女性皇族の“危機”を救う宮内庁長官、女子アナ大量離職、高市早苗の全履歴…週刊誌が暴くニッポン問題

【今週の注目記事・1】「雅子さま(62)『高市さん(64)へ危急の密書を』総理昵懇新側近に託す女性皇族たちの悲嘆」(『女性自身』1月6・13日号)
【同・2】「女子アナ離職率『もうムリ度』徹底調査」(『週刊アサヒ芸能』1月1・8日号)
【同・3】「前橋ラブホ市長小川晶『ダブルスコアで圧勝』衝撃予測」(『週刊文春』1月1・8日号)
【同・4】「“究極の自分ファースト”44人が証言 高市早苗の全履歴」(『週刊文春』1月1・8日号)
【同・5】「だから維新の会は信用できない 所属議員の悪質な“国保逃れ”で『吉村代表』が焦りまくっている」(『週刊新潮』1月1・8日号)
【同・6】「嵐 大野が櫻井に逆ギレ『もう表舞台には立ちたくない』」(『週刊文春』1月1・8日号)
【同・7】「参政党議員(37)の乱れた女性関係」(『週刊新潮』1月1・8日号)
【同・8】「オイシックス社長高島宏平(52)の超乱倫生活」(『週刊文春』1月1・8日号)
【同・9】「井上樹彦NHK新会長のカラオケ十八番は『波乗りジョニー』」(『週刊新潮』1月1・8日号)
【同・10】「2016WHO’s NEXT 世界のキーパーソン8人 ドナルド・トランプ」(『ニューズウィーク日本版』12月30日・1月6日号)
【同・11】「吉永小百合×内田也哉子 結ばれるということ」(『週刊文春WOMAN』2026創刊7周年記念号)
昨年はお世話になりました&ハッピーニューイヤー。2025年はいろいろなことがあり過ぎた1年だったように思いますが、2026年は穏やかで平和な年になるよう願っています。
年末年始のお休みに週刊誌でも読んでリラックスしてください。
ということで、まず最初は週刊文春の女性版、文春WOMANから私の大好きな同年代の女優・吉永小百合(80)のインタビューからいこう。
2024年に15歳上の亭主・岡田太郎が亡くなった。享年94。だが、傘寿を過ぎてまだまだ老け込まないサユリに、われわれオールドサユリストたちは胸を焦がし続けている。
そのサユリが珍しく亡き夫の思い出を、樹木希林の娘の内田也哉子に語っている。腹立たしいが紹介してみたい。
サユリが岡田と会ったのは19歳の頃。フジのディレクターだった岡田と取材のためにヨーロッパへ同行して、親しくなった。
その前に、俳優の渡哲也と激しい恋をしたが、親に反対されて落ち込んでいたときだった。心の隙間に岡田が入り込んだのだろう。
吉永 青春映画からも脱皮しなければならないと思っていたのに、芝居だけでなく私自身が幼かった。でも、事務所にはスタッフが20人ぐらいいて、そういう大きな事務所を構えてしまった以上は自信のない仕事もいやな仕事もやらなければいけない。悩んでいたら、声が出なくなってしまったの。
内田 心因性なんですね。
吉永 声のスペシャリストの先生に診てもらったら、脳が声を出す命令をしなくなっているというのね。今の生活を変えない限りは戻りませんと言われた。
内田 大事件ですね。
吉永 それで、太郎が相談しやすかったから、相談したのね。そうしたら「休めないのなら、今できることを一生懸命にやれば、見てくれる人がきっとわかってくれる」と言われて、そうか、と肩の力が抜けた。同時に、もしかしたらこの人しかいないんじゃないかって思うようになった。
内田 では、小百合さんのほうが太郎さんに心を寄せていった?
吉永 全くそうよ。
憎いね! コンチクショー! 結婚して多くのことが変わったという。
吉永 変わったわよ。岡田小百合になって、一人の人間としていろいろなところに行くようになった。銀行にはちゃんと通帳を持ってね。それまで人任せだったから、28歳にしてそんなこともできていなかったのね。
内田 だってスター「吉永小百合」ですもの。では、人生がそこからスタートを切れたという感じなのかな。
吉永 本当の意味のスタートね。人間としてのスタート。もし、声が出なくなったときに太郎に相談しなければ、「吉永小百合」のままどうしようもなくなって、この仕事を辞めていたと思う。
子どもを産まなかった理由をこう話している。
吉永 太郎があまり欲しがらなかったこともあるし、私自身が自分の親との関係をいい形にできなかったということもあったから、二人で話し合って、子どもは持たないことにしようと決めたのよ。
内田 小百合さんご自身の親との関係というと、ご両親は結婚に大反対だったと聞きました。太郎さんがご両親に恨まれていた時期もあったそうですね。
吉永 今考えれば、すべて私が悪かった。声が出なくなるほど悩んだとき、あるいはそうなるずっと前に自分にはこの仕事はできないと思ったとき、自分は今苦しいんだとか、これはやりたくないんだとか、正直に言えばよかったんだと思う。
内田 ぜんぜん言わなかったの?
