ゆきぽよインタビュー「ブレイクのきっかけと自身のトリセツを語る」

映像を通して様々な女性の生き様に触れ、自身の価値観と照らし合わせながら、“トリセツ”について飾らない言葉で語り合うYouTubeバラエティ番組『私たちのトリセツ』。シュウペイ(ぺこぱ)と共にMCを務めるゆきぽよに、本番組の見どころやブレイクのきっかけ、今ハマっていることなどを聞いた。
<インフォメーション>
YouTubeバラエティ番組
『私たちのトリセツ』
毎週月曜18時~配信
出演者:メインMC ゆきぽよ・シュウペイ(ぺこぱ)
※配信日程・内容・配信形態は変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
放送URL:https://www.youtube.com/channel/UCYUWJVPcY1vxNk1FrEH0Kwg
Instagram:https://www.instagram.com/torisetsuinsta/
TikTok:https://www.tiktok.com/@watatori
<プロフィール>
ゆきぽよ(木村 有希)1996年10月23日生まれ。神奈川県出身。2012年、高校1年生のときに雑誌『egg』の読者モデルとしてデビュー。2017年、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)に出演。以降、テレビのバラエティ番組を中心に活躍。
公式サイト:https://asiapro.co.jp/profile/yuki_kimura/
Instagram:https://www.instagram.com/poyo_ngy/
X:https://x.com/poyo_ngy
TikTok:https://www.tiktok.com/@poyo_ngy.15
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UClE-HEAkMHtZxdrAPKrQf-A

もっと自分の幅が広がるんじゃないかというワクワク感があった
──YouTubeバラエティ番組『私たちのトリセツ』の、MCのお話があったときのお気持ちはいかがでしたか。
ゆきぽよ バラエティに出させていただくときは、ひな壇とかでわちゃわちゃふざけたり、はしゃいだりしているときのほうが多いので、「私で大丈夫かな」という不安はありました。でも上手くMCができるようになったら、もっと自分の幅が広がるんじゃないかというワクワク感もありました。
──過去にもMC経験は何度かありますよね。
ゆきぽよ ありますが、今回のように私とシュウペイ(ぺこぱ)ちゃんがMCで、ゲストの方にフォーカスを当てて、そこから話を広げていくという形のMCは初めてです。今はまだオープニングトークも含めて模索中なんですけど、新しい自分のスタイルを見つけたいですね。
──シュウペイさんとは、これまでも共演経験がありますよね。
ゆきぽよ 何度も一緒にお仕事したことがありますし、楽しくやれています。シュウペイちゃんは、もともとギャル男だからやりやすくて。ギャルの扱いに慣れているし、ギャルの気分の上げ方も知っているから、友達みたいな感じで、全肯定してくれるんです。いてくれると安心感があります。ただ二人とも場を回すタイプではないので、あせあせしているところもあって、1時間ぐらい巻いて終わることが多いです(笑)。
──番組内では俳優の久保乃々花さんがサウナ、銀座のキャバクラ嬢・サラさんが餃子など、それぞれがハマっているものを紹介しています。
ゆきぽよ サラさんは紙粘土で餃子を作ってきてくださって意外性がありました。餃子の美味しいお店も教えていただいたんですが、私が行ったことのあるお店もあってうれしかったです。サウナも、よく行くので、番組で紹介していた施設は行ってみたいですね。
──清水あいりさんの回は盛りだくさんで前後編になりました。
ゆきぽよ あいりちゃん、面白かったですよね。特に前半のロケ中はあいりちゃん自身も気づいていなかった下乳の汗が、ずっと画面に映っていて。あいりちゃんがスタジオでVTRを観ながらギャーギャー言ってて、それにMCの二人も合わせていたら、下乳の汗の話で1本終わっちゃったみたいな(笑)。

