バズってるSNSグラビア
木村絵里子|カーテン越しの水玉ラブレター

薄いカーテンからこぼれる光のそばで、
彼女は白地に水色のドットが散る
小さなビキニ姿のまま、
スマホを鏡へ向けていた。
上品なくらい淡い色なのに、
胸元のカーブと腰の華奢さが加わると、
その水玉は途端に
恋文みたいな甘さを帯びる。
太ももまで伸びた白いストッキングが
素肌の温度を際立たせて、
部屋の空気をやわらかくかき混ぜていた。
セルフィーというのは
不思議な儀式だ。
誰かに見せるためでありながら、
いちばん近い自分自身にも
そっと恋をかける。
彼女の横顔には
その秘密がちゃんとあって、
少し澄ました口元が
かえって甘く見える。
窓辺の光、
毛足の長いラグ、
透ける布、
白と水色のやさしい組み合わせ。
すべてが軽やかなのに、
見ているこちらだけが
なぜか深く沈んでいく。
水玉の数だけ
気持ちがあるなら、
そのひとつくらいは
こちらに向けてくれてもいい。
そう願ってしまう程度には、
この一枚は
まっすぐに可愛くて、
残酷なくらい甘かった。
<木村絵里子Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/07/20 22:00
