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timelesz、ツアー開幕もファンの反応に“温度差”……Sexy Zone時代の楽曲披露&歌割り変更に否定的な意見も

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Sexy Zone時代の菊池風磨(左)、佐藤勝利(左から2人目)、松島聡(右)(写真:サイゾーウーマン)

 今年2月から8人組となった新生・timeleszにとって初のアリーナツアー『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~』が、6月28日にスタートした。Netflixで独占配信された『timelesz project -AUDITION-』(以下、『タイプロ』)を経て5人の新メンバーが加わったが、今回のコンサートでは、おおむねオリジナルメンバーのファン、新たなファンらの反応は二分しているようだ。

timelesz、8人体制初のツアー開幕! 菊池風磨の“声がけ”が話題に

 昨年3月31日をもって中島健人が卒業し、Sexy Zoneからグループ名を変更したtimelesz。同年4月1日より佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動を始め、同時に新メンバーを募集するオーディションの開催を宣言した。

 その審査の過程を追う番組『タイプロ』は9月13日に配信がスタートし、今年2月15日公開の最終回で新メンバー5人の加入が明らかに。一般公募枠の猪俣周杜、篠塚大輝、橋本将生と、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)の「俳優部」に所属し、4次審査からオーディションに合流した寺西拓人、原嘉孝がtimeleszの仲間入りを果たした。

 そうして8人体制となったtimeleszは、アルバム『FAM』(6月11日発売)を引っさげ、6月28~8月24日にかけて初のツアーを開催。しかし、寺西と原は先にそれぞれの舞台への出演が決まっており、timeleszとしては一部の公演に参加できない日があるなど、異例のスケジュールとなった。

 開幕の地である千葉県・ららアリーナ 東京ベイ公演も、原が舞台『Take Me Out』(同27~29日に兵庫県で上演)のため、コンサートを欠席。timeleszは7人でステージに立った。

 会場にはSexy Zone時代から見守ってきたオリジナルメンバーのファンはもちろん、かねてより寺西を応援してきたファンや、『タイプロ』を見て個々のメンバーやグループにハマった新規ファンなど、それぞれがさまざまな思いを胸に駆けつけたようだ。

 そんな中、菊池が公演内で「『タイプロ』見てない人~?」と客席に向けて確認する場面があったという。

「もともと、新メンバー募集のオーディション実施にあたってはオリジナルメンバーのファンなどから反発の声があり、新体制に移行してもなかなか受け入れることができない人たちがいるんです。SNSに上がっているレポートによると、菊池の『「タイプロ」見てない人~?』という声がけに対して、一部ファンは『は~い』と、リアクションしていたとか。すると、菊池は『見てない人はまだあの感動を味わえるんだね』などと、ポジティブに発言していたそうです」(芸能ライター・阿部ベア氏)

 SNS上では「『タイプロ』を見てた、見てない人のくだり、なんとも言えない空気だった」「風磨の『「タイプロ」見てない人~?』で明らかに意思のある『はーい』が若干返ってきて、気まずい空間になってた。わざわざそんなこと聞くな(笑)」「『タイプロ見てない人いる~?』って聞かれて元気に手を挙げるファン、思想強いなと思ってちょっと笑っちゃった」「まだtimeleszのペースについていけてない人のことはもう頭にないんだなと思った。元気よく返事してた人はメンタル強すぎだと思ったし、風磨の返しも強かった」と、話題になっている。

『タイプロ』“八百長疑惑”払しょくか

timelesz、ツアーでSexy Zone時代の曲披露&歌割変更にさまざまな意見

 また、Sexy Zone時代の歌割りとの変化に戸惑う声も。シングル曲「本音と建前」(2023年9月発売)の大サビ「3・2・1 Sexy」の「Sexy」の部分は中島のパートだったが、今回の千葉公演だと新メンバー・橋本が担当していたという。

 「本音と建前」は椎名林檎が作詞・作曲を手掛け、ファンの間でも人気のある楽曲だといい、この情報がSNSに広まると、「新メンバーが言う『本音と建前』の『Sexy』が無理だった。Sexy Zoneの曲はオリジナルメンバー5人のものだから、お願いだから歌わないで。timeleszのものじゃない」「『本音と建前』の『Sexy』を新メンバーが言うのは最悪」「『本音と建前』の『Sexy』は中島健人のパート。新メンバーが言うぐらいならオリジナルメンバー3人の誰かが言って」と、否定的な感想が寄せられていた。

 しかし、こうした声とは逆に「将生の『Sexy』は色気がすごくて本当に合ってた」「将生の『Sexy』は最高だった!」「将生の『Sexy』はマジで歓声がすごかったし、私の周りにはネガティブなことを言ってる人はいなかったよ」と好意的なコメントも見受けられる。

「やはり、会場内にはSexy Zoneへの思い入れが強いばかりに今のtimeleszに抵抗がある人と、対照的に新メンバーを含めた現在のグループを推している人らが入り乱れていたようです。Sexy Zoneが初期から歌っている楽曲『スキすぎて』(12年発売の1stアルバム『one Sexy Zone』収録曲)の振り付けを踊れないファンが多かった……などと嘆く古参ファンが存在する一方、純粋に公演を楽しんだファンのハイテンションぶりが伝わる感想もあり、温度差がある印象です」(前出・同)

佐藤勝利「楽になった」発言が物議

timelesz、ツアーに公式リセールサービス導入へ……購入者から報告も

 実際、SNSを見ると「新メンバーが嫌とかじゃなくて、Sexy Zone時代の曲はできれば歌ってほしくなかった。Sexy Zoneの曲は宝箱にとっておいてほしかった」「隣の古参ファン、古参アピールがマジですごくて怖かった。ライブ中もずっと座ってるし。前の席の新規さんはうちわを振り上げすぎで気になった」「新体制timelesz、多幸感がすごい! みんな楽しそうにしていて、こちらも楽しい」など、多種多様な書き込みが上がっていたのだった。

 なお、今回のコンサートはSTARTOがチケット公式リセールサービス「RELIEF Ticket」(リリーフチケット)の導入を宣言してから、初の対象公演となっていた。これは、チケットに当選したものの、都合により行けなくなったファンが他者にチケットを譲ることができる公式のサービスだが、会場では「RELIEF Ticket」を介してチケットを購入した一部ファンに向けて、入場時に「本人確認」を行っていたという。

 リセールを利用したX(旧Twitter)ユーザーが「リセールは本人確認あり」と報告していたものの、中には「リセール、本人確認なかった」「リセール、本人確認をバチバチにやるかと思って準備していたら、されなくて拍子抜けした」とのレポートもあった。

 次は愛知・ Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)Aホール(7月5~6日)公演が控えており、こちらは原が出演するも、寺西が不参加に。今ツアーでは、福岡・マリンメッセ福岡A館の同13日公演で初めて“完全体”になるため、会場のファンが8人のtimeleszをどう受け止めるのか、注目が集まる。

(取材・文=サイゾーウーマン編集部)

 STARTOリセールサービスに早速退会報告

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2025/07/01 13:08