『ダブルインパクト』準決勝21組、総合力1位は誰だ? エントリーナンバーバトラー方式で分析する

漫才とコントの二刀流で争われる日本テレビの新しい賞レース『ダブルインパクト』準決勝進出者21組が6日、YouTubeの生配信で発表された。
今年が第1回となるため、どんな大会になるのか想像しづらい部分も少なくないが、とにかくおもしろいコントと漫才がたくさん見られることだけは間違いない。
ここでは、準決勝進出21組の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)、『キングオブコント』(TBS系)での実績をポイント化して、その行く末を占ってみたい。
令和ロマンのYouTubeに「M-1エントリーナンバーバトラー」という企画がある。ランダムに選んだ数字を、その年の『M-1』エントリーナンバーに当てはめてコンビを特定し、実績をポイント化して競うというものだ。
それぞれのコンビには、以下のポイントが振り分けられる。
1回戦敗退 1pt
2回戦敗退 2pt
3回戦敗退 3pt
準々決勝敗退 4pt
準決勝敗退 5pt
決勝進出 6pt
優勝 10pt
このポイントを今回の21組の『M-1』『KOC』両方の実績に応じて算出する。果たして、『ダブルインパクト』準決勝進出者の中で実績・総合力ナンバーワンはどのコンビになるのだろうか。カウントダウン方式で発表していきたい。
21位 4000 0pt
21位は賞レース初出場となる4000。ダウ90000の蓮見翔と吉原怜那による2人組ユニットである。今回の『ダブルインパクト』で蓮見はダウメンバー7人とそれぞれコンビを組み、7組でエントリーしていたが、そのうちの1組を準決勝まで連れてきたのはさすがである。
20位 ゼロカラン 35pt
20位は昨年の『KOC』で準決勝まで進んだゼロカラン。神保町メンバーとして唯一の準決勝進出となった。同期でライバルの金魚番長に先んじてファイナリストとなることができるか。
『M-1』
2019年1回戦敗退=1pt
2020年2回戦敗退=2pt
2021年3回戦敗退=3pt
2022年2回戦敗退=2pt
2023年3回戦敗退=3pt
2024年3回戦敗退=3pt
計14pt
『KOC』
2020年準々決勝敗退=4pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準決勝敗退=5pt
計21pt
19位 シンクロニシティ 42pt
19位は22年の『M-1』敗者復活で爪痕を残したシンクロニシティ。『KOC』は昨年久しぶりに準々決勝まで進んでおり、今回の『ダブルインパクト』開催は彼らにとって絶妙のタイミングだったかもしれない。
『M-1』
2017年3回戦敗退=3pt
2018年準々決勝敗退=4pt
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年準々決勝敗退=4pt
2022年準決勝敗退=5pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計28pt
『KOC』
2016年2回戦敗退=2pt
2017年1回戦敗退=1pt
2018年2回戦敗退=2pt
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年1回戦敗退=1pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計14pt
17位 スタミナパン 48pt
昨年の『M-1』敗者復活で審査員のとろサーモン・久保田かずのぶに「麻婆だけ決勝に行かせたい」と言わしめたスタミナパン。漫才のイメージが強いが、準々決勝を体験したのは『キングオブコント』が先。独特のスタイルで番狂わせを狙う。
『M-1』
2015年2回戦敗退=2pt
2016年1回戦敗退=1pt
2017年1回戦敗退=1pt
2018年2回戦敗退=2pt
2019年1回戦敗退=1pt
2020年1回戦敗退=1pt
2021年2回戦敗退=2pt
2022年2回戦敗退=2pt
2023年準決勝敗退=5pt
2024年準決勝敗退=5pt
計22pt
『KOC』
2015年1回戦敗退=1pt
2016年1回戦敗退=1pt
2017年2回戦敗退=2pt
2018年2回戦敗退=2pt
2019年2回戦敗退=2pt
2020年2回戦敗退=2pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計26pt
17位 TCクラクション 48pt
東京ライブシーンでは賞レース激強兄さんとして知られるTCクラクション。『M-1』4年連続準々決勝、『KOC』5年連続準決勝という実績はまさしく「ネクストブレイク」枠のトップランナーといえるだろう。
『M-1』
2019年2回戦敗退=2pt
2020年1回戦敗退=1pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計19pt
『KOC』
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年準決勝敗退=5pt
2021年準決勝敗退=5pt
2022年準決勝敗退=5pt
2023年準決勝敗退=5pt
2024年準決勝敗退=5pt
計29pt
15位 天才ピアニスト 55pt
22年に女芸人ナンバーワンを決める『THE W』(日本テレビ系)で優勝している天才ピアニストがこの位置。2大賞レースでもここ3年はすべて準々決勝に残っており、安定感が増してきた。
『M-1』
2016年3回戦敗退=3pt
2017年2回戦敗退=2pt
2018年3回戦敗退=3pt
