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【かとうれいこ】27年ぶりの写真集を発売するレジェンドがグラビア復帰を決断した理由

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かとうれいこ(写真=永田拓也)

90年代のグラビアシーンをリードしたかとうれいこが最新写真集『AROUND』を発売。昨年、26年ぶりにグラビア復帰を果たした胸中を語る。

昨年、写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)で26年ぶりにグラビア復帰を果たしたが、当初はそれほど乗り気ではなかった。

「最初から写真集を作りませんかというお話で、『無理無理!』と思いました(笑)。またグラビアをやろうなんて考えたこともなかったですからね。ただオファーをしてくれたのが30代の女性編集者で、一度インタビューでお会いしたことがあったんです。その方から『若い世代の女性が見ても素敵な写真集にしませんか?』と言っていただき、心が動いたんです。では、まずそんなグラビアを撮りましょうということになりました。その時点で写真集をやることは考えていませんでした」

グラビアのためのボディメイクは特にせずに撮影に臨んだ。

「普段からピラティスやヨガをやっていて、趣味でゴルフにも行くので、日常的に体は動かしています。だからグラビアのためになにかをするということはなくて、おなか周りだけ気をつけました。当日は緊張しましたし、グラビアをやっていた頃の感覚を思い出せるのだろうかという不安もありました。ただカメラマンの方が自然に撮ってくださったので、気づいたらリラックスしていましたし、完成したグラビアを見たときは『よしよし、ブランクがある中で頑張ったな』と納得のいく仕上がりでした」

グラビアの反響は大きく、多方面から絶賛の声が届いた。

「ファンの皆さんや関係者の方々から好意的な意見を聞いて、ちょっとだけ自信がつきました。その声に背中を押していただいたのもありますし、カメラマンさんをはじめグラビアチームとの相性も良かったので、同じメンバーで違う作品もやってみたくて写真集をやる決断をしました」

ロケ地はオーストラリア。毎朝5時起きで3日間にわたって撮影を敢行した。

「オーストラリアは初めて訪れたので、新鮮な気持ちで臨むことができました。ゴールドコーストやブリスベンのビーチ、ペントハウス、広大な敷地で馬もいるハウススタジオなどで撮影をしたのですが、中でも印象的だったのがワイナリーでの撮影でした。昨年グラビアを経験したとはいえ、まだまだ不慣れなので表情やポーズはぎこちないところもあったかと思うのですが、それも含めて初々しい今の私を楽しんでもらえる写真集になったと思います」

グラビア界のレジェンドと呼ばれることには、どのような思いがあるのか。

「特に自分の中では意識していなくて、そういう時代にデビューさせていただいたというタイミングが大きかったと思います。もちろん大勢の方が私を知ってくださったのはグラビアなので、自分の中では、とても大切な場所です。でも自分の写真集は1冊も持っていなんですよ。何冊出したかも把握していないですけど、機会があれば自分の写真集をコンプリートしたいですね(笑)」

(文=猪口貴裕/写真=永田拓也)

かとうれいこ
1969年2月19日、埼玉県生まれ。90年のクラリオンガール、91年のアサヒビールイメージガールなど、キャンペーンガールとして脚光を浴び、圧倒的なプロポーションでグラビア界を席巻。その後もタレント活動、俳優、歌手など多彩なジャンルで活躍。01年の結婚を機に芸能活動を休止。12年のテレビ出演を機に復帰を果たす。

かとうれいこInstagramはコチラ

最新写真集『AROUND』
出版社:講談社
発売日:10月3日(金)

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日時:2025年10月5日(日)13:00~
会場:SHIBUYA TSUTAYA 8F
住所:東京都渋谷区宇田川町21-6
https://shibuyatsutaya.tsite.jp

猪口貴裕

出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集にも携わる。

最終更新:2025/10/02 14:30