横浜ベイスターズで日本球界復帰バウアー、変わらずの特例扱いとチームへの過剰要求

2年ぶりにDeNAに復帰したトレバー・バウアー投手。3月29日、中日との開幕第2戦では6回を投げて1失点、1敗を喫してしまったが、ベンチ裏は何やら騒がしくなっているという。
「とても状態はいいですよ。感覚もすごくいいね!」
登板を前日に控えた27日、本拠地横浜スタジアムでの練習後にはご機嫌に話していたバウアーは、米メジャリーグ・レッズに所属した2020年に最優秀投手賞のサイ・ヤング賞に輝いたがその後はトラブル続きで事実上の“米球界追放”の身。流れ着いたのが2年前、ベイスターズだった。
「問題児ではあったが超一流メジャーリーガーの加入にファンも選手も大いに沸いた。会費が高額なバウアー個人ファンクラブまでありました。ところが彼が力を入れる公式YouTubeチャンネルは自らカメラを回して撮影しており選手ロッカーや撮影禁止場所でもお構いなし。そもそもシーズン中のYouTube更新に難色を示す球団も多い中で、バウワーはベイスターズの“特例扱い”だったことは言うまでもない。人一倍野球に対して熱い気持ちを持ち、ベンチでは怒りのあまり暴れまくったことも。口がうるさいベテランがおらず、三浦大輔監督が八方美人の性格だったことも功を奏しましたね」(球団OB)
それでも本人は夢をあきらめきれずに昨年はメキシカンリーグでプレーしてメジャー球団からオファーが届くのを待ったが、結局、それは叶わなかった。かくして2年ぶりに“Uターン転職”となった。
「春季キャンプ期間中は米国で調整を進めて先月下旬に来日、オープン戦などで3回登板しました。2年前は一軍初登板が5月だったことを考えると日本球界の慣例に合わせてきたことでチームにとっては好都合。フル回転して出来高をしっかり稼ごうとする魂胆が丸見えです」(同前)
そんなバウアーは、一部の球団OBからは「ワガママバウアー」と揶揄されていたが、今年も変わっていないようだ。
「試合で滞在する宿舎のグレードアップを執拗に要求しているようです。その実力から日本では“バウアー様”と崇める球界関係者は多く、本人も相当ご機嫌に過ごしているようです。球団側も必要経費としてバウアーの要求に応じる構えです。ただチーム状況が悪くなった時に輪を乱す火種になってしまいます。そこは心配ですね」(球団関係者)
3月31日にはコンディション不良のため出場選手登録末梢となったが……。規格外の助っ人を今年も三浦ベイスターズはうまく懐柔することができるのだろうか。
(取材・文=CYZO sports)