Aぇ! group、お見送り会でスタッフの“剥がし行為”にファンから不満噴出！ 「シュシュ女よりひどかった」の愚痴も
Aぇ! groupが、1stアルバム『D.N.A』（2月18日発売）リリース記念のイベント＆お見送り会を東京と大阪で開催。特に大阪では、お見送りの際の“剥がし”が速かったとして、一部ファンから不満の声が上がった。
Aぇ! group、お見送り会実施もスタッフの対応に「最悪」と不満噴出
Aぇ! groupの所属レーベル・UNIVERSAL MUSIC JAPANの公式サイトは、今年1月31日に『D.N.A』のリリース記念イベント＆お見送り会の実施を発表。同作の初回限定盤A・B、通常盤のCDケース付属の帯裏に記載されているシリアルナンバーを使って応募するもので、抽選で当選したファンをイベントに招待するというキャンペーンだ。
その後、イベントの詳細が徐々に解禁され、2月7日には東京会場（5月19日）の当選者が約4,000人、大阪会場（20日）は約3,000人になることが判明。「メンバートークや楽曲のパフォーマンスなど、盛りだくさんな内容を企画中！さらに来場者のお帰りの際にはメンバーによるお見送りも予定しております」と告知していた。
SNSに投稿されているレポートによると、1日目の東京は、予定よりも多い5,000人近くのファンが参加し、さほど大きなトラブルやファンの間でシビアな意見が出ることもなく無事に終わったようだが、大阪のイベントについては、主にスタッフの対応に疑問の声が噴出。メンバー5人によるお見送り時に、スムーズに列を進めようとしたスタッフがファンに移動を促した“剥がし行為”に対しての愚痴が散見される。
X（旧Twitter）などでは「大阪1部のお見送り会体感爆速でした」「大阪2部に参加。お見送りは最後のほうで、止まらず歩いているのに背中や腰を押されて、一瞬で終了した」「スタッフの声がデカすぎてメンバーの声が聞き取れなかったし、お金払ってCD買ってまで行っているのに最悪だった」「お見送り会のスタッフ、ブースに入る前からめちゃくちゃ押すし、声がデカくてうるさい」などと辛らつな感想が目立っていた。
中には、「殴られるくらいの勢いで押し出された」「シュシュ女よりひどかった」という声も。この「シュシュ女」とは、5月9日から11日にかけて、千葉・幕張メッセで行われたK-POPイベント『KCON JAPAN 2025』での出来事を指している。
韓国のボーイズグループ・ZEROBASEONEのお見送りイベントの際、メンバーの前を通過するファンを急かすように誘導する女性スタッフの様子が話題に。シュシュで髪を結んでいた女性スタッフは「シュシュ女」という名前をつけられ、“剥がし”をする模様を収めた動画がSNS上に複数アップされると、瞬く間に拡散されていったのだ。
ほかのアイドルファンも食いつくなど大きな騒ぎになった結果、イベント側は12日に公式サイトで「『KCON JAPAN 2025』MEET & GREET HI-WAVEの一部の回における運営スタッフの対応につき、アーティストおよびファンの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」などと、謝罪するに至った。
「剥がし、速くない？」――『KCON』で話題の「シュシュ女」を引き合いに出す声も
SNSを利用しているアイドルのファンならば、『KCON』の一件を把握していた人も少なくなかったのだろう。騒ぎから数日しか経っていない中、Aぇ! groupの大阪でのリリースイベントに駆けつけた一部ファンは“剥がし”の強さや速さを伝えるわかりやすい例として、「シュシュ女」を引き合いに出してしまったのかもしれない。
「ただ、参加者全員に対して“剥がし”がキツかったわけではなく、東京・大阪いずれもお客さんの進み具体、開始直後や終盤ではスタッフの誘導の仕方も変わっていたようです。会場が変わるとスタッフも入れ替わっていたのか、東京よりも大阪のほうが参加者からのクレームが多い印象でした」（芸能ライター・阿部ベア氏）
なお、東京のお見送り会はメンバーとファンが“長机1つ分ほどの距離”だったというレポートも上がっていた一方で、大阪では少し離れた位置にメンバーが横並びになっていたとか。
大阪に行ったファンは「剥がし、速くない？ 東京に行った方のレポートを見ると、大阪のほうがメンバーとファンの距離が遠かったのかなと思った」「剥がしがひどすぎて心が折れてしまった。すごく楽しみにしていたのに、東京の楽しそうな様子と差がありすぎて、悔しいし悲しい」と落胆。東京と同様の待遇を期待していたファンは、よりショックを受けたのだろう。
STARTO ENTERTAINMENTでは、Kis-My-Ft2がアルバム『MAGFACT』のハイタッチ会参加券付きソロビジュアル盤をリリース（5月21日）。8月に東京・愛知・大阪でメンバー全員参加のハイタッチ会を行う。タレントとファンが至近距離で会える機会が増えているだけに、事故などが起きないよう、また参加者全員が笑顔になれるように万全の態勢で臨んでほしいものだ。
（取材・文=サイゾーウーマン編集部）
