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櫻井翔も「嘘だろ」? 白石聖、NHK大河ドラマ抜擢に日テレが地団駄を踏んだワケ

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櫻井翔(写真:Getty Imagesより)

 アイドルグループ嵐の櫻井翔が主演を務める日本テレビ系ドラマ『放送局占拠』が7月から放送されることが明らかになった。

櫻井翔『放送局占拠』発表でファンの反応

 同ドラマは2023年の『大病院占拠』、2024年の『新空港占拠』に続く、櫻井主演による「占拠」シリーズの第3弾。

 今作では、面で顔を隠した武装集団が放送局を襲撃し、500人もの人質を取る事件が発生する中、櫻井演じる刑事・武蔵三郎が警視庁BCCTのメンバーたちとともに危機に立ち向かうという。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は『占拠』シリーズについてこう話す。

「櫻井さん主演の日テレの連続ドラマといえば、これまでも『先に生まれただけの僕』や『ネメシス』などがありますが、『占拠』シリーズは成功例の一つと言えるでしょう。予測するのが難解な丁寧に作り込まれた卓越したストーリー展開に加えて、タイムリミットが設定されていることで物語の緊迫感がよりアップし、多くの視聴者を惹きつけています。仮面をかぶった武装集団という実写作品では下手をすると非現実的に見えてしまう存在も、しっかりとしたキャラクター設定やその下地を描くことでリアリティーを補完していますよね。また、櫻井さんが武装集団と乱闘するなどアクションシーンが多いのも魅力の一つでしょう」

 櫻井のほか、すでに女優・比嘉愛未、ソニン、瀧内公美、お笑いコンビ・春とヒコーキのぐんぴぃの前作からの続投も発表されており、『占拠』シリーズのファンからの期待も高まっている。

 そうした中、「青鬼」ことtimeleszの菊池風磨とともに今作への出演が注目されているのが白石聖という。

 テレビ誌ライターは語る。

「白石は、田中圭との不倫疑惑が報じられた永野芽郁の代役として2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演することが発表されたばかり。『新空港占拠』では獣の面をかぶった武装集団の一員の『犬』こと岩槻澪を演じ、警察側の潜入捜査官という二重の顔を持つ役どころを熱演しました。忽然と姿を消したラストの“伏線”からして、当然『放送局占拠』にも登場すると目されていましたが、撮影時期が大河ドラマとかぶることで、インターネットやSNS上では出演を危惧する声も見受けられます」

 そもそも、白石は占拠シリーズと同じスタッフが手掛けた昨年のドラマ『潜入兄弟 特殊詐欺特命捜査官』(日テレ系)でも、特殊詐欺組織“幻獣”の幹部の「朱雀」という重要な役柄を与えられていたが、番組制作会社のスタッフはこう明かす。

「日テレは白石に早くから目をつけて、とくに『占拠シリーズ』のスタッフが囲い込もうとしていました。今作でもキーマンとしての出演が予定されていましたが、白石サイドは出演を断念せざるを得なくなったようです。日テレからすれば、これまで育ててきた“秘蔵っ子”に手のひらを返された格好ですが、とはいえ大河ドラマは実績だけでなく“格”も手に入れられる特別な舞台ですからね。近年でも川口春奈さんが、沢尻エリカさんの代役として帰蝶役を演じた20年放送の『麒麟がくる』の出演をキッカケに女優として大きな飛躍を遂げましたし。本人にとっても事務所にとっても、そちらを選ばない理由はないでしょう。ともあれ、櫻井は現場で白石をかなり可愛がっていたそうですから、武蔵のお決まりのセリフよろしく『嘘だろ?』という心境だったのではないでしょうか」

 スケジュール的に『豊臣兄弟!』と『放送局占拠』の掛け持ちはやはり厳しそうだが、大河ドラマで重要な役を演じる来年の白石には世間の話題を“占拠”するほどの活躍を期待したいところである。

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(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/06/19 12:00