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構成作家かーしゃの「プロ野球 野次ペディア」

「おかわり2世」も「新人王」も…私情で振り返る西武ライオンズ戦力外通告2025

「おかわり2世」も「新人王」も…私情で振り返る西武ライオンズ戦力外通告2025の画像1
ベルーナドーム前


 構成作家で元芸人、そして生粋のライオンズファンであるかーしゃが、プロ野球界で今まさに起こっている出来事や珍記録、珍騒動、そして助っ人外国人の知られざるエピソードを、独自の視点で解説。「そんな記録あった?」「なんで知ってんの?」と唸るマニアック情報を、データと野次を交えてお届けします。野球ファンも、そうでない人も、ちょっと笑って、ちょっとためになる──そんな“プロ野球うんちくトークショー”、開幕です!

 どうも! かーしゃだよ! 元芸人でプロ野球と助っ人外国人マニアの構成作家です。今回もプロ野球、特に埼玉西武ライオンズに関するコラムを楽しく書かせていただきます。

 シーズンは終了して、CSに行けなかった西武ファンは、早々にポストシーズンに突入していました……暇だよ!


 あの毎日、どこかで誰かが打って投げて走っていた日々が……来年3月までお預けです。


……プロ野球が恋しいよ!

 

 なんと、秋季キャンプ前の“秋季練習”の段階から、ベルーナドームでの公開練習にすでにたくさんのファンが集まっていたとか。

……西武ファン、どれだけ野球に飢えてるんだよ!


 そこには、メジャー挑戦かと報道されている髙橋光成選手と今井達也選手もいました。というか、本当にメジャー行っちゃうの? お願いだから、あと1年だけ! あと1年だけでいいから

……いてくれよ!!


 そして、先日埼玉西武ライオンズの第一次戦力外選手が発表されました。この時期は寂しいですね。ドラフトで新しい選手が入ってくる一方で、慣れ親しんだ選手たちが去っていきますね……。


 それでは、今回は戦力外の選手について情報と野次で自由に書かせていただきます。


……始まるよ!

【第一次戦力外】今年は大物も多すぎる……

 10月10日までの第一次戦力外通告期間が終わり、12球団第一次戦力外が発表されました。


 西武・平井克典投手、水上由伸投手、ヤクルト・西川遥輝選手、ロッテ・荻野貴司選手、石川歩投手、澤村拓一選手、オリックス・福田周平選手、楽天・島内宏明選手、阿部寿樹選手
など、まだまだ活躍できるはずの実績のある選手たちや


 西武・渡部健人選手、阪神・森木大智投手
など、期待されながら“花開ききれなかった”選手たちの名前も。


 以前であればもう数年残していてもいいかなというまだまだやれる選手ばかり。
改めて、プロ野球のレベルが上がったなと思いました。


 そして、ライオンズも戦力外になった選手が12名。


……寂しいよ!!

戦力外投手陣:ありがとうの気持ちが止まらない


 ここからはライオンズの戦力外になった選手を一人ひとり紹介していくよ! 完全に私情まみれですがお許しください!

【投手】
平井克典(33歳・投手)
2025年成績: 1軍登板なし、イースタンリーグ42試合登板、防御率2.25
通算成績: 350試合 29勝 25敗 104H 3.39
寸評: 2019年にパ・リーグ最多の81試合に登板した実績を持つベテラン投手。近年は故障の影響もあり一軍登板機会が激減し、2025年は一軍登板がゼロ。ファームでは安定した投球を見せていた。
私情:長年ライオンズ投手陣を支えてくれてありがとう!中継ぎに先発に大活躍!
FA行使してライオンズの残ってくれたことは忘れないよ!

水上由伸(27歳・投手)
2025年成績: 5登板、5⅔投球回、防御率0.00、0勝0敗
通算成績: 146試合 5勝 8敗 46H 1S 2.61
寸評: 2022年の新人王獲得時の輝きが戻らず、今季はわずか5登板と登板機会が限定的。防御率0.00と好投を見せた場面もありましたが、かつての制球力とキレが完全には戻らないまま戦力外に。
私情:え? まだまだやれるよ! かなりびっくりしたよ! 新人王獲ったの3年前でしょ? あなたのコミュ力ならどこでもやっていけるはず! 頑張ってほしいよ

大曲錬(27歳・投手)
2025年成績: イースタンリーグ15登板、1勝0敗、防御率1.74、20⅔投球回
通算成績: 20試合 0勝 0敗 1H 4.58
寸評: ファームでは防御率1.74と良好な成績を残していましたが、支配下登録はなし。制球難が課題とされ、5年目で結果を残せませんでした。
私情:今年ファームで夏頃まで調子よくて期待していたよ! 西武の未来のストッパーだと思っていました! 悔しい!

井上広輝(24歳・投手)
2025年成績: イースタンリーグ1登板、0勝0敗、防御率0.00、2投球回
通算成績: 4試合 0勝 0敗 10.38
寸評: 育成契約の若い投手でしたが、ファームでもほとんど登板機会がありませんでした。再度、支配下登録ならず。
私情:本当に怪我がなければ……。ポテンシャルは高く、涌井投手のようになれたはず! 一軍で活躍する姿が見たかったよ!

佐々木健(29歳・投手)
2025年成績: 15登板、防御率5.02
通算成績: 78試合 3勝 4敗 13H 3.44
手術歴: 2023年8月に左肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)
寸評: 2023年にトミー・ジョン手術を受け、一度戦力外から育成契約を経て、2025年6月に支配下復帰。しかし手術の影響で球速やキレが戻らず、15登板で防御率5.02と結果を残せず、2度目の戦力外通告。
私情:左の中継ぎは貴重なのでもっともっと活躍してほしかったよ! 22、23年の活躍は忘れません!