吉永 親に対して私は「いい子」をやってしまった。何も言わずに親の望むとおりに振る舞っていたのに、ある日突然、「私、結婚する」と言って出て行ってしまった。歳を重ねていくうちにだんだん親の気持ちがわかるようになって、かわいそうなことしたな、ていねいに説明すべきだったなと思うようになりました。
太郎か? 俺は昌彦っていうんだけど、一度でいいから吉永小百合から「まさ」って呼んでほしいな。
次に移ろう。
「TIME」の表紙には大谷翔平が入っているそうだが、「ニューズウィーク」にはトランプやプーチン、習近平、高市早苗などの政治家ばかり。
元CIAのグレン・カールは「2026年にはアメリカの有権者が現実に目を向け、熱狂的な支持者さえ反旗を翻すようになる――そう思わせる兆しが出てきた」というのである。
「残りの任期(2029年1月まで)、そしてアメリカの政治体制が一段と権威主義に傾くかどうかは、トランプが十分な数の有権者に、アメリカはこれまでになく強く、繁栄していると再び信じ込ませることができるかどうかに懸かっている」が、「2026年は人々の生活が苦しくなり、政治的な不安も大きくなって、ついにトランプの熱狂的な支持者さえも反旗を翻すのではないかと思わせる兆しがある」
さらに「トランプ・ワールド」の異変を強烈に印象付けたのは、「2025年後半、これまで断固トランプを支持してきたマージョリー・テイラー・グリーン下院議員がトランプとたもとを分かった一件だろう。
グリーンは、トランプが『世界中を飛び回って、外国の戦争を終わらせ』ようとしたり、『かつて米政府に指名手配されていた元アルカイダ指導者(現シリア大統領のことだ)』をホワイトハウスに招いたりするのは『アメリカ・ファースト』を裏切る行為だと主張した。
これにキレたトランプがグリーンを批判すると、熱狂的なトランプ支持者がグリーンや彼女の家族の殺害を予告。これでグリーンは目が覚めたらしい。
2026年秋の中間選挙に向けて、民主・共和両党は全米各地で自党に有利なゲリマンダー(選挙区割りの変更)を試みている。
ところがインディアナ州上院では、共和党に有利となる連邦議会下院の選挙区割り変更案が、共和党州議員の過半数の反対によって否決された。こうした区割り変更はアメリカの民主主義を傷つけると見なされたのだ。
これはトランプにとって2026年が極めて困難な年になる可能性を示唆している。
本来なら理念や規律を重視する共和党が、トランプのポピュリズム(大衆迎合主義)になし崩し的に乗っ取られて久しいが、インディアナ州のケースは、州レベルの共和党議員がトップの圧力をはね返した先例となった」
トランプ大統領の「MAGA(アメリカを再び偉大に)」戦略が、移民の増加や白人のマイノリティ化に怯える人たちに支えられてきたが、「いつの時代も、有権者の投票行動を最も左右するのは経済だ。矛盾に満ちた経済政策の影響が有権者に及び始めた」というのである。
しかも、トランプの経済政策は、米経済と世界経済の両方に大きなダメージを与えているという。矛盾に満ちた政策はコロコロ変わり、その影響は経済指標に表れるだけでなく、有権者が身をもって感じられるものになってきたそうだ。
「矛盾だらけの関税政策は米経済に影響を及ぼし始めている。消費者は物価の上昇を実感しつつあり、企業もコストの増加を吸収できなくなるだろう。トランプがなんと言おうと、関税を負担するのはアメリカの消費者なのだ。
トランプがFRBを弱体化させ、ドル安を誘導すれば、インフレはもっと悪化するだろう」
なんだか、今の日本を見ているようである。高市政権がインフレを加速させ、円安が進み、我々庶民の生活は日に日に苦しくなってきている。
防衛費よりも賃金をあげろ! 防衛費よりも社会保障を充実させろ!