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年2回戦敗退=2pt
2021年3回戦敗退=3pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計29pt
『KOC』
2016年1回戦敗退=1pt
2017年1回戦敗退=1pt
2018年1回戦敗退=1pt
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年準々決勝敗退=4pt
2021年2回戦敗退=2pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準決勝敗退=5pt
2024年準々決勝敗退=4pt
計26pt
15位 マイスイートメモリーズ 55pt
西の劇場番長マイスイが女王天ピと並ぶ15位。2大会通じて1回戦敗退が1度しかないのは自肩の強さの表れといえるだろう。初のファイナリストとなればインパクトを残しそうだ。
『M-1』
2016年2回戦敗退=2pt
2017年3回戦敗退=3pt
2018年3回戦敗退=3pt
2019年3回戦敗退=3pt
2020年準々決勝敗退=4pt
2021年3回戦敗退=3pt
2022年3回戦敗退=3pt
2023年3回戦敗退=3pt
2024年3回戦敗退=3pt
計27pt
『KOC』
2017年2回戦敗退=2pt
2018年3回戦敗退=3pt
2019年1回戦敗退=1pt
2020年準決勝敗退=5pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準々決勝敗退=4pt
2024年準決勝敗退=5pt
計28pt
14位 かもめんたる 58pt
2013年『KOC』王者のかもめんたるが14位。唯一、チャンピオンとして準決勝に残った。『M-1』では劇団イワサキマキオ時代に2度エントリーしてからしばらく遠ざかっていたが、ラスト2年を残してカムバックするとラストイヤーには準決勝へ。その後の『THE SECOND』でも結果を残しており、優勝候補の一角といえる存在。
『M-1』
2008年1回戦敗退=1pt
2009年2回戦敗退=2pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準決勝敗退=5pt
計12pt
『KOC』
2008年2回戦敗退=2pt
2009年準決勝敗退=5pt
2010年2回戦敗退=2pt
2011年準決勝敗退=5pt
2012年決勝3位=6pt
2013年優勝=10pt
2015年準決勝敗退=5pt
2016年決勝5位=6pt
2017年準決勝敗退=5pt
計46pt
13位 トム・ブラウン 64pt
ドラマチックな『M-1』ラストイヤーを終えてもトム・ブラウンの火は消えていない。『THE SECOND』は不出場だったが、こちらにはエントリーしてきた。空気感の読めない大会だけに、ファイナルに進出して早い出順で出てきたら大会そのものがカオス状態になるかもしれない。
『M-1』
2008年2回戦敗退=2pt
2009年1回戦敗退=1pt
2010年2回戦敗退=2pt
2015年3回戦敗退=3pt
2016年2回戦敗退=2pt
2017年準々決勝敗退=4pt
2018年決勝6位=6pt
2019年準決勝敗退=5pt
2020年準々決勝敗退=4pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2023年準決勝敗退=5pt
2024年決勝6位=6pt
計48pt
『KOC』
2019年準々決勝敗退=4pt
2020年準々決勝敗退=4pt
2021年準々決勝敗退=4pt
2022年準々決勝敗退=4pt
計16pt
11位 うるとらブギーズ 65pt
『KOC』3度ファイナルの超実力派うるブギ。佐々木は病気で休養したり中学の同級生だったラブレターズ塚本がチャンピオンになったりといろいろあったが、元気に帰ってきてよかった。
『M-1』
2018年3回戦敗退=3pt
2019年2回戦敗退=2pt
2022年2回戦敗退=2pt
計7pt
『KOC』
2009年2回戦敗退=2pt
2010年2回戦敗退=2pt
2011年2回戦敗退=2pt
2012年準々決勝敗退=4pt
2013年1回戦敗退=1pt
2014年準決勝敗退=5pt
2015年2回戦敗退=2pt
2016年1回戦敗退=2pt
2017年準決勝敗退=5pt
2018年準決勝敗退=5pt
2019年決勝2位=6pt
2020年決勝10位=6pt
2021年決勝7位=6pt
2022年準決勝敗退=5pt
2024年準決勝敗退=5pt
計58pt
11位 カベポスター 65pt
『M-1』2度ファイナル、『ytv』と『ABC』のダブル優勝、『MBSヤンタン』レギュラー、『探偵!ナイトスクープ』レギュラーと、関西で着実に地盤を固めているカベポスター。『R-1』でもファイナル経験のある永見、昨年の『KOC』では準決勝まで駒を進めるなどオールラウンダーとしての強みを発揮し始めている。
『M-1』
2015年3回戦敗退=3pt
2016年2回戦敗退=2pt
2017年3回戦敗退=3pt
2018年3回戦敗退=3pt
2019年3回戦敗退=3pt
2020年準決勝敗退=5pt
2021年準決勝敗退=5pt
2022年決勝8位=6pt
2023年決勝6位=6pt
2024年準決勝敗退=5pt
計41pt
『KOC』
2015年2回戦敗退=2pt
2016年1回戦敗退=1pt
2017年2回戦敗退=2pt
2018年準々決勝敗退=4pt
2019年準々決勝敗退=4pt
2021年2回戦敗退=2pt
2022年準々決勝敗退=4pt
2024年準決勝敗退=5pt
計24pt