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週刊誌スクープ大賞

指原莉乃への“14年愛”を実らせた『おむすび』俳優・犬飼貴丈の意外な過去とは

 犯行現場に「東大前駅」を選んだ理由については、

「“駅名に東大とついているので世間の人たちが教育虐待を連想しやすいと思った”と説明している。世間がそう連想するかどうかはともかく、理解しがたい話です。7日早朝に長野から電車で上京した戸田は、東大の食堂で食事をとり赤門や三四郎池を回っていました。1時間半近く観光し、犯行に及んでいる。その行動も腑に落ちません」(同)

 長野に移り住む前は、私が住んでいる中野区に住んでいたという。顔を合せたことがあったかもしれないな。

 だが戸田は、愛知県名古屋市の裕福な家庭で育ったという。父親は会社員で母親は専業主婦だが、有名な繁華街付近にビルやマンションを持っている資産家で、経済的には恵まれて育ったというのだが……。

 戸田もその不動産の共有者に名を連ねていたそうだ。そんな人間が、東京から長野へ移り、東大の近くで人を刺した。別の動機があるのでは?

 お次は、ようやく解散する「嵐」の内幕について。

 FRIDAYは、解散に至った「嵐」のキーマンは誰かについて、詳細に報じている。

「嵐」を国民的アイドルというそうだ。だが、数年前に活動を停止してから、実質的には解散、散り散りバラバラになっていたのではないかと思っていたのだが、そうではなかったとFRIDAYはみている。

 活動休止中も80万人がファンクラブに加入し続けていたそうである。ファンというのはありがたいものである。

 だが、活動再開“やるやる”詐欺ではないかと、私は思っていたのだが、どうやら最後に一儲けしようと話がまとまったらしい。

「’21年からグループでの活動を休止していた『嵐』がGW最終日の5月6日にファンクラブサイトを更新。’26年の春頃にコンサートツアーを実施し、同年5月31日をもってグループでの活動を終了すると発表した。
『嵐』は’99年に大野智(44)、櫻井翔(43)、相葉雅紀(42)、松本潤(41)、二宮和也(41)の5人で結成され、『NHK紅白歌合戦』にはトリとして4度出演。モンスターアイドルとして25年間、第一線で活躍し続け、ファンクラブの会員数は最大で300万人いたといわれる。長年『嵐』を取材してきた芸能リポーターの駒井千佳子氏は、突然の活動終了報告をこう見る。

「同じ事務所の先輩だった『SMAP』も、嵐のメンバーと親交が深かった『KAT-TUN』も自分たちの口で解散を発表できず、ファンを動揺させました。その姿を見てきたメンバーには、『最後はファンと一緒にきちんと幕を下ろしたい』という思いがあったのでしょう。『嵐』は全員の意見が一致しないと話を進めないグループ。’17年に『嵐としての活動を終えたい』と切り出して活動休止の引き金を引いた大野を、他のメンバーが説得できたということでしょう」

 さよならコンサートをやることになったキーマンは大野らしい。

 これまでは難色を示してきた大野が、コロッと寝返った背景には、「沖縄県でホテルなどの事業を続けるためにまとまった資金が必要なのか、今回のコンサートがどれくらいのビジネスになるのか、気にしているそうです」(大手芸能プロ幹部)

 やっぱり金のためか?

 先の駒井は、こう語っている。

「活動休止中も80万人がファンクラブに加入し続けていたとされます。チケットの金額を1万2000円程度と仮定して、会員全員が一回はラストライブに行くとすれば、それだけで100億円近い売り上げが立つ。そこに記念CDやDVD、配信やグッズが加わると、総売り上げは500億円を超えるのではないでしょうか」

 一人100億円か!  どえりゃあ金になるのだな。

 私が「嵐」に望むことは一つ。解散したら、誰でもいいから、ジャニー喜多川からの性加害について口を開いてほしい。

 事件が明るみに出て、多くの被害者たちが声を上げたが、アイドルとして成功した人間の口から「事実」が語られたことはない。

 SMAPや嵐の誰かが声をあげない限り、この醜悪な少年虐待問題の幕は下りないのだから。
ところで、5月8日、木曜日、午前11時頃、私は中野駅から特別快速に乗り、青梅へと向かっていた。

