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AIシンゴに農業開発、自己啓発本…村上信五の止まらぬビジネス欲

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村上信五(写真:Getty Imagesより)

 アイドルグループ・SUPER EIGHTの村上信五が新たなステージに踏み出している。

『仰天ニュース』で“MC癖”発揮も…

 村上は5月26日付の「スポーツ報知」のインタビューで自身をモデルにしたバーチャルタレント「AIシンゴ」の運用会社を立ち上げていたことを告白しており、アイドルやMCのみならず、ビジネスの分野でも頭角を現しつつあるようだ。

「AIシンゴ」とは、村上の音声や表情などをベースにしたアバター型バーチャルタレントで、最近では現在開催中の大阪・関西万博に関連したテレビ番組にも登場。

 村上によれば、自身の口癖や知能を搭載し、本人が操作せずとも分身として365日、24時間稼働しながらファンとのコミュニケーションを担うのが目的というが、バラエティー番組を手掛ける放送作家は語る。

「これまでも『AIシンゴ』の存在や出資・開発の面で自らも関わっていることなどは語っていましたが、100%自己資金による出資で会社まで起業していたとなれば、事業に対する本気度が伺い知れますよね。実際、今年3月のテレビ出演時にはおカネの使い道として『AIシンゴ』に注ぎ込んでいると説明。『プライバシーポリシーとか規約を作るのに、こんだけ金がかかんのかと驚いた』とも話しており、タレント活動とは異なる苦労も身に染みているようです」

 5月31日放送の日本テレビ系『音道楽EXPO』では、万博会場からの世界初の音楽番組生中継という大役のMCを務める村上だが、25日に放送されたPR番組では「AIシンゴ」が出演するなど、早くも“分身”として機能し始めているようだ。

 そんな村上は近年では「AIシンゴ」に絡んだ会社設立のみならず、農業開発にも進出しているという。

 スポーツ紙の芸能担当記者は明かす。

「村上さんは地元の大阪・高槻市の『ノウタス株式会社』が進めるぶどう事業『パープルM』にプロジェクトリーダーとして参画しています。昨年に開催された記者発表では自らの言葉で『ぶどうをもっと楽しく、おいしく、身近に、無駄なく』という構想を力強くプレゼン。新たな品種を生み出して国内のみならず、海外展開まで視野に入れていることをアピールしていました」

 さらに、そのビジネス手腕は出版界にも轟いているようで、今年4月には著書『半分論』(幻冬舎刊)を上梓。

 同著では、〈物事をジャッジする時は答えを一択にするのではなく、二択をベースに展開させると仕事はもちろん、人生が「心地よく」「楽になり」、滞っていたことも「好転」し始める〉と綴られるなど、20年以上にわたって芸能界で活躍し続けてきた独自の考え方などが披露されている。

「同書は発売初日に重版が決定。村上さんが番組に招いたゲストによる講義で『経済』や『お金』、『イノベーション』について学んでいく、文化放送の冠ラジオ番組『村上信五くんと経済クン』の影響もあり、自己啓発本ながらもビジネス書として経営者やビジネスマンからも高い支持を得ています」(出版関係者)

 芸能活動にとどまらず、ビジネスを中心に多方面に手を広げる姿はまさに“令和のマルチタレント”といったところなのか、芸能ジャーナリストの平田昇二氏はこう話す。

「みのもんたさんが多忙な司会業の一方で水道メーター会社の社長を務めたり、島田紳助さんが多数の飲食店を経営したり、梅宮辰夫さんが漬物屋をチェーン展開したり、お笑いコンビ『キャイ〜ン』の天野ひろゆきさんが不動産投資をしたり、昔から人気芸能人が芸能活動以外のビジネスを手掛けるケースは多々あります。近年も山田孝之さんや柴咲コウさんが会社を設立して話題になりましたが、村上さんに関しては関わっているビジネスもかなり多岐に及んでおり、かなり本腰を入れている印象です。元々の素養やビジネスに対する興味に加えて、現在進行形で長年芸能界に携わっている売れっ子タレントだからこそ、業界の有り様や先行きに不安を感じている部分もあるのかもしれませんね」

 芸能人としてだけでなく、実業家としても村上が今後も存在感を増していきそうだ。

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(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/06/12 12:00