アメリカで起きていることは必ず、少し遅れて日本でも起きる。あとはどれだけ国民が賢くなれるかだ。
お次はNHK会長が代わったお話。
次期会長になるのはNHK副会長の井上樹彦(68)で、内部昇格は18年ぶりになるという。
だが、NHK生え抜きの会長といえば、“島ゲジ”といわれた島桂次、“海老ジョンイル”といわれた海老沢勝二など、ワンマンで政治と強く結びついて、最後は辞任に追い込まれるという人間しか思い浮かばない。
新潮によれば、井上という人物も政治部畑で、菅義偉や麻生太郎などと親しいといわれているそうだ。
だが、そういう情報を流した共同通信にNHKが抗議し、「お詫び」や「訂正」を出させたそうだ。
早くも“イノゲジ”の片鱗をのぞかせたというところだろうか。
しかし内部では、くだけた物腰で、カラオケが好きで、「まるで昭和の営業マン」のようだといわれているそうだが……。
得意のカラオケは桑田佳祐の「波乗りジョニー」で、興が乗るとネクタイを頭に巻いて歌うこともあるそうだ。
だが、こういう人物は、会長になるとガラッと変わることもままある。まあ、受信料収入は減り続け、頼みの「NHK ONE」も普及がままならない。かつての島や海老沢のような権勢をふるうことは難しいようではあるが。
ところで、オイシックスというのはだいぶ昔に何度か使ったことがある。週に1回、野菜などを宅配してくれる。レシピもついて、時には変わった野菜なども入っていて気に入っていたのだが、次第に飽きがきて止めてしまった。
だが、レシピとそれに使う野菜などが入ったパックは、簡単で便利だった。
文春によれば、2000年の創業以降、売り上げは右肩上がりに伸びていて、2013年には東証マザーズ上場(現在は東証プライム)。24年には給食大手のシダックスグループを傘下に収め、同年の売上高は上場から12期連続増収となる2560億円、営業利益は前年比34%増と、破竹の勢いで成長を続けているという。
近年は食品にとどまらず、街づくり事業にも進出。日本一の米どころ・新潟を「食のシリコンバレー」にするという構想を打ち出して、スタートアップを呼び込むなど、多角化経営に舵を切っているそうだ。52歳になる高島宏平(52)が創業者らしい。
「東大大学院修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、大学時代の仲間とオイシックスを創業しました。不可能と言われた『食のオンライン販売』の市場を切り開いてきた、業界のパイオニアです」(経済誌記者)
だが文春によると、この高島社長、女好きで有名らしい。新鮮野菜を届ける会社の社長が、女にズルズルではイメージに傷が付かないか、心配である。何しろ、元社員がこう話している。
「昔から、アイドルや芸能人と付き合っている、という話はよく聞いていました。10年ほど前に結婚してからも女性関係は途絶えないようで、幹部も呆れています」
女性社員A子とも付き合っているそうだ。
「昨年頃から2人は交際していますよ。彼女もSNSのフォロワーが数万人いるインフルエンサーで、以前は、芸能関係の仕事をしていたと聞いています。髙島氏の本命はA子さんであり、多忙な予定を合わせながら深夜に会っています」(会社関係者)
その多忙ぶりはこうだ。12月12日の経済同友会のパーティ会場に高島社長の姿はあったという。
「午後十時過ぎに会がお開きになると、髙島氏はそそくさとタクシーに乗り込み、A子さんが住む都内のマンションへ滑り込むのだった。そして数時間を過ごすと、午前四時過ぎに髙島氏は自宅へと帰っていった」(文春)
文春は高島社長を直撃する。
――A子さんとはどんな関係ですか?
「仲のいい社員です」
――自宅にお泊りを?