 五月晴れの素晴らしい日で、久しぶりに青梅へ行って、新緑を眺め、森林浴してみたいと思ったのだ。

 通過駅の一つである立川駅で、昭和記念公園のことなど思い出していた。その頃、私立第三小学校に2人の男が乱入し、大騒ぎになっていたことを、帰ってきてから知った。

 新潮によれば、主犯の男(46)は「飲み屋街の有名人」だそうだ。

「5月8日の午前11時前、2年1組の教室に2人の男が侵入し、特定の児童の名を叫びながら暴れ出しました。手に持った酒瓶を床にたたきつけて割った後、担任の先生に殴りかかったのです。その後、止めに入った校長や他の教職員に暴行を加えた挙げ句、職員室の窓ガラスを割るなどの行為に及びました」(警視庁担当記者)

 逮捕されたのは46歳と27歳の男で、

「この日、9時過ぎから校内の応接室で、2年1組の女子児童の母親と担任が面談に臨んでいました。内容は前日に起きたという『クラスメイトの女児とのトラブル』で、両者が面談するのは2回目だった。ところが、1時間ほど続いた面談では話がまとまらず、母親はいったん学校を後にしたものの、かねて知り合いだった46歳の男に連絡。男は一緒にいた27歳と共にタクシーで学校に乗りつけ、正門から入り込んだのです」(同)

 2人は立川署に逮捕され、アルコールが検出されたそうだ。46歳の男は、「制止されたから振り払っただけ」「知人の娘をいじめた子と話すために学校に行った」などと話しているという。

 新潮よれば、2人のうち“主犯”である46歳の男・Aは、立川の繁華街では有名人だったという。

「Aさんは、駅近くでカラオケバーや深夜営業のイタリアンレストランなど数店舗を経営するやり手オーナーです。面倒見がよく曲がったことが大嫌いな性分で、彼に心酔する部下も少なからずいる。立川の繁華街の人間であれば知らない者はいないほどで、いわば“顔役”のような存在です」(市内の繁華街関係者)

 顔の広いAは無類の酒好きでもあり、朝方まで飲み明かすのが常だったという。中でもAが好んだのは、駅近くに点在し、早朝から営業しているクラブであったという。

「Aさんは大体いつも、別の店で飲んだ後、泥酔したままなだれ込む形でクラブに寄っていました。ただ、しらふの時は穏やかなのですが、とにかく酒癖が悪い。何か気に入らないことがあると途端に“スイッチ”が入ってしまうのです。部下と飲んでいて熱くなってテーブルをひっくり返したり、酔って騒いでいた連れを店の男性スタッフが取りなした時、口の利き方が悪いとの理由で、そのスタッフを殴打したこともあったといいます」(同)

 さらには、数年前にこんな出来事もあったという。

「クラブで指名した女性が来ないことから『俺のことなめてんのか』と激昂し、店長の顔を数発殴ってヘッドロックするなど暴れ回った」(同)

 こんな朝っぱらから酔っぱらっている男に連絡すれば、どうなるか、連絡した母親というのはわかっていなかったのだろうか。自分の子どもが学校内でどういう立場に追い込まれるのか、考えが及ばなかったようである。浅はかな母親とアホな男だ。

 さて、昨年末から続く「中居正広・フジテレビ問題」。その多大な影響は、在阪系列局のカンテレにも及んでいるという。

「前社長の大多亮氏は、中居の性加害トラブル発生時のフジ専務で、事態を把握したにもかかわらず、中居の番組出演継続を決定した一人です。第三者委員会の報告書で厳しい評価を受け、4月4日に社長を退任した。そこで、日枝久氏の腹心として知られる会長の福井澄郎氏が社長を兼務することになりました」(カンテレ関係者)

 そのカンテレで専務の重責を担ってきたのが喜多だったという。

「23年6月に専務に就任し、社長補佐を任されました。大多氏が退任してからは実質的に局の№2。中枢の編成局や制作局を統括してきた。77歳と高齢の福井氏に代わり、60代半ばの喜多氏が社長に就く可能性も取り沙汰されていました」(同前)

 そんなカンテレNo.2がなぜ、突如として専務を辞任したのか。「一身上の都合」は本当に事実なのか。

 文春によれば、喜多自身も深刻なトラブルを抱えていたというのだ。事態が発覚したのは、今年4月7日のこと。カンテレの代表電話宛てに、“専務の喜多氏から性加害を受けた”とする通報があったという。

 文春は、被害を受けたと主張するA子に話を聞くと、

「私は当時、都内の出張型メンズエステに勤務していました。昨年2月2日、本名で予約した喜多さんに指名され、シェラトン都ホテルの一室に呼ばれました。指名はこの日が初めてだった。部屋でマッサージをし、フジの話題なども会話に出ていたのですが、途中から迫られ……。以来出勤がままならなくなり、体調も崩してしまった。松本さんや中居さんの問題があって、私もこのタイミングで訴え出ようと思ったんです」

