Hey!Say!JUMP・山田涼介、ソロ第2弾シングルは初週1万DLで前作より微減……アルバムでNEWS・増田貴久の記録上回れるか
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Hey!Say!JUMP・山田涼介が、ソロ第2弾となるデジタルシングル「snow moon」を2月19日に配信リリース。「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」では2位につけたが、ダウンロード(以下、DL)数は前作より減少した。
Hey!Say!JUMP・山田涼介、ソロ第2弾シングルは初週1万DLで“前作超え”ならず
山田は「Ryosuke Yamada」名義で、昨年12月24日に初のデジタルシングル「SWITCH」をリリース。初日の「オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」で9,933DLを記録し、首位を獲得していた。
そして、今作は2月19日付の「オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位に輝き、8,118DLをマーク。翌日から4位、16位、18位と徐々にランクダウンしていたが、23日付の同ランキングでは10位に浮上した。
また、「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」(3月3日付)では初週1万55DLで2位にランクイン。なお、ソロ第1弾楽曲「SWITCH」の初週記録は1万2,910DL(1月6日付の週間ランキング)だったため、残念ながら“前作超え”はならず。
山田涼介、ソロ第2弾シングルのMV再生回数はHey!Say!JUMPの楽曲上回る
DL数は大きく伸びなかったものの、新曲「snow moon」は別の部門で好成績を収めているという。芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。
「ダンスチューンだった『SWITCH』とは対照的に、『snow moon』は山田の繊細な歌声が印象的なミディアムバラードです。2月12日、Hey!Say!JUMPのYouTubeチャンネルにてミュージックビデオ(以下、MV)がアップされました。雪景色を舞台にしたドラマ仕立てのMVで、恋人役として森絵梨佳が出演。山田のさまざまな表情が見られる映像に仕上がっており、公開2週間での再生回数は435万台(26日時点、以下同)と、グループのMVの再生回数を上回っています」
例えば、昨年10月30日配信の「Hey! Say! JUMP – Donkey Gongs [Official Music Video 4K ver.]」は270万台で、11月27日配信の「Hey! Say! JUMP – eek!! [Official Music Video]」の再生回数は323万台をマーク。これらグループのMVよりも、山田のソロ曲のほうが速いペースで400万台に届いたわけだ。
「そんな『snow moon』はファンの間でも好評なようで、コメント欄は『冬にぴったりな曲』『心地よいメロディーと山田くんの歌声が最高』『映像自体も素敵だけど、まず楽曲そのものが良くてMVを見ちゃう』といった絶賛の声が寄せられています。ファンとしては、楽曲を聴くのならばDLした音源よりも山田の姿が見られるMVを再生したい……という思いなのでしょう」(前出・同)
また、山田はデジタルシングルだけでなく、ソロとして初のアルバム『RED』を、4月16日にリリースする。初回限定盤1・2(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CDのみ)に加えて、CD+グッズがつく「ファミクラストア オンライン限定Deep RED盤」も発売予定だ。
NEWS・増田貴久に続き、SixTONES・京本大我もソロCDリリースへ
なお、昨今、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)ではグループに所属しているメンバーがソロで楽曲配信やCDをリリースする機会が増えている。2月12日にはNEWS・増田貴久が初のソロアルバム『喜怒哀楽』を出し、初週8.3万枚を売り上げて「オリコン週間アルバムランキング」(2月24日付)で1位を記録していた。
さらに、SixTONES・京本大我によるクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」の一環として、初のCD『PROT.30』(4月23日発売)のリリースも決定。同プロジェクトのサイトによると、京本自ら作詞・作曲を手掛けた楽曲たちが形態ごとのボーナストラックに収録されているという。
山田、増田、京本ともにメインボーカルとしてグループを引っ張る存在でもある。先輩・増田のアルバムは初週8.3万枚という好記録を残したが、続く山田のアルバムはこの数字を超えられるだろうか?
(取材・文=サイゾーウーマン編集部)