苦手』と公言しているものの、特に問題になったことはないですからね。『掃除が不得意ならCMキャラクターとして相応しくない』といった意見も見受けられますが、逆に言えば『掃除が苦手な指原さんでも簡単に使えて便利』というプラスの見方もできますし、そちらの方が利便性や使いやすさが魅力的な同商品のコンセプトに合っているような気もしますけどね」
指原といえばバラエティー番組での率直な発言が持ち味であり、その姿勢が多くのファンに支持されているが、果たして今回の「掃除が苦手」発言は吉と出るか、凶と出るのか?
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)