バズってるSNSグラビア
藤原ナミ|藤色の縁側で、午後はほどける

古い木の家の縁に、
彼女は藤色のビキニひとつで寄りかかっていた。
深い飴色の柱と、
室内の静かな影。
その真ん中に置かれた淡いラベンダーが、
まるで夕方の空を先に肌へ着せたみたいで、
見ているこちらの時間まで
すこし遅くなる。
細い肩紐、
胸元でやさしく結ばれた三角の布、
腰の横で揺れるリボン。
飾りは少ないのに、
その簡素さがかえって、
肌の白さや、やわらかな体の起伏を
正直に際立たせていた。
彼女は笑っているようで、
どこかこちらを試している。
「見ているだけ?」
そんなふうに、
声にしない問いを目元にひそませながら。
夏はいつも、
派手な場所ではなく、
こんな古い家の静かな風の中で
いちばん色っぽく熟れていくのかもしれない。
蝉の声も届かない一瞬、
木の匂いと肌の熱だけが
世界の中心になる。
もし恋に色があるなら、
きっと薄い藤色だ。
触れれば消えてしまいそうなのに、
いちど目にしたら
いつまでも胸の奥に残る、
ひどくやさしい残像として。
<藤原ナミXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/09/01 22:00
