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【視聴率】『波うららかに、めおと日和』が『日本一の最低男』超え……レビューサイトで「総合4点」高評価のワケ

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芳根京子(写真:Getty Imagesより)

 5月15日午後10時から第4話が放送予定の木曜劇場『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)。ネット上で賛辞が相次ぎ、業界内では「芳根京子の代表作になるのは間違いない」との声も聞かれる。

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芳根京子『波うららかに、めおと日和』総合4.0点の高評価

 同ドラマは、西香はち氏の同名コミック(講談社)を原作とする新婚ラブコメディ。男性免疫がなくピュアな主人公・江端なつ美を芳根、不愛想で無口で無表情ながら優しい夫・瀧昌を本田響矢が演じ、ほかに山本舞香、小関裕太、小宮璃央、生瀬勝久、和久井映見らが出演する。

 ネット上の視聴者からは「何か大きな事件があるわけでもないのに、ずっと観ていられる」「2人がかわいすぎて何回も見ちゃう。キャスティング最高!」などと賛辞が目立っており、レビュー投稿サイト「フィルマークス」では総合4.0点とかなりの好評価だ。ドラマライターの北村有氏は、同作の魅力をこう語る。

「これまでこういった、いかにも胸キュンを意識した純情恋愛ドラマは正直肌に合わず、ストーリーがおもしろいものは少ないなあと勝手ながら思っていました。しかし、本作はストレスがなく、むしろ芳根さん演じるなつ美、本田さん演じる瀧昌さまの一挙手一投足を目で追ってしまいますね。古き良き少女漫画をあらためて味わい直しているような、どこか懐かしいなかにも現代に通じる切なさを同時に享受しているような、なんとも言えない妙味があると思います。

 ポイントとなっていそうなのが、なつ美も瀧昌さまも、お互いにとっても相手のことが好きで大切に思っているのに、素直に言葉にできないあまりすれ違っている様子、しかし時に運命的な偶然によってお互いの心が重なり合うような瞬間があるところでしょうか」

視聴者が「見守りたい」と感じる“親目線”

 8日放送の第3話では、なつ美と瀧昌が初めて一緒にテーラーへ。そこで一生懸命に接客する小さな男の子に出会う様子が描かれた。前出の北村氏が話す。

「この回で言えば、どちらかというと子どもは苦手な瀧昌さまだけど、テーラーにいた子どもと触れ合うなつ美を見て『子どもがいる生活も良いかもしれない』と考えを柔軟にする点、時を同じくしてなつ美も『瀧昌さまに似た子なら男の子でも女の子でもかわいい』といった趣旨のことを話し、夫婦として、家族としての関係性をより良くしていきたいと、自然と価値観をすり合わせているようなところが、なんともこの2人らしい微笑ましいやり取りだと思いました。

 同作の評価が高い理由も、おそらく真摯で一生懸命な2人の交流を『見守りたい』と感じる“親目線”な視聴者が多いゆえではないでしょうか。ここまで純粋なときめきをくれるドラマも昨今なかなかないな、と感じています」

『波うららかに、めおと日和』初回視聴率は5.9%で前作超え

 なお、芳根といえば、数々のドラマで主演を務めてきたものの、「ヒット作不足」が指摘されることも少なくなかった。テレビ誌の記者が言う。

「同作の初回視聴率は世帯5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人3.2%で、同枠前クールの『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の初回を上回りました。これまで実力を広く認められ、好感度も申し分ないながらもなかなかヒット作にめぐまれなかった芳根さんですが、今作は評判を見る限り俳優人生においての“代表作”となりそうです」

 ピュアなラブストーリーが多くの視聴者を悶絶させている様子の『波うららかに、めおと日和』。満足度が高さでは、春ドラマの中でもトップレベルといえそうだ。

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サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2025/05/12 15:16
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