戦力外野手陣:夢を見させてくれてありがとう
【内野手】

渡部健人(26歳・内野手)
2025年成績: 1軍出場なし
通算成績: 74試合 .178 7本 27打点
寸評: 2020年ドラフト1位で入団し「おかわり2世」として期待されましたが、伸び悩む。2024年は打率.030という厳しい数字で、今季は一軍での出場機会もありませんでした。
私情:ベッケン! ライオンズの4番を担うんじゃなかったのか! 同い年トリオの“若林・ブランドン・渡部”で未来のクリーンナップを想像してたよ! ……現実になってほしかったよ!!

古賀輝希(25歳・内野手)
2025年成績: ファーム16試合、打率.159、1本塁打、3打点
通算成績: 1軍出場なし
経歴: 2024年ドラフト7位(千曲川硬式野球クラブ)
寸評: プロ1年目での戦力外という厳しい結果。ファーム16試合で打率.159と期待に応えることができなかった。
私情:打の大型ルーキーが入ってきたと期待していたよ! でも、フェニックスリーグ出て活躍してるよな! おそらく育成契約だね!這い上がってくることを期待してるよ!

野村和輝(22歳・内野手・育成)
2025年成績: ファーム1試合、打率.000(3打数0安打)
通算成績: 1軍出場なし
経歴: 東大阪大柏原高校出身
寸評: 育成選手としてスタートしましたが、ファームでもほとんど出場機会がなく、わずか1試合の出場に終わりました。
私情:田辺コーチが期待していた選手……! 聞くところによるとかなり怪我がひどかったようだね。才能が開花するところが見たかったよ!

川野涼太(24歳・内野手・育成)
2025年成績: ファーム39試合、打率.183、0本塁打、7打点、1盗塁
通算成績: 5試合 .143 0本 1打点
寸評: 育成選手として39試合に出場しましたが、打率.183と低調な成績でした。過去に一度戦力外通告を受けた経験があり、育成契約で再起を図っていましたが、支配下登録には至りませんでした。
私情:松井稼頭央2世と呼ばれていた時もあったね! 手薄だった内野の穴埋めできる活躍を期待していたよ……!

【外野手】
松原聖弥(30歳・外野手)
2025年成績: 1軍8試合出場(打率.273)、ファーム76試合(打率.265、1本塁打、19打点)
通算成績: 333試合 .241 15本 67打点 30盗塁
経歴: 2024年6月に巨人からトレードで加入
寸評: ファームでは76試合に出場し打率.265と一定の成績を残すが、一軍では8試合の出場に留まる。巨人時代の実績があっただけに、西武での結果が伴わなかったのは残念。
私情:まずは大変な時期に西武に来てくれてありがとう! 暗い雰囲気の西武の雰囲気を変えてくれるような存在でした! まだまだやれるはず!

モンテル(外野手)
2025年成績: ファーム68試合、打率.242、0本塁打、18打点、8盗塁
通算成績: 12試合 .091 0本 0打点 1盗塁
経歴: 2022年育成ドラフト2位、2025年5月に支配下登録
寸評:守備や走塁が評価され 5月に支配下登録されましたが、打力不足が課題となりました。
私情:もう戦力外? とにかく身体能力が高く、試合で何をしてくれるかワクワクさせてくれる選手でした! 万波選手のようになってほしかったよ!

奥村光一(外野手)
2025年成績: ファーム36試合、打率.195、0本塁打、4打点、9盗塁
通算成績: 45試合 .177 0本 3打点 2盗塁
経歴: 2023年育成ドラフト6位
寸評: BCリーグ群馬出身で足の速さが売りでしたが、ファーム36試合で打率.195と打撃面で苦しみました。盗塁9個と俊足は健在でしたが、バットに当てる技術が課題でした。
私情:奥村選手ももう戦力外? “快速・強打”で外野に風穴を開けてくれると思ってたよ!

それでも、変わるための痛みなんだと思う

 西武ライオンズは3年連続でBクラスに沈んでおり、今回の大幅な戦力外通告は球団再建の一環です。

 今回の戦力外は、ただの整理じゃない。“変わる”ための痛みなんだと思います。


……いやいや、それでも寂しいよ!!!

 「おかわり2世」も、「新人王」も、ライオンズの未来を担うと思ってました。それでも、今はまず「ありがとう」と言わせてください。

 またどこかで会えるのを楽しみにしています!
 ライオンズに入団してくれた選手たちの第二の人生に幸あれ!

 それでは、最後に助っ人外国人のちょっとした情報をひとつ。


 元西武、オレステス・デストラーデ選手(1989-1992,1995)。カラオケの十八番は何?という質問に、森昌子さんの「越冬つばめ」と答えてました


……渋いよ!!


 ひゅーるりーひゅーるりーららー……じゃないんだよ!


 それでは、今回はこのあたりで。次回の記事でお会いしましょう。


…………終わりだよ!

かーしゃ主催のイベント情報

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かーしゃ

1988年生まれ。埼玉県出身。
12年間お笑い芸人で活動。お笑いコンビ「ジャイアントジャイアン」として浅井企画に所属。
芸人引退後、2023年から作家やプロデューサー業を開始。

ライブ・イベント制作、ネタの台本制作、ネタ見せの講師などの活動をしている。制作しているライブは、今まで見たことないコンセプトのライブを数々開催しており、ライブシーンでは話題に。ハナコYouTubeチャンネル「ハナチャン」、TikTok・YouTube「ニッチュエーションGP」などを担当。
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かーしゃ
最終更新:2025/12/16 19:30