『人事の人見』Travis Japan・松田元太の“嗅覚”に期待! STARTOタレント出演、4月期プライム帯春ドラマ一覧


続々と初回放送を迎える4月期の春ドラマ。この記事では、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属タレントが出演するプライム帯(午後7~11時)放送の作品と見どころを一挙に紹介していきます。
STARTOタレント出演、4月期プライム帯春ドラマ一覧
Snow Man・阿部亮平出演
『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)
放送日時:月曜午後10時~、4月21日スタート
主演:北川景子
10年前に食品事故で子どもを失った主人公・中越紘海。事故を起こした惣菜店社長・結城旭(大森南朋)を恨む中、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐してしまった彼女は、自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながらも強く生きていく――という復しゅうと親子愛の壮大なストーリー。阿部は旭の長女・梨々子(平祐奈)の家庭教師・玖村毅を演じる。
Travis Japan・松田元太主演
『人事の人見』(フジテレビ系)
放送日時:火曜午後9時~、4月8日スタート
文房具メーカー・日の出鉛筆の人事部を舞台とした痛快オフィスエンターテイメント。おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(松田)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かう姿を描く。同僚や上司役には、前田敦子、松本まりか、桜井日奈子、新納慎也、ヘイテツ、鈴木保奈美、小日向文世らが名を連ねている。
20th Century・井ノ原快彦主演、Snow Man・向井康二出演
『特捜9 Final season』(テレビ朝日系)
放送日時:水曜午後9時~、4月9日スタート
2018年の放送開始以降、警視庁捜査一課特別捜査班の個性豊かな面々が、難事件に挑む姿を描いてきた『特捜9』シリーズは、8シーズン目の今作をもって完結。特捜班班長・浅輪直樹役の井ノ原をはじめ、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、向井、中越典子、原沙知絵らおなじみの面々が続投する。
Aぇ! group・佐野晶哉出演
『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)
放送日時:水曜午後10時~、4月16日スタート
主演:松本若菜
こしのりょう氏による同名漫画(日本文芸社)を松本若菜主演で実写化。どんな急患も絶対に断らず「絶対に助ける」という強い信念のもと、救命の現場=“修羅場”を制すスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍をノンストップで描く救命医療ドラマ。佐野はへっぴり腰のポンコツ研修医・薬師寺保役で出演。
Aぇ! group・草間リチャード敬太出演
『PJ ~航空救難団~』(テレビ朝日系)
放送日時:木曜午後9時~、4月24日スタート
主演:内野聖陽
航空自衛隊航空救難団に所属する救難員、通称「PJ(パラレスキュージャンパー)」を育てる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司(内野)と、訓練生たちの1年に及ぶ“地獄”の訓練の模様を描くレスキュードラマ。西谷ランディ―役の草間は、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、犬飼貴丈、前田旺志郎らと共に個性豊かな訓練生を演じる。
Snow Man・渡辺翔太出演
『なんで私が神説教』(日本テレビ系)
放送日時:土曜午後9時~、4月12日スタート
主演:広瀬アリス
主人公・麗美静(広瀬)が、無職生活を脱却するためにイヤイヤ高校の国語教師になり、2年10組の担任を務めることに。周りの教師たちのように、波風立てずに教師生活を送るはずも、問題児揃いの生徒たちにしたくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ奔走するリアル学校エンターテインメント。渡辺は愛されキャラの数学教師で2年9組の担任・浦見光役で出演する。
なにわ男子・道枝駿佑、Snow Man・宮舘涼太(第1話)
『キャスター』(TBS系)
放送日時:日曜午後9時~、4月13日スタート
主演:阿部寛
テレビ局の報道番組を舞台にした社会派エンターテインメントで、視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任した主人公・進藤壮一(阿部)が、“世の中を動かすのは真実!”という信念のもと、手段を選ばない型破りな方法で闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく物語。進藤に憧れている入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介として道枝がキャスティングされているほか、Snow Man・宮舘涼太がイケメンシェフ役で第1話にゲスト出演する。
4月期プライム帯春ドラマ、Snow Manメンバーが4作品に出演
4月期にプライム帯で放送される春ドラマのうち、STARTOタレントが出演する作品は上記の7作。飛ぶ鳥を落とす勢いのSnow Manから阿部亮平、向井康二、渡辺翔太、宮舘涼太の4人が各局ドラマに出演する。
向井が井ノ原快彦の部下役で出演する『特捜9 Final season』は、故・渡瀬恒彦さん主演で2006年から17年まで放送された『警視庁捜査一課9係』シリーズ(同)の続編で、18年から『特捜9』として放送を開始。通算20作目となる今回でシリーズの集大成を迎えることとなった。
また、宮舘は阿部寛主演『キャスター』の第1話にゲストとして登場するが、なにわ男子・道枝駿佑もレギュラー出演者の中に名を連ねており、ともに「日曜劇場」ドラマ初出演となる。
そのほか、Travis Japan・松田元太は、『人事の人見』で単独初主演かつゴールデン帯ドラマ初主演を飾ることに。松田の人間性にほれ込んだという制作陣が当て書きをしたキャラクターを演じるといい、脚本の冨坂友氏が松田に直接ヒアリングをして、松田の人となりを役に落とし込んだほどの意欲作だ。
さらに、昨年5月にCDデビューを果たしたAぇ! groupからは、佐野晶哉と草間リチャード敬太の2名がゴールデン帯の連ドラに初挑戦。先輩俳優たちの中でどのような演技を見せるのかに注目が集まる。
4月期プライム帯春ドラマ、ドラマライター注目はTravis Japan・松田元太主演『人事の人見』!

なお、ドラマライターの北村有氏が、上記7作のうち最も注目しているのは、松田主演の『人事の人見』だという。
「本作は人事部に焦点が当てられた、いわゆる“お仕事ドラマ”に分類されます。松田さん演じる人見廉が、大手文房具メーカー・日の出鉛筆に入社し、人事のエキスパートとして抜本改革していくというあらすじは少々地味かもしれませんが、これまで人事部がメインとなるお仕事ドラマはあまりなかったように記憶していますし、かつ働き方改革の昨今、『あえてここをついてきたか!』という新鮮さがあります」
同作は、今作が連ドラ初となる劇作家・冨坂友氏が脚本、『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系、2010年10月期)の河野圭太氏が監督を務める。北村氏は、「このタッグの前例がないゆえに、物語としてどんな転がり方をするか読めない部分はありますが、主演に松田さんが抜てきされたことで、良い相乗効果が生まれるのではないか」とも予想する。
「松田さんの演技はとても自然で華があります。ドラマ『ビリオン×スクール』(同、24年7月期)で紺野直斗役を演じているのを見たとき、佇まいや発声の仕方が役にマッチしているのはもちろん、生身の紺野がそこにいると思わせるオーラがあるように感じられました。技巧に長けているというよりは、持ち前の“嗅覚”で役そのものを理解するとともに、作品や周りの配役とのバランスをキャッチアップするのが上手な方なのでしょう。主演に抜てきされたのも納得ですし、お仕事ドラマの主役として、どんな演技を見せてくれるか楽しみです!」
いよいよ本日から放送を開始する『人事の人見』。その他STARTOタレント出演作も含めて要チェックだ。
(取材・文=サイゾーウーマン編集部)