 中居問題で親会社が混迷を極めていることもあったのだろう、カンテレは彼女の通報を受け、外部の弁護士を交えた常勤監査役を中心とする内部調査チームを発足させた。一体、ホテルの密室では何が起きていたのか。

 まず調査チームは4月14日、A子へのヒアリングを実施。その音声によれば、彼女は大略次のように自らの身に起きたとする出来事を報告しているという。

《マッサージ中にその場を離れると、黒い巾着袋のようなものを取って戻ってきて、中から数種類の大人のおもちゃを取り出した。すると、「マッサージしてあげるよ」などと言い、上に跨ってきて、スカートを捲り上げ、おもちゃを下半身に押し当てた。驚いて動けないでいると、さらに、胸を触られたりもした。何度も抵抗したんですが、行為は止まず、逆におもちゃの振動を強くしてきた》

 当然のことだが、一方の申告だけで事の真偽を判断しることはできない。調査チームは喜多に対するヒアリングも重ねていった。双方の主張を精査し、最終的にこう結論を導き出したようだ。

 5月8日、本件を担当した取締役の岡宏幸が自ら上京。A子に直接、調査結果を伝えている。やり取りは双方が録音。文春が入手した音声によれば、調査チームは、出張先のホテル名や会食相手など事細かに調査したとしている。ただ、喜多氏は昨年2月2日にシェラトンでA子さんからマッサージを受けたことは認めたものの、そこから先は《口を濁すと言いますか、「ここでは話したくない」と主張し始めた》という。

 密室での出来事だったため、《確定的な事実認定ができない》などと留保をつけつつ、岡は以下のように言葉を続けたそうだ。

《A子さんのお話を真摯に分析と言いますか、理解をした結果、A子さんが述べられた事実のことの方が喜多が話したことよりも真実性があるという風に捉えて、そういう考え方に基づいて、24ページにわたる調査報告書というのを作成いたしました。その末尾には、調査チームとしては性加害があったであろうと認められるという結果を載せた》

 調査チームは5月1日、福井社長に対してこの報告書を提出。福井社長は翌2日、喜多を呼び出したという。

《福井は何と申し上げましたかと言うと、内容を非常に重く受け止めています。喜多に対してはA子さんに対する謝罪と、会社における身の処し方をきちんと考えろと。これ、いわゆる辞職勧告なんです。喜多はその場では即答をせず、「一旦預からせてほしい」と申したそうです。弁護士と相談して回答したいということで一旦引き取って、その日は散会をしています》

 しかし、喜多はその後、福井社長に「性加害については事実として私は認められません」と連絡したものの、5月6日にメールで辞意を表明。3日後の9日、辞任(7日付)が発表された。

 だが、喜多側は文春に対して代理人を通じてこう回答しているそうだ。

「性加害と受け止められる行為があったとのA子氏の主張につきましては、喜多氏が認識している事実ではありません。その内容は、真実ではなく、真実相当性も欠くものと考えており、喜多氏の名誉を著しく毀損するものでございます。喜多氏の辞任は、一身上の都合であり、これ以上にご回答する必要性はないものと考えております」

 何か、フジテレビの第三者委員会に対して、異議を申し立てようと動き出した中居正広と同じようないい分である。これもフジテレビにまん延していた「女性軽視」という風潮の仇花のようではある。

 お次は、文春の石破茂首相の「闇献金」問題追及の第2弾である。

 先週、石破の古いタニマチで、石破のパーティー券を大量に購入していた地元の有力者の息子で、政治団体の「石橋茂政経懇話会」の代表も務めていた下根貴弘(66)が、闇献金の実態を文春に告白した。

 だが、石破は記者の質問にも、国会でも「記憶にございません」とにべもなく否定した。

 そのため、下根は5月12日の午後3時、衆議院本館の控室で会見を開き、

「もう実名で報道いただいて構いません。これは事実でございます。石破さんが嘘をついているか、私が嘘をついているか、2択しかございません。石破さん、私の目を見て、本当のことが言えますか?」

 そう石破に問いかけた。

 さらに具体的に金を渡した状況をこう説明したのである。

「最初に渡した100万円は、石破さんが初めて総裁選に出馬した際の08年9月。当時、自民党本部5階に急造された選対本部で渡しました。石破さんは、その100万円を何かの書類の間に挟んで、部屋の入り口にある受付にいた秘書の吉村麻央さん(現総理秘書官)に『これ、下根さんから預かったやつだから』と言って、手渡していました」