『バチェラー・ジャパン』がブレイクのきっかけ
──ここからは、ゆきぽよさんがブレイクしたきっかけをお聞きします。2012年、高校2年生のときに女性ファッション誌『egg』の専属モデルになって、ギャルに知られる存在になっていきますが、それ以外の層にも知られるようになったのは何が大きかったのでしょうか。
ゆきぽよ 最初は「Vine」っていう6秒動画の共有サービスがあって、たまたま友達が私の寝起き動画を上げ始めたんです。それでバズって、3日で15万人ぐらいフォロワーが増えました。もともと「地元・横浜で一番かわいいギャルになりたい」という目標を掲げてegg専属モデルになったんですが、「Vine界で一番かわいいギャル」みたいな感じで認知されていきました。その後に大きかったのが2017年に出演した恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)です。
──『バチェラー・ジャパン』に参加されたきっかけは?
ゆきぽよ もともとはオーディションだったんですが、そのときに一人ひとりの肩書きが必要だったんです。たとえば「着物のお姉さん」とかいろいろありますけど、私だけ本当に何もなくて「ギャルです」と言ってたんです。でもスタッフさんに、品のある恋愛リアリティーショーだから、「ギャルじゃちょっと……」と言われて、「カリスマ動画クイーン」という肩書きにしたんです。
──ライバルの女性たちには、どんな感情を抱いていましたか。
ゆきぽよ 若さゆえの特権だと思うんですけど、何にも考えてなくて。自分がギャルだから浮いているのも気づかなかったし、一番年下だったから、お姉さんたちもかわいがってくれたんですよね。みんなが「ぽよ。それは駄目だよ」とか「ぽよ。遅刻しちゃうから起きて」とか、いろいろ教えてくれて(笑)。
──『バチェラー・ジャパン』が話題になっている実感はありましたか?
ゆきぽよ あんまり実感はなかったですね。シーズン1が放映された頃は、本家の『バチェラー』に出演していたのでアメリカにいて、SNSをチェックしていたんですけど、そこまで伝わってこなかったです。本家『バチェラー』でたくさん恋愛をして、でもみんなにフラれてを繰り返していました(笑)。
──初めて出演した地上波のテレビ番組は何だったんですか?
ゆきぽよ 最初のオファーは『今くら(今夜くらべてみました)』(日本テレビ)だったと思います。でも、そこまで反響はなくて、今度はメキシコの『バチェラー』に相談役として出演していました。そしたら『サンジャポ(サンデージャポン)』(TBS)に声をかけられて、出演したのを機に、一気にお仕事が増えました。
──『サンジャポ』はトーク力も試されたのではないでしょうか。
ゆきぽよ 確かにそうかもしれなかったんですが、みんな優しくて、年上の方たちが多くて、「ヤバ~い! 地上波生放送なんですけど!」とはしゃいでいたら面白がってくれて。当時レギュラーだったテリー伊藤さんと西川史子先生から、「あなたは、これから来るよ」と言われたんです。そしたら本当に、たくさんのお仕事をいただけるようになりました。
──自然体でやっていたのが良かったんでしょうね。その頃には芸能界でやっていこうという気持ちは固まっていたんですか。
ゆきぽよ 他の道は全く考えることもなく、芸能界しか頭になかったですね。まあ周りにキャバ嬢さんが多かったので、やるとしたら夜のお仕事をやりたかったなって思うんですけど、一度も経験することなく終わりました。
『サイゾー』さんに出させていただいたときはMAXで太っていた時期
──ゆきぽよさんは2022年3月号の『サイゾー』で表紙と巻頭グラビアを飾っていますが、2023年4月に1年間で-12キロのダイエットに成功したのが話題になりました。
ゆきぽよ 『サイゾー』さんに出させていただいたときは、ストレスだったり、コロナの引きこもり生活だったりで、MAXで太っていた時期だったんです。二重幅や鼻筋も違いますけど、どちらかというと顔よりも下半身やおなか周りがヤバかったです。今はストレスを溜めないようにして、週一のトレーニングを続けています。
──食事の管理などもされているんですか?
ゆきぽよ 食事に関しては緩いです。モデルと名乗るならちゃんとしろって感じなんですけど(笑)。私は普通と逆で、冬は食欲が落ちるので体系維持がしやすいんですけど、夏はめちゃくちゃ食欲が上がっちゃうんです。だから夏バテ知らずなんですが、むくみがちでムチムチしています。
──どうして夏になると食欲が上がるんですか?
ゆきぽよ 夏休みになるとテンション上がって、いっぱい遊んじゃうんですよ。たとえば海からのバーみたいな感じで活動的になってお酒も飲んじゃう。でも冬って、おせちとか鍋とかお餅とか和食が多くなって、個人的に飽きちゃうんですよね。だから、これからの季節は痩せていくはずです(笑)。

──今ハマっていることも教えてください。
ゆきぽよ カメラです。と言っても、まだ買う前なんですよ。流行りのコンデジも欲しいんですが、本格的なプロのカメラマンさんが使っているような一眼レフカメラが欲しくて。ひたすら調べては、値段を見て諦めてを繰り返してます。
──どのぐらいの価格帯のカメラが欲しいんですか?
ゆきぽよ 本当に欲しい機種は60万円ぐらいするんですよ。でも使いこなせるかどうか分からないじゃないですか。だから、まず初心者向けの29万円ぐらいで売っている機種を手に入れようかなと思っているんですけど、別売りのレンズも高くて。まだレンズの勉強はできていないので、なかなか手が出ないです。
──どんな写真を撮りたいんですか?
ゆきぽよ それが自分自身なんですよ(笑)。SNSに上げるための写真を撮りたいんですが、スマホやコンデジじゃダメなんです。加工では出せない奥行きとかが欲しいんですよね。まずは勉強しようと思って、知り合いのカメラマンさんに授業を頼んだら、「いいよ」と言ってくれたんですが逆に申し訳なくて……。この間、友達から「ソニーα6500」を借りて花火を撮ったんですよ。初めて花火を撮ったんですけど、めちゃくちゃ綺麗に撮れて。スマホに入れているので見てください!
──素晴らしい仕上がりですね!
ゆきぽよ ですよね? 「私、才能あるんじゃない?」って思っちゃいました。長岡の花火大会で撮ったんですけど、自分でもびっくりするくらい上手く撮れたんです。どこかの媒体でカメラ初心者の私がプロ級まで上達する連載をやってくれないですかね(笑)。
(取材・文=猪口貴裕)
