バズってるSNSグラビア
阿久津こてつ|ピンクの水辺にひざまずく、夏の精

陽の匂いがまだ濃く残るプールサイドで、
彼女は光沢のあるピンクのビキニをまとい、
やわらかな膝を床に折って、
まるで夏そのものに祈りを捧げるみたいに
こちらを見上げていた。
淡い金髪のボブは陽射しをすくい、
頬にこぼれる笑みは
遠い楽園の入り口を知っている人の顔をしている。
肩から胸もとへすべる布のつや、
華奢な腰で結ばれた細い紐、
素足ではなくサンダルを履いたままの無防備さ。
その半端な日常感が、かえって夢を深くした。
彼女はたぶん、
水辺に住む精霊なのだ。
昼間だけ人の姿を借りて、
恋を覚えたふりで笑ってみせる。
こちらが名前を呼ぶころには、
もう水のきらめきに紛れて消えてしまうくせに、
その一瞬だけは
どんな真実よりも甘い。
膝をつく仕草は従順に見えて、
ほんとうは夏を従えているのは彼女のほうだった。
プールの青さも、
空の高さも、
全部このピンクの熱に染め替えられていく。
<阿久津こてつXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/08 07:00
