バズってるSNSグラビア
新海まき|木の階段に座る、白昼の告白

古い木の階段にちょこんと座った彼女は、
白いレースのブラとショーツだけをまとい、
両手をそろえて
こちらを見上げるように微笑んでいた。
その姿はあまりにも素直で、
なのに素直すぎるものが持つ
危うさまで抱えている。
階段の木目、
踊り場の壺、
淡い壁のぬくもり。
どこか懐かしい家の風景のなかで、
彼女だけが甘く発光している。
白いレースは清楚の象徴のようでいて、
肌に乗るとたちまち
熱を帯びた告白へ変わる。
細い肩紐の頼りなさ、
ふわりと丸い胸のライン、
膝を寄せる控えめな姿勢。
そのすべてが、
「近づいてもいいよ」と
無言で許しているみたいだった。
階段というのは、
上へ行く場所であり、
下へ降りる場所でもある。
つまり迷いの途中にある場所だ。
彼女がそこに座っているだけで、
心まで踊り場に置き去りになる。
この白昼の告白に
大げさな言葉はいらない。
ただ彼女がそこで待っていて、
こちらが一段ずつ
恋へ近づいていく。
それだけで物語は十分だった。
木の匂いのする午後、
白いレースは、
いちばん静かな愛のはじまりを教えてくれた。
<新海まきXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/07 10:00