「家が近いんで、飲み仲間で。泊まったわけではなく、酔っぱらって寝ていました。軽率だったなと思います」
オイシックスのイメージダウンは避けられまい。
高島社長は小泉進次郎のブレーンだという。「女好き」という共通点が2人を結び付けたのかもしれないな。
お次は高島社長をしのぐ女好きといえば、参政党の衆議院国対委員長、鈴木敦(37)が真っ先に挙げられるだろう。
今年7月に文春で不倫疑惑が報じられた。既婚者でありながら複数の愛人がいたことや、バツイチで前妻との間に子どもがいて、養育費が未払いであることなどなど……。
今度は新潮がグラビアを含めて、こう報じている。
お相手は20代前半の内藤明日香(仮名)で、鈴木によると私設秘書だそうだ。
12月13日、新潮は2人が千葉県旭市にある居酒屋で逢瀬を楽しんでいるところを目撃撮。
だが、その後、鈴木が運転する車が道に迷ったか不可解なUターンを繰り返し、物損事故を起こしたそうだ。
警察がきて、鈴木が説明を終えた後、「無残な車」に乗り込み、天然温泉で知られる全室オーシャンビューのホテルへ向かったという。
鈴木は新潮の直撃に、「党を通してください」と繰り返すだけだったそうである。
参政党の党関係者が口をそろえてこういったという。
「家庭があるのに欲望のままに女性に手を出した鈴木議員は、文春報道後も、その場しのぎのうそで周囲をごまかしてきました。2人目の奥さんとの関係が現在どうなっているのかは不明ですが、秘書とのただならぬ間柄は、国政に携わる人間にふさわしいとは思えません」
ふさわしいどころの話ではない。神谷参政党代表は、即刻、鈴木を除名すべきではないか。さもないと、第2、第3の鈴木が出てくる。否、もう出てきているようだな。
ところで、出る出るといわれていた嵐だったが、NHK紅白には出場しなかった。春から始まるラストコンサートは盛り上がるはずだったが、これも危ないかもしれないと文春が報じている。メンバーの思いが一緒になっていないことが大きいようだ。3月からだそうだが、果たして嵐は再結成できるのだろうか?
何しろ全員が40歳オーバー。中年オヤジになってようやく「自我が目覚めた」ようだ。こういう連中って、まとまらないんだよね。
文春によれば、「二六年五月で活動を終了する嵐。三月から五月にかけて全国五大ドームを回り、解散ライブを行う。
『二〇年末の活動休止後もファンクラブ会費だけで年間約二十億円の収入を得ているとされます。メンバーとしては待ち続けてくれたファンに恩返しをしたいという想いが強い。ツアーは約七十万人動員の見込み。少なくとも八十四億円以上を稼ぎだすことになります』(音楽ライター)
現在、都内ではライブの準備が極秘で行われている。
『現時点でジャニーズ事務所時代の後輩タレントさえ、ライブの詳細を教えられていない』(同前)」
一人一人が忙しいこともあるようだが、活動休止になったきっかけは、2019年1月にリーダーの大野智が「嵐を辞めて自由な生活がしたい」といい出したことからだった。
まあ、中年になって、ようやく自分の生き方を考えるようになり、当然のこととして出た言葉だったと思うが、その時は、メンバーの「一人でも欠けたら嵐は続けられない」と、2020年まで活動を継続した。
だが、それを再びバラバラにしてしまったのは二宮和也だった。
「十九年十一月、フリーアナウンサーだったB子さんとの電撃結婚を発表。自らの結婚より嵐を優先させた大野は二宮の“抜け駆け”に激怒。大野の想いを知る松本潤(42)も二宮とは口を利かなくなっていたほど。険悪ムードのまま活動休止に至りました」(同前)
二宮はその後、2人の子どもを授かる。
「今ではすっかりイクメン。幼稚園まで自転車で送迎したり、現在撮影中のドラマ『VIVANT』続編の撮影現場にも妻子を連れて来たりしているそうです」(同前)
二宮が旧ジャニーズ事務所を離れ独立したのは、妻のB子の考えが大きいようだ。
「B子さんが『ジャニーズを離れないと仕事がなくなる。あなたなら稼げる』と背中を押したそうです。独立後に際立つのは『仕事を断らない』スタンス。今年6月に初の新書『独断と偏見』(集英社)を発売し22万部のヒット。年明けからは『クイズ$ミリオネア』の二代目司会者も務めます」(二宮の知人)
俳優業のほうでも、11月から配信がスタートしたNetflixドラマ『イクサガミ』に出演した。同作は明治時代が舞台のアクション時代劇。二宮が演じたのは、志士によるバトルロワイヤルを取り仕切る謎めいた男。舌をキッキッと鳴らす“舌鼓(ぜつこ)”が印象的である。
松本潤も事務所を離れ、現スタート社に残留しているのは、相葉雅紀と櫻井翔だけ。
中でも、再結成にかける思いは相場が一番強いといわれているそうだ。
大野は沖縄県宮古島市伊良部島に、コバルトブルーの海を一望できる白亜のヴィラを完成させた。24年6月のことだったという。
真っ黒に日焼けし、櫻井が「あれじゃあ、人前に出られないじゃないか」といったという。
このヴィラを嵐の活動を終えた26年5月以降に本格営業するようで、1泊20万円にするという。
かくしてバラバラの嵐だが、さよならコンサートはやるのだろう。何しろ、ツアーをやり終えれば80億円以上、一人10億円以上が懐に入るのだから。
