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小倉優子がお嬢様校から名門女子大へ編入も“ブレる学科変更”にモヤモヤ感が漂うワケ

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小倉優子(写真:サイゾー)

 タレント・小倉優子が5月18日、自身のインスタグラムで白百合女子大学から日本女子大学の通信教育課程・食物学科へ編入したことを報告した。

【芸能人の苦労と葛藤】

 小倉は39歳だった2023年4月、番組の企画をキッカケに白百合女子大・児童文化学科に入学。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は振り返る。

「小倉さんは22年2月にTBS系バラエティ番組『100%!アピールちゃん』で早稲田大学への受験企画がスタート。同番組が打ち切られた後も後番組の『月曜の蛙、大海を知る。』に企画は受け継がれて、第一志望の早稲田大学には合格しなかったものの、白百合女子大学に合格して23年4月に入学を果たしました。番組で密着した3児のママでもある小倉さんが育児や家事の合間をぬって勉強に励む姿は多くの視聴者の感動を呼びましたね。過去にも『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)の企画で東京大学を目指した坂本ちゃんをはじめ、『ウッチャンナンチャン』の内村光良さん、『ナインティナイン』の岡村隆史さん、『オードリー』の春日俊彰さん、『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんなど番組の企画で大学進学を目指した芸能人は多いですが、小倉さんに関しては世間の注目度や大学合格という結果なども含め、成功例と言えるでしょう」

 そんな小倉は日本女子大学の通信教育課程・食物学科への編入の理由について自身のインスタグラムで「子育てと仕事との両立を考慮し、生活環境により適した形で学びを続けていくため」と説明。

 さらに、「『学び直したい』『自分の軸を持ちたい』という思いで新たな一歩を踏み出しました」と当時の心境を述懐し、「白百合女子大学で過ごした日々は、かけがえのない時間でした」と周囲への感謝も綴っている。

 今回の報告を受けて、インターネットやSNS上では「子育てだけでも大変なのにすごい」や「ある程度の年齢から挑戦するのって本当に立派」などと、3児のママながら大学で学び続ける姿勢に賞賛やエールの声が続出している。

 その一方で、今回の編入に関しては一部で“モヤモヤ感”を抱く人も少なくないようだ。

 芸能記者は語る。

「そもそも小倉さんは『子どもに勉強を教えたい』という目的で教育系学部を志望していたはず。番組企画では早稲田大を第一志望に、津田塾大や学習院女子大なども受験するなど、進学先にこだわりを見せていました。しかし、白百合女子大では児童文化学科だったのに、日本女子大では食物学科に変わっており、進路方針に一貫性が感じられないのですが……」

 この学科変更にネット上では、「白百合は踏み台だった?」などといった憶測も飛び交っている。

「かつてに比べて予算が激減している昨今のテレビ番組においてはクイズ番組が乱立しており、そこに食い込みたいタレントは多い。タレント価値を上げるのであれば、確かに日本女子大のほうがメリットは大きそうです」(テレビ局関係者)

 とはいえ、日本女子大の通信課程は決して楽な道ではない。

 学習塾関係者はこう証言する。

「食物学科は専門科目のレポートの規定が厳しく、単位を取得するための科目修了試験の難易度も高い。正直、白百合女子大で留年しても通学を続けたほうが卒業は容易だったかもしれません」

 小倉は学歴で得られる信用を自分の力に変えるために、“卒業”という成果を上げることができるのだろうか。

一大ジャンル“ママタレ”勢力

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/05/28 12:00