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元NHKの中川安奈アナ、バラエティー番組での過激発言連発で評価上昇か

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(写真:Getty Imagesより)
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 今年3月いっぱいでNHKを退職してフリーで活躍している中川安奈アナウンサーが8月5日放送のテレビ朝日系『ロンドンハーツ』に初出演して話題を集めている。

NHKの峰不二子・退所へ

 中川アナは、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらが付き合いたい女性をランキング形式で順位付けする中、自身を何位につけるかを予想する「オンナの自分番付」企画に参加。

 自身を3位と上位に評価するも、蓋を開けてみればまさかの最下位という結果となった。

 番組内で過去の自身の恋愛の話題になると「私、友達に“ダメ男ホイホイ”って言われたりしているんです」とし、「“浮気男”とか“詐欺男”とか……」と彼氏遍歴を回顧。

 最下位の発表の際、もぐらから「NHKのアナウンサーをされていた。それでインスタとかが可愛いとか評判になってNHKを辞められてこうしてタレント活動されている訳じゃないですか? この人、自己顕示欲のバケモンじゃないかって……」と自身を評されると思わず苦笑いを浮かべた。
 
 それでも、もぐらがロケット巨乳好きのMであることを知ると、「見る目がない。私はSだし、ロケットです♡」とアピール。

 もぐらから「嘘です。私から言わせると、口だけロケットの本マグロです」と否定されると「自分からいくのは好きかもしれないです」と仰天告白も。

 これに対して、もぐらが「攻めるより虐げてほしい」と語ると、「今、やってみましょうか?」と妖艶な笑みを浮かべながらハイヒールで顔を踏むプレーに積極的な姿勢も見せて、これにはMCの田村淳も「『ロンハー』でも無理かもしれない、民放ナメ過ぎ」と笑って制した。

 フリーに転身して約5カ月が過ぎる中、初出演した人気バラエティー番組で爪痕を残した中川アナだが、芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「中川さんはNHKを退職後、大手芸能事務所のホリプロに所属し、フリーアナとして活動を展開しています。所属事務所の大先輩である和田アキ子さんがMCを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)で民放テレビ番組に初出演しました。NHK在籍時は『サンデースポーツ』のキャスターを務めたり、衣装が裸に見えると注目を集めたパリ五輪の中継を担当したりとスポーツ系の番組での活躍が目立ちましたが、しばらくはバラエティーを主戦場にしていくのでしょう。そういう意味では今回の『ロンハー』での過激発言には覚悟ややる気を感じましたし、それなりの結果を残したと言えるのではないでしょうか」

 もっとも、『ロンハー』の出演を受けてインターネットやSNS上では「もぐらが指摘しているように自己顕示欲はかなり強そう」や「目立とうとする必死さを感じる」といった厳しい意見も見受けられるが……。

「“悪名は無名に勝る”と言いますが、芸能人やフリーで活動するアナウンサーに関しては話題になってなんぼといった部分もありますからね。実際、今や“美のカリスマ”的なポジションにもなっている田中みな実さん、テレビ東京を退社後にブレークを果たした鷲見玲奈さん、森香澄さんなんかもフリー転身後の間もない時期にはバラエティー番組での過激な発言や雑誌グラビアでのセクシーな露出がハレーションを起こしたりもしましたが、結果的には多くのフリー女子アナのライバルたちを尻目に存在感を放ち、一定の成功を収めましたからね」(前出の竹下氏)

 実際、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう明かす。

「ひと昔前ならフリーアナとして“元NHK”という肩書は強力な武器になったでしょうけど、視聴者のテレビ離れが叫ばれる昨今にあってはかつてほどのパワーはなく、逆に言えば“元テレ東”でも本人の実力や努力次第で勝ち組になれる時代です。元NHKでフジテレビ『ぽかぽか』のMCを務めるなど活躍が目立つ神田愛花さんも、NHK時代はそこまで目立つ存在ではなかったですからね。そういう意味では“元NHK”というプライドにとらわれることなく攻めの姿勢を見せた中川さんの今回の『ロンハー』での立ち回りはバラエティー番組の関係者の間でも評価されていますよ」

 となると、気になるのは今後の中川アナの動向だが、別の芸能事務所のマネージャーはこう話す。

「バラエティー番組には今後も積極的に出演していくでしょうけど、NHKアナ時代からSNSなどでそのスタイルの良さが注目されていたくらいですから当然、グラビアなどにも今後は積極的にチャレンジしていくでしょう。所属する『ホリプロ』は大手事務所ながらそのあたりに関しては寛容ですし、大いに期待できると思います。前提として同性ウケを意識した形にはなると思いますけどね」

 アナウンサーに詳しいライターの丸山大次郎氏もこう続ける。

「NHK時代の中川アナといえば、『サンデースポーツ』のメインキャスターとしてパリ五輪やラグビーワールドカップなどを伝えてきたことで知名度を獲得しました。しかし、広島放送局時代は情報番組『おはようひろしま』のキャスターを務めたり、東京アナウンス室に異動してからは情報番組『あさイチ』のリポーターやラジオの選挙開票速報、歌やお笑い特番の進行役など、多岐に渡る仕事を任されてソツなくこなしていて、そのアナウンスやリポートの経験や技術については、フリーアナのなかでも決して侮れない実力です。今はバラエティ番組のスポット的な出演がほとんどですが、今後はスポーツや情報番組に進出してレギュラー枠を勝ち取る可能性は十分に考えられます」

 近年激化の一途を辿るフリー女子アナ戦線に新たに参戦した中川アナだが、フリーアナとなってNHK在籍時以上の存在感を放つことはできるのだろうか。

フリー転向で高まる期待

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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最終更新:2025/08/16 18:00