 また、09年4月、鳥取県で行われた下根の父・弘(91)の銅像の除幕式の際にも100万円を渡したという。

「この日、石破さんは他の出席者の方より少し早く帰らなければならなかった。それで私が、他の方より先に『先生、うちで昼食を食べていきませんか』とお誘いし、鳥取の父の自宅の2階に用意された大皿料理を2人で食べながら、100万円をお渡ししました」

 同じ年の9月に政調会長に就任した際はこうだという。

「父と一緒に自民党本部の政調会長室を訪ね、虎屋の黒と金の紙袋に羊羹を入れ、その脇に100万円を添えて、一緒に渡したのです。このとき、本当に羊羹だけだと思われても嫌なので、わざわざ袋を少し広げて『こちらに入っていますからね』と石破さんに伝えたことをよく覚えています」

 いずれの際も石破首相は遠慮せず「“秒”で現金を受け取っていた」という。

 文春は、他にも下根からパーティー券を買ってもらっていた議員を見つけだし、その金額が下根のいい分と一致するかを確認している。

 文春いわく、閣僚の極秘資料や新証言に照らしても、石破首相の「全否定」は限りなく危ういものであるという。

 下根はこう訴える。

「石破さんは、今は亡き渡辺美智雄先生の言葉をよく引用されていました。『勇気と真心を持って真実を語る』。今こそ自分の胸に手を当てて、真実を語ってほしいと思います」

 石破事務所に改めて質問すると、主にこう回答した。

「政治資金については、法令に従い、適正に処理し、その収支を報告しているところです」

 下根はこういう。

「私は偽証罪が問われる証人喚問への出席も覚悟しています。石破さん、私の目の前でどうか真実を話して。もう嘘はやめて下さい」

 カネにだけはきれいだと思われていた石破だったが、その化けの皮もはがれたようだ。

 さて、今週の最後の読み物は、元AKB48の人気者、指原莉乃(32)が、彼女の熱烈なファンだった俳優と、「14年推し」の真剣交際をしているという、文春のスクープである。

 自分が熱烈なファンだったアイドルと知り合った。それだけでも感激なのに、その憧れの女性と結ばれるなんて夢のような話は、ドラマだけかと思ったら、実際にもあったんだ。

 私は、ガキのときから吉永小百合の大ファンである。そんな彼女と知り合い、話を交わせるだけでも「死んでもいい」と思うのに、その小百合と結ばれたら、「地獄に落ちてもいい」と思うだろう。

 この幸せ者は、指原より2歳年下の俳優・犬飼貴丈(あつひろ・30)だそうだ。

 犬飼は12年に芸能界デビュー。「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞。17年には「仮面ライダー」シリーズ、「仮面ライダービルド」で主演に抜擢された。

「朝ドラ『なつぞら』『おむすび』の2作にも出演した新進気鋭の俳優です。現在、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジ系)へのレギュラー出演も相まって、主婦層からも支持が厚い」(テレビキー局関係者)

 そんな犬飼は学生時代から筋金入りの「さしこファン」でもあったという。昨年、テレビ『トークィーンズ』で初共演したそうだ。

 スタジオ収録前から「ついに神に会える。この瞬間のためにこの世界に入ったんだ」と興奮が抑えられない様子だったという犬飼はスタジオでは「握手会で弟子にしてくださいと言って。いいよ! って言われて、弟子になれたと思ったらはがされちゃって……」と思い出を振り返り、過去には頭に345(さしこ)という剃り込みを入れていたことを披露したという。

 そして、犬飼は憧れの指原と対面。握手会以来14年ぶりの対面に、「うーわ、無理無理無理! ホントにいるじゃん!」と照れまくったそうだ。

 さらに犬飼は指原と目を合わせることができず、「出てくるまで実在すると思ってなかったので。握手会とかでお会いするのは夢みたいな感じ」とドギマギ。一方の指原は「芸能界でこういうこと言ってくれるの、犬飼さんと高見盛関だけなんです」と笑顔を見せたという。

 これがきっかけとなり、何度か食事をし、今年に入ってから交際が始まったというのである。文春は目撃した!

 4月17日の夕飯時、指原の住む高級マンションの地下駐車場から迎車タクシーに乗り込んだのは、犬飼だった。サウナを訪れた後、帰り際にスーパーで食材を購入し、ふたたび指原のマンションへ帰宅。

「犬飼くんは料理男子なんです。餃子や魚を使った料理が得意で、指原さんにも手料理を振舞ってあげているんだとか」(別の知人)

 別の日にも犬飼が指原のマンションを訪れている姿を確認している。また、指原が犬飼の住むマンションを訪れることもあったという。

 今、犬飼は幸せの絶頂にいるに違いない。(文中一部敬称略)

(文=元木昌彦)

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元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2025/05/20 19:08