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年末総決算! 2025年のお笑い界を振り返ろう……【週刊お笑い雑話】

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写真:イメージ

今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。

今年もおつかれさまでした

編集S 今年もおつかれさまでした。年内ラストということで、今年も振り返っていきましょう。

新越谷 おつかれさまです。

編集S まずは年始のオンカジ問題ですかね。

新越谷 結果、くるまが退社してダイタク、ダンビラ、九番街あたりが活動休止。久保田もとばっちりを受けてしばらく出られなかった。

編集S くるまの退社には驚きましたね。

新越谷 M-1連覇直後ですからねえ。なんか、うまくいかないもんだなと思いましたね。プラマイが上方漫才大賞もらってすぐ解散したときも思ったけど、うまくいかないもんだなと。ダイタクもラストイヤーでM-1決勝に残れて、じゃあセカンドだとなった矢先でしたし。

編集S そういえばそうだった。来年もセカンドはあるみたいですけど、ダイタクはまだエントリー発表されてないですね。出ないのかな。

新越谷 出てほしいですけどね。ダイタクも、あとランジャタイもいちおう伊藤ちゃん復帰してるので出てきてほしい。

編集S セカンドで言えば、総合演出の日置氏がフジテレビ退社だそうで。

新越谷 ウワサは出てましたけど、佐久間さんと東野がYouTubeで言ってましたね。セカンドってけっこう日置さんの魂みたいな部分でクオリティが担保されてた感があるけど、大丈夫なのかなというのはある。

編集S やっぱ『酒のツマミ』のアレなんですかね。

新越谷 わかんないけど、日置氏がフジ辞めて、長年『DX』やってきた西田氏が読売辞めて、ダウンタウン余波みたいなのがあるのかもしれないですね。

バラエティはやっぱり『水ダウ』

編集S テレビではやっぱり『水ダウ』の存在感が今年も大きかった。

新越谷 年末の名探偵津田も盛り上がりましたね。

編集S やっぱベストは名探偵ですか?

新越谷 いや、名探偵も楽しかったけど、瞬間最大風速でいえば10月だか11月のビーチフラッグのチンアナゴがいちばん笑ったかな。今思い出しても、まだ味する。

編集S 『水ダウ』以外ではどうでしょう。

新越谷 これもけっこう最近なんだけど、『座王』の堂前の「知らんやつで、知らん曲」。巻き戻して5回くらい見ちゃった。

編集S 賞レースのネタではどうですか? どのネタが好きだったとか。

新越谷 笑ったのはたくろうの2本目と、KOCだとロコディの2本目。好きだったのは敗者復活のイチゴとドンデコルテの2本目ですかね。

編集S 渡辺さん売れそうですね。

新越谷 でもやっぱ名前が覚えられないと思うんですよねドンデコルテ。ちゃんと売れかけたら改名した方がいいと思う。それこそ、ラフレクランのタイミングくらいで。

テレビ以外もおもしろい

編集S 有料配信でも大きなタイトルが続きました。ゴールデンコンビの2回目や罵倒村、大脱出3、芸人キャノンボールも。

新越谷 罵倒村の津田の肛門ゴイゴイスーすごかったですね。配信系の瞬間最大風速はあそこかな。ゴールデンコンビは川北の優秀さがすごかった。

編集S YouTubeで印象に残ってるのは?

新越谷 いろいろあるんですけど、山添ノ国の関町ですかね。

編集S 山添ノ国の関町。ライスの。

新越谷 そうですよ。山添ノ国のライス関町です。

編集S ちょっと説明が必要かも。

新越谷 山添ノ国で、山添が仲いい芸人に電話して、無茶な仕事を振って断らせておいて「仕事選んでるってYouTubeでバラしていい?」って聞く企画があるわけですよ。

編集S 嫌な企画ですね。

新越谷 そう、嫌な企画なんです。で、GAGの福井とかネルソンズ和田とかしずる池田とかに続いてライス関町がターゲットになるわけですが、とにかく関町が断らないの。何を頼んでも断らない。その関町の異常さと人のよさがヤバすぎるんです。

編集S まあ、見てみます。

新越谷 あとはやっぱ粗品のロケのツッコミマンですかね。なんだかんだ、オズワルド伊藤がタコスに言った「全部レディースアンドジェントルマンに聞こえる」がいちばんすごかった。あと、粗品のロケでいえば虫唾構文と、ytv審査員直後の一連のやつもおもしろかった。反論したら水浸しも好きだったけどすぐ終わっちゃいましたね。

編集S そういえば今年は審査員粗品が誕生した年でもありました。ytvとTHE W。

新越谷 それも含めて、粗品がどう評価してるかが芸人界のひとつの基準になってきてる感じはありますよね。しかも、粗品自身がそうなることを狙って、実際そうなりつつある感じ。

編集S 要するに天下取り。

新越谷 そうだと思う。その意味で、鬼越のYouTubeで好きな先輩の名前をたくさん挙げたのも「共演大丈夫よ」というメッセージに見えたし、アメトーークにしろ「しゅしゅっと」にしろ、先輩と絡んだときの可愛げもちゃんと出せる用意はある。

編集S 来年も粗品の動向には注目が集まりそうですね。

新越谷 そうね。

編集S では、よいお年を。

新越谷 はい。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。1977生。

n.shinkoshigaya@gmail.com

新越谷ノリヲ
最終更新:2025/12/29 14:00