バズってるSNSグラビア
高梨瑞樹|汗ばんだ星屑は、暗がりでだけ光る

暗い部屋の中で、
彼女の顔だけが
近すぎる月みたいに浮かんでいた。
濡れた前髪が頬に張りつき、
額から鼻筋へ、
うっすらと汗の粒が光を拾っている。
肌は熱を帯び、
唇は少し開いて、
まるで何か長い夢から
いま抜け出してきたばかりのようだった。
衣装や背景は、
もうほとんど意味を持たない。
この距離では、
彼女の息づかいそのものが
ひとつのシチュエーションになる。
見上げるような目は無防備なのに、
その奥には
簡単には近づけない夜の深さがある。
人は、
整った明るさの中よりも、
少し崩れた瞬間のほうが
ずっと色っぽくなる。
たぶん彼女は、
汗ばんでいるのではなく、
夜の星屑を肌にまとっているのだ。
だから僕は、
助けたいわけでも、
奪いたいわけでもなく、
ただこの近さに
静かに溺れていたかった。
<高梨瑞樹Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/07/25 19:00
