永野芽郁よりもひと足先に“週刊誌ネタ”になった現場マネジャーと所属事務所の管理体制

俳優・田中圭との不倫疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた女優・永野芽郁だが、同誌は2号にわたって記事を展開したものの、双方の所属事務所は揃って男女の関係やLINEのやりとりを否定している。
しかし、永野は契約していたCMや広告の動画、画像が続々と削除され、出演予定だった来年放送のNHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』、パーソナリティーを務めていたニッポン放送『オールナイトニッポンX』を相次いで降板。
クランクアップを迎えたTBS日曜劇場『キャスター』は放送中とはいえ、現状、ほぼ開店休業状態に追い込まれてしまっている。
スポーツ紙の芸能担当記者は語る。
「2人は疑惑を否定したものの、『文春』の記事では妻子持ちの田中が永野の自宅に入り浸っていることが報じられてしまいました。『仕事に支障をきたすから別れろ』とまでは言えなくても、せめてもっと上手くやるようにアドバイスしたり、会うのを自粛したりするように双方の事務所や現場マネジャーが2人に進言しなかったのか疑問ですよね。事務所が“ブレーキ”をかけなかったことで、一度は田中が合鍵を返して距離を置いたにもかかわらず、また関係が盛り上がってしまいましたからね」
そんな永野の担当マネジャーといえば、永野本人よりもひと足先に週刊誌のネタになっていた。
今年2月に「週刊新潮」(新潮社)が報じたところによると、永野のマネジャーを務めているのは同じ事務所に所属するアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子の弟なのだとか。
昨年12月31日に放送された『大晦日もゴチになります! SP』(日本テレビ系)に永野が出演した際には、番組収録が押してしまったことにこのマネジャーが激怒し、現場のスタッフにクレームを入れた揚げ句、さらにはチーフプロデューサーにまで詰め寄ったという。
この担当マネジャーは20代半ばにもかかわらず業界慣れしており、番組のロケでは事あるごとに上から目線で苦情を申し立て、イベントの際には永野が少しでもスタッフやクライアントと接触しないように彼女の前に立ちはだかり周囲を威嚇することもあったとか。
テレビ局関係者は明かす。
「姉の現場に出入りするうちに業界に憧れを抱き、『ももいろクローバーZ』のプロデューサーの元でマネジャー業のノウハウを学んだそうです。永野さんとはSNSにアップした写真やインスタライブに映り込んでしまうほど距離が近く、永野さんのファンからは下の名前に由来した愛称で親しまれていました」
とはいえ、今となってはマネジャーとしての管理責任を果たせていなかったことがすっかり露呈してしまった格好だ。
「さすがに今回の騒動により、永野さんの現場マネジャーから外れるのではないでしょうか。今後は気心が知れているももいろクローバーZの現場に回すくらいしかないでしょう」(同テレビ局関係者)
芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう話す。
「かつて沢尻エリカさんや柴咲コウさんらも在籍した永野さんの所属事務所は数多くの売れっ子俳優や女優、モデルを抱えて大手として業界内でも存在感を放っていますが、その一方で所属タレントの私生活に関しては本人の自主性に任せ、あまり口うるさく関与しないことでも知られています。きっと永野さんもプライベートに関してはある程度自由にさせてもらっていたのではないでしょうか、ちなみに、小栗旬さんが社長を務める田中さんの事務所も同じような印象はありますね」
永野と田中が映画での共演をキッカケに親密な仲になった裏には、双方の所属事務所の“社風”も少なからず影響を及ぼしているようである。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)