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“ポスト永野芽郁”の有力候補に浮上したノースキャンダルと高好感度の共演女優

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永野芽郁(写真:Getty Imagesより)

 女優・永野芽郁が不倫&二股疑惑によりNHK大河ドラマやレギュラーのラジオ番組を降板、出演CM動画の削除など芸能生活最大のピンチを迎える中、5月16日には主演映画『かくかくしかじか』が公開初日を迎えた。

“週刊誌ネタ”になった現場マネジャー

 そんな中、同作で永野と共演しているある女優に“ポスト永野芽郁”として業界内で注目が高まっているという。

「永野さん扮する主人公の林明子の友人でフリッパーズ・ギターが大好きなサブカル女子の北見を演じた見上愛さんです。以前から演技力には定評がありましたが、今回の“話題作”での好演もあり、ここに来てさらに存在感を増している印象です」(民放テレビ局の情報番組スタッフ)

 現在24歳の見上は2019年にデビューすると、翌20年のTBS系連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で連ドラに初めてレギュラー出演し、同年には芦田愛菜主演の『星の子』で映画初出演を果たした。

 21年にNHKで放送された吉田羊主演のドラマ『きれいのくに』で容姿にコンプレックスをもつ女子高生役を演じて注目を集めると、その後も多数のドラマや映画、CMに出演。

 昨年には吉高由里子主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長の娘・彰子役を演じたほか、Netflixで配信されたドラマ『恋愛バトルロワイヤル』で主演を務めるなど活躍を見せている。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう話す。

「見上さんは中学2年生の時に両親に連れられて観た舞台をキッカケで演劇の魅力に取りつかれて高校生の時には演劇部に所属。その後、日本大学芸術学部演劇学科に進学します。当初は照明の仕事や演出家といった裏方の仕事を目指していたようですが、その過程で大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントのスクールに通ったことをキッカケに女優デビューを果たします。高校の演劇部の時に『犬神』を演じることになった際にその作品を調べて以降、寺山修司に傾倒していたそうで、裏方志望だったという点も含めて今どき珍しいタイプの女優です。大学の同級生で自ら声を掛けて知り合ったという河合優実さんとは親交があり、河合さんが主演した映画『AREA』では衣装を担当しています」

 そんな見上は、すでに2026年前期放送のNHK連続テレビ小説『風、薫る』でWヒロインのうちの1人の一ノ瀬りん役を演じることも発表されているが、映画配給会社のスタッフはその魅力を明かす。

「元々が裏方志望だったということもあってか、現場で仕事をともにしたスタッフいわく純粋に作品作りに対する情熱が強く感じられると好評です。それでいて確かな演技力もさることながら女優としての華や存在感もあり、女優然としたところがない気さくな性格で業界内でも彼女のファンが増えています。ちなみに、22年にTBS系で放送された初主演ドラマ『liar』ではベッドシーンも披露しており、寺山作品のファンということで映画や配信作品でのさらなる“艶技”も期待されています」

 そうした業界内好感度の高さが徐々に世間にも浸透しているのか、近年はJRAをはじめCMでも重宝されているが、一方で前出の民放テレビ局の情報番組スタッフは語る。

「永野さんもドラマや映画、CMで露出を増やしてから間もなく、朝ドラ『半分、青い。』でヒロインを演じて一気に人気女優の仲間入りを果たしました。それに今回の騒動以前は長らくノースキャンダルの好感度女優として知られていましたからね。演技力に定評がありここに来てドラマや映画で主演を務めるようになり、これまでスキャンダルがなく好感度の高さから多数のCMにも出演する中、朝ドラヒロインも決定したということからも、見上さんが“ポスト永野芽郁”の有力候補として業界内で見られていたとしても不思議ではありませんよね」

 熾烈を極める“ポスト永野芽郁”争いだが、見上が今後ますます存在感を放ちそうである。

『かくかくしかじか』、「泣いた」

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/06/11